絵本の時間

小学校で よみきかせをしています。
毎週月曜日の朝の読書の時間は、
読み手にとっても 心温まる時間です。

忘れないこと。

2008年09月11日 | 本の紹介

小学校で読んだ 「よみきかせ」の記録をしていますが
合間に 本の紹介をしています。


何年経っても 思い出さずにはいられません。
その後の報道等でみる、様々な憶測 ・ ・ ・ 本当の本当の真実を知ることはできませんが
そこで起こった 悲しい事実 と それを知ったときの 自分自身の憤り、混乱
何年経っても 忘れることはないでしょう。

忘れないでいたい という思いとともに、 子どもたちにも 知っていて欲しいと願っています。
報復が報復を生むという 悲しい連鎖のためではなく
人の持つ 優しい気持ちと 守る強さを知るためにも。

そして 思い出すのは この2冊の本です。

   
 『しょうぼうていハーヴィ ニューヨークをまもる』 マイラ・カルマン/作・絵 矢野顕子/訳

 
 『9月のバラ』  ジャネット・ウィンター/原著  福本友美子/訳

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 木かげの家の小人たち | トップ | 先生と老犬とぼく »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ROKO)
2008-09-16 15:02:57
その出来事の引き起こした悲しみは、いまも多くの
人の心を傷めつけていますね。

Nさんのおっしゃるように、私たちが忘れない
でいると同じくらい、子どもたちにも知らせていく
ようにしたいです。
9月のバラ、図書館にないのです。
リクエストします。


返信する
*ROKOさんへ ()
2008-09-17 14:00:29
日本の夏の大事な日々と同じくらい
どうしてだか、忘れられないと思っています。
アメリカ、行ったこともないのにね~

子どもたちが、この先あの映像をテレビで見るとき
映画みたいですごい!・・・と思わずに
事実を知っていて欲しいと思っています。

「9月のバラ」読んでみてくださいね。ありがとう。

同作者の「バスラの図書館員」って本、ご存知ですか?
あとでご紹介しますが、これもイラクで起こったことが
絵本になっています。
今年は、この本(「バスラの・・」)を家で読んでみたのです。
返信する
予約しました (ROKO)
2008-09-18 09:15:03
9月のバラを探している時に、「バスラの図書館員」
を見つけました。こちらは図書館にあったので、
今日うけ取りに行くのです。

以前、同作者と知らずに「ママ」という絵本を読んだ
ことがあります。こちらは、台詞が「ママ」しかない
の。
けれど、あとがきを読んで「びっくり感動」のやはり
事実をもとに、描かれた本でした。
返信する
*ROKOさんへ (N)
2008-09-18 11:49:14
そうですか、どうもありがとうございます。

「ママ」探してみたら、近くの図書館にありました。
早速借りてみることにします。

この作者のことは、深く知りませんが
忘れてはいけない出来事を書きとめて、子どもにも
わかるようにしているのに、それは決して誰かを悪者にし
たりするのではなく、「9月のバラ」なら優しさを・・・
「バスラの図書館員」なら本に対する愛情と勇気をうたっ
ているようで、とても好感がもてるのです。


返信する

コメントを投稿

本の紹介」カテゴリの最新記事