風邪の効用
風邪をひかないようにとか、転ばないように、虫にさされないようにとか
子育ての中で、無理な話です(笑)。
子育てだけではなく、大人もそうですよね。
一見、不調にみえるそういう病気らしいものが、意外と
身体の老廃物を流してくれていたり、身体の歪みをなおしてくれたり、悪い事ばかりではないというか
かえってありがたい事だったりします。
どう観るか？です。
この風邪のお陰で、強くなれるぞ、たくましくなれるぞってみていきたいものです。
そんな親の物の見方が、子供に見せている後ろ姿です。
うつってしまうしまうような病気になって、外に出れなかったりするのも
どうしようもないことを辛抱する力、我慢できる力につながっていったり
そうやって逞しくなっていくのです。
危ない危ないと、平らな所ばかり歩かせるより
でこぼこみちを歩かせてあげたほうが、バランス感覚も育ち、脳の発達にもなるようです。
先を心配するのではなく、今をみてあげてくださいね。
赤ちゃんも、子供もいつも今にいます。
今日も、とっても楽しいベビーマッサージ教室でした。
初めてなのに、赤ちゃんもとってもリラックスしていていい感じでした。
緊張していても、いい感じなんですけど(笑)
娘たちに言わせると、「お母さん、何でもいいんじゃん」
(笑)
確かに、
まあ、せっかく来たのだから、ちょっとでもうまいことできたら嬉しいのですが
でも、どっちでもいいのです。
何がいいとか悪いとか、こちらの都合で判断しがちですが
あくまでこちらの都合です。
赤ちゃんは、ずっと笑ってるのも変だし、ずっと泣いているのも変だし
いつも機嫌がいいわけにはいきません。
赤ちゃんは、泣きたいときに泣いて、笑いたいときに笑って、おならしたいときにして
それでいいんです。
今日のお教室では、
なかなか寝ないという赤ちゃんのことをママが心配されていました。
すごく、よくわかります。
それで、いろいろアドバイスらしきことを伝えさせていただきましたが
最後に、そのアドバイスをひっくり返すようだけど
「寝かせようとしない」なんてお話をさせていただきました。
あきらめるというか、
寝かせなきゃという思いを手放す。
これは、子供の寝かしつけに限らす
何とかしようと思ったり。問題だと思うことが起きた時は
それは、いったん、横に置いといて
手放してみる。
極意かも(笑)です。
