9条改憲NO! 全国市民アクション」と「総がかり行動実行委員会」が新たにとりくむ「憲法改悪を許さない全国署名」の署名用紙ができました。総選挙結果を受け改憲の危険性が迫っているとして、国民的世論と運動を広げていくために新署名に取り組むことにしたものです。署名用紙は、「9条改憲NO! 全国市民アクション」「総がかり行動実行委員会」のホームページからダウンロードできます。(署名用紙)
全国署名は総選挙後の改憲をめぐる緊迫した情勢にふれ、国会が改憲の発議をすることを許さないと強調。(1)自民党が提唱する憲法9条に自衛隊を書き込むことなど改憲4項目に反対する(2)憲法を生かし、平和と民主主義、人権、環境、暮らし・衛生などの向上を実現する政治を求める―としています。
両団体は、わかりやすい宣伝物の発行や学習会、ミニ集会を旺盛に開いて告発していくとしています。
日本共産党は新しい全国署名に協力する立場で、党ホームページからもダウンロードできるようにしています。
改憲あかん
一戸一戸訪ねて「新署名」集める
@大阪・西淀川
大阪市西淀川区の「戦争あかん!西淀川実行委員会」は28日、「改憲NO! 全国市民アクション」と「総がかり行動実行委員会」が呼びかけた「憲法改悪を許さない全国署名」(新署名)を地域に入って集めました。
参加者は5組に分かれて御幣島(みてじま)6丁目の市営住宅を戸別訪問。総選挙後の9条改憲の危険な動きを伝え、協力を呼びかけました。
「先の戦争で父親が中国で戦死し、顔も知らない。戦争は絶対にあかん」と協力する人や、「憲法9条についてよく知らない」と言っていた若い父親が署名に応じるなど1時間余りで新署名58人分、政府に核兵器禁止条約の批准・署名を求める署名55人分が集まりました。
行動前の打ち合わせで門谷充男実行委員長が「多くの人に改憲の急な動きを知らせていくことが求められている」とあいさつ。日本共産党の北山良三元大阪市議が「改憲の突撃隊となっている維新の会発祥の大阪で、草の根から声を上げ、来夏の参院選で野党共闘をさらに強め、憲法を守る政治にしていくために重要な行動」と強調しました。
— しんぶん赤旗より —