ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「キョウチクトウ(夾竹桃)」 キョウチクトウ科 

2018-08-06 16:09:56 | 日記
  「キョウチクトウ(夾竹桃)」 キョウチクトウ科 ☆8月9日の誕生花☆
       花言葉は… 注意・危険・用心・油断大敵・危険な愛



 今朝の最低気温は午前5時の26.3℃。  最高気温は午後2時の35.2℃。
雲の多いお天気ですが、雨を降らせるような厚い雲では有りません。
昨夜は扇風機を一晩中回していたのですが、それでも蒸し暑く、再三目を覚ましました。
夜中3時から明け方6時までの湿度は92%。 寝苦しい夜でした。


 今日は 『73回・広島原爆の日』 です。 
以前は “原爆記念日” と言っていたと思いますが “記念日” というと
“結婚記念日” とか “創立記念日” のように、おめでたい事に使う事が多く、
違和感が有ると云う事で、最近は 『原爆の日』 と言う事が多いようですね。
でも 『原爆の日』 も “原子爆弾” が発明された日のようで、これまたしっくりしませんね。 
本来、核廃絶を願い、悲しみを祈る日と云う意味から 『原爆祈念日』 とするのが良いのか
…などと思っています。

 午前8時15分、テレビの “黙祷” の声に合わせて手を合わせ、
核廃絶と原爆で亡くなられた方々のご冥福をお祈りしました。
今日は散歩は中止し、テレビの高校野球を観ています。


 今日の花は “広島の市花” 「キョウチクトウ(夾竹桃)」 です。



広島を故郷に持つ者にとっては 「夾竹桃」 は特別な花です。
昭和20年、広島市に原爆が落とされ、70年間は草木も生えないと言われた焦土に、
いち早く 「夾竹桃」 の花が咲き、広島復興のシンボルとしてこの花が市花に選ばれました。
原爆ドーム周辺にも沢山植えられています。




復興のシンボルであるこの花は、一方で猛毒を持つ木でもあります。
調べてみると木全体に “青酸カリ” より強力な毒 “オレアンドリン” という
劇毒を持っていて、体内に入ると心臓発作や下痢、痙攣などを引き起こすそうです。
実際にキャンプをしていて、この枝で作った箸で中毒を起こしたとか、
バーベキューの串に使い、死者が出た事故などが報告されていました。
原爆投下、復興のシンボル、劇毒を持つ花 …何か皮肉な物を感じます。


以前、俳句を読まれる沖縄にお住いのジョグノ友達が
【夾竹桃 フェンスを隠し 基地隠し】 という句を詠んでおられました。
ある俳壇で入選した句だそうです。 「夾竹桃」 が基地のフェンス周りに植えられ、
基地を隠しているように思える …との句ですが、ここにも「夾竹桃」が…。


私は 「赤い夾竹桃の花」 より 「白い夾竹桃の花」 の方が好きです。

この木は乾燥や公害に強く、街路樹などで良く見掛けます。
「夾竹桃」 の名前は、葉がタケに、花がモモに似ていることにちなむそうです。
原産地はインド北部で、日本へは中国を経て江戸時代中期に伝来したそうです。

今日の歩数   0歩。

コメント (2)
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