絵本の時間

小学校で よみきかせをしています。
毎週月曜日の朝の読書の時間は、
読み手にとっても 心温まる時間です。

1月 31日

2011年01月31日 | 今日の本

1年 1組 (平)

 
      『おおかみのおいしゃさん』       『誰でも知ってるあの有名なももたろう』

1年 2組 (古・船)

  
    『じゅげむ』         『ぼくはおこった』         『わたし』

 
『さっちゃんのまほうのて』

1年 3組 (小・東)

  
     『てぶくろ』         『まくらのせんにん』         『さむがりおばさんとクロ』


   『ねこのジンジャー』

2年 1組 (影)
  
『雪の上のなぞのあしあと』  『もりのおくのおちゃかいへ』         『いちにちおもちゃ』

 2年 2組 (今)

  
マクドナルドさんのやさいアパート』   『なにをたべてきたの?』        『おたすけこびと』

4年 1組 (松)

    
  『パパ、お月さまとって!』      『ぶたのたね』        『さむがりやのねこ』

  
       『とりかえっこ』          『よかったねネッドくん』

4年 2組 (岩)

  
 『こうさぎファーンはじめてのふゆ』      『オー・スッパ』       『いじわるなないしょオバケ』

6年 1組 (須)

    
誰でも知ってるあの有名なももたろう』 『カミナリこぞうがふってきた』   『うごく浮世絵!?』

6年 2組 (中)
   
『このあいだになにがあった?』      『ぶた にく』

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1月 24日

2011年01月24日 | 今日の本

1年 1組 (小)

  
     『てぶくろ』       『まくらのせんにんそこのあなたの巻』        『おにぎり』

1年 2組 (船)

   
     『ゆき』     『ママ、ママ、おなかがいたいよ』 『ぶかぶかティッチ』


     『こっぷ』

1年 3組 (東)

  
    『みんなびっくり』        『ハンダのびっくりプレゼント』     『しんせつなともだち』  

3年 1組 (中)

  
   『これはのみのぴこ』         『ふしぎなでまえ』       『みっつのねがいごと』

3年 2組 (影)

  
  『あんな雪こんな氷』     『雪の上のなぞのあしあと』  『あしたうちにねこがくるの』


しまふくろうとふゆのつき

4年 1組 (須)

      
誰でも知ってるあの有名なももたろう』 『カミナリこぞうがふってきた』    『うごく浮世絵!?』

4年 2組 (今)

      
『くもりときどきミートボール』        『ぼくがいっぱい』

5年 1組 (平)

      
だれでも知ってるあの有名なももたろう』 『ゆらゆらばしのうえで』

5年 2組 (古)

 
  『モネのまほうのにわ』       『じゅげむ』

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1月 17日

2011年01月17日 | 今日の本

1年 1組 (古・船)

  
『ラヴ・ユー・フォーエバー』     『十二支のはじまり』           『おばけでんしゃ』

1年 2組 (小・東)

  
      『てぶくろ』     『まくらのせんにん そこのあなたの巻   『まゆとおに』

1年 3組 (平)

 
    『おおかみのおいしゃさん』     だれでも知っているあの有名なももたろう』

2年 1組 (今)

  
  『なにをたべてきたの?』   マクドナルドさんのやさいアパート      『おたすけこびと』

2年 2組 (影)

  
『雪の上のなぞのあしあと』  『もりのおくのおしゃかいへ』   『あしたうちにねこがくるの』


      『いちにちおもちゃ』

3年 1組 (岩)

  
 『こうさぎファーンはじめてのふゆ』      『オー・スッパ』       『いじわるなないしょオバケ』

3年 2組 (中)

  
   『これはのみのぴこ』          『ふしぎなでまえ』      『みっつのねがいごと』

6年 1組 (松)

 
    『ぶたのたね』        『みどりいろのたね』

6年 2組 (須)

  
だれでも知っているあの有名なももたろう』 カミナリこぞうがふってきた   『うごく浮世絵!?』

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ステフィとネッリの物語

2011年01月11日 | 本の紹介

   
   『海の島』        『睡蓮の池』       『海の深み』      『大海の光』
                       
                     『ステフィとネッリの物語』  アニカ・トール/著  菱木晃子/訳


戦争の砲弾の音も聞こえないし、兵隊さんの姿も見えないけれど、この本は確かに戦争の残酷さ
を描いた本であり、巻頭にある著者の言葉の重みを、ひしひしと感じるものでした。

       日本の読者の皆さんへ

    この本が、日本で出版されることを
    とても嬉しく思います。
    戦争と人種差別は人間を、
    とりわけ幼い子どもたちを襲い、傷つける、
    邪悪でおそろしいものです。
    人には皆、平和に生きる権利があり、
    そして人はだれも、
    人間として同じ価値を持っている、
    と私は信じています。

               アニカ・トール   (巻頭の著者の言葉より)

物語の舞台は、第二次世界大戦時のヨーロッパです。ステフィとネッリは、オーストリアのウィーン
に住む裕福な家庭に育った姉妹です。12歳と7歳の幼い姉妹が、過酷な運命をたどることになった
のは、彼女たちがユダヤ人だったから。ナチスによるユダヤ人迫害については、歴史的事実と様々
な報道によって知られるところですが、当時のスウェーデン政府が、ユダヤ人の子どもたちを救済す
るために行った政策について、私は初耳なのでした。救援委員会が里親を募り、ユダヤ人の子ども
500人を受け入れることを許可したのだそうです。その後、政府がドイツよりになったという背景があ
り、親たちまでは移住してくることができず、そのまま再会を果たせなかった家族もいるようです。
それでも、子どもたちの身の安全を最優先に考えたユダヤ人の親たちにとって、間違った選択ではな
かったことでしょう。
ステフィとネッリは、同じ島の、別々の家庭に引き取られます。ステフィが「この世の果て」と称する
ほどの絶望を感じた白い家は、彼女の成長に伴って「帰る家」へと変わっていきます。その理由は
ステフィの里親の深い愛情にありました。4巻のあとがきにあった「真の人格者」という表現がぴったり
で、この養父母の生き様に深い共感を覚えました。しかし、幼い姉妹が両親と離れ、言語や宗教の違
う国で過ごすことは、どれほど大きな不安に襲われたことか。「自分が何者であるのか」と悩むステフィ
には、人間のアイデンティティーというものを考えさせられました。自分とは異なり、新しい文化にすぐ
に溶け込む妹のネッリへの想いも、複雑に絡み合っていきます。
ステフィは正義と堅実さを持った素敵な少女でしたが、それだけではなく賢さも、愚かさも、見栄も、恋
への強かさも、その年代の少女たちの持っている全てがあからさまで、かえって親しみを覚える内容
でした。
たくさんの我慢と努力を惜しまず、誇りと自信を失わなかったステフィに、大きな大きな幸あれと願い
たい気持ちです。しかしながら、終戦が彼女たちの「平和」に必ずしも結びつかない現実に、大きな悲
しみや切なさを感じずにはいられません。

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