とても とても 緊張します。
簡単に言えば ただページをめくるだけのことなのですが
口を開かない《間合い》の時間 ・ ・ ・ それはそれは大切な気がします。
先日の クリスマス前のよみきかせに選びかけた 字のない絵本。
美しい絵を 教室で見るより もっと近くで見てほしいと思い
やはり・・・ と やめてしまいました。
昨年のクリスマスに 買い求めた本です。
天使のクリスマス ピーター・コリントン/作
煙突のない家に、サンタクロースはどうやって訪れてくれるのでしょう?
なるほど・・ こんな天使は きっときっといてくれるに違いないのです。
サンタクロースの表情に、子供たちに見つからないように苦労していることもわかる
ユーモアも含まれた 美しいおはなし。
今年 買い求めた1冊は
聖なる夜に ピーター・コリントン/作
同作者の やはり 字のない絵本。 「天使のクリスマス」より、少し大人っぽい内容です。
クリスマスの夜、おばあさんのなけなしのお金を バイクに乗った青年に奪われてしまいます。
それでもおばあさんは 教会の中で荒らされた聖人たちを 整えてあげ
そして 雪の中で倒れてしまいます。 さて、その夜に起こった<Miracle>は・・
優しい心と正しいおこないは 美しい聖なる夜を運んできてくれるのです。
絵を見るだけでも あっと息をのむ瞬間があります。 ほっと安堵する時があります。
心の中に灯りがともるような あたたかさ。
クリスマスを待ちわびる時間は 決して贅沢ではなくとも こころ豊かに過ごしたいものです。