「自民党農政では農家を続けられない」「今回ばかりは自民党を減らしたい」。米価暴落に直撃されている東北の米どころ・青森県十和田市では、総選挙を目前にして農家から自民党農政への怒り、日本共産党への期待が広がっています。
日本共産党の舛甚(ますじん)英文前市議は17日、米農家の男性(67)を訪ねて、政府による過剰米買い入れや価格保障・所得補償の実現が書かれた農業問題の「しんぶん赤旗」号外を手渡して対話しました。男性は「今年は燃料の油の値段が高く、農家は大変だった。それに加えて米価の暴落。60キロ1万円を切ったら赤字だ」といい、「俺は自民党員だが、今回は下野したほうがいい」と怒りました。
舛甚さんと党上十三(かみとうさん)地区委員会の中野渡(なかのわたり)旬常任委員はこの間、農家と精力的に対話しており「この米価ではやっていけない」「このままでは農家も地域もつぶれる」との悲痛な声が多数寄せられています。
2人は同日、小笠原良子党市議とともに別の農家とも対話。この男性も米価暴落について、「市が赤字の半分を補助してくれることになったが、半分では間に合わない」とため息をつきます。3人が、日本の農業を守り発展させる日本共産党の政策を語り、「いま東北の日本共産党衆院議員は高橋ちづ子さんだけ。共産党を大きくして今度の総選挙でもう1人送り出したい。周りに声をかけてほしい」と訴えると、男性はうなずいて資料を受け取りました。
— しんぶん赤旗より —