ホイッスルバード あいざわぶん

私にもある敬老の精神

借りていた本を返しに市立図書館へ。

ついでに、今月前半分(土曜2回)の新聞歌壇の吾が

作品の掲載を確認するため2階へ。

2回どちらも掲載されていた。

6日に掲載された歌は筆頭に載り、評も書かれている。

 

 クルーソーは孤島に吾は街なかに一人暮らして

 声細りゆく          ぶん

 

(載せなければ怒るよ!)と思いつつ投稿した一首。

何故なら、昨年11月の第一週の金曜に投稿した作で、

二か月後の1月7日(今年の1回目)に掲載されたいと

願っていたのだ。

「新年からホームランを打つ意気込み」である。

 

普通なら、1月末の土曜が終わった時点で確認をしに

図書館へ行くのだが、2月半ばまで沖縄の那覇に居た

ので、2月末にようやく確認に行けたのだった。

 

そしたら、なんと、ボツ!

(なっ、なんでボツなんだ)とカチンと来た。

投稿したその日から楽しみにしていたのに・・・。

4か月も待っていたのに・・・。

 

では、11月に投稿した際の作品を書いてみよう。

 

 ロビンソン・クルーソーは島に吾は街に一人暮らして

 声細りゆく

 

二句が大きく(二音)字余りになっている。

「あのロビンソン・クルーソーだね」と読者も直ぐに頭に

浮かぶようにフルネームを選択したのである。

 

作品は、島に流れた人も街に住む人も、孤独になれば

声が細くなる、という具体的な悲しみを詠んでいる。

だから、字余りでも許容範囲と判断したのだ。

それが、まさかのボツ。

下手糞な歌がわんさか載ってるのに、ボツですよ。

 

それじゃぁ、ということで急いで推敲し、3月第一週の

金曜に投稿したら、今度は筆頭で採られたのだ。

だから半年間もこだわったわけですよ、この一首に。

いや~、ホッとしたと言うより、ちかれたびぃ。

(益々本気出したる!)と思った次第。

 

ところで、新聞をぶんぶんめくって調べた後に周りを

見渡したら、感動の姿が近くにあった。

皆さんにもお見せしたく、本棚に隠れて撮影をさせて

頂いた。(ストロボが使えないのでブレました。堪忍)

或る程度、時間を覚悟しての勉強とお見受けした。

椅子の上の正座が、そう想わせたのだった。

私にも敬老の精神はあるのです。

 

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