嘘をつくならバレないようにしなければならない。
つまり、ついた嘘は覚えておかなければならない。
人間には記憶力の限界があるし、それも次第に低下して行く。
しかも、嘘をついた相手との信頼関係が深まるにつれ、葛藤は増し、我慢出来ないぐらい自分の心身を苦しめ続け、時に病に陥ることもあり、短命に終わる事すらある。
これが嘘をついてはいけない一つ目の理由。
そして、いつかその嘘は露呈する。
軽い嘘は時間が経てば笑い話になる事もあるけれど、大きな嘘は、嘘をつかれた人に知れた時、より大きく傷つける事が多い、、、。
これが嘘をついてはいけない二つ目の理由。
故に、大きな嘘をつくなら墓場まで持っていけ、と昔から言われるのだろう。
そんな嘘は、普遍的な倫理観の『嘘をついてはいけない』を瞬間的に越える、直情的で感情的なものが原因のほとんどだ。
若い時分に嘘をつかなければならないような事が多いのは、情熱的で活動的だからだろう。
間違った事をしたなら、謝って許しをこうのが正しい。
正しいのだ。
これが、嘘をついてはいけない三つ目の理由。
私は嘘をつかないが、必要と判断すればつく。
その判断が間違いであった時、それを抱えたまま生きて行くしかないし、もう相当数抱えているのかもしれない、、、
忘れてしまっているのかもしれない。
多くの人たちを傷つけながら、私はその人たちの犠牲の上に、私の夢を実現するために、多くの人を犠牲にしてきた、、、。
そして、これからもそうするだろう。
つまり、大きな夢の実現のために、嘘をつき続ける、、、
申し訳ない気持ちでいっぱいですが、こればっかりは、倒れるまでやめられないのです。
あ、、。
ご理解くださいませ。