ホイッスルバード あいざわぶん

小旅島旅独り旅「周防大島」編パート4

小旅島旅独り旅 「周防大島」編のパート4は、
柳井市甘露醤油の話。

昔々、お殿様に醤油を献上したところ「これは
美味い。甘露じゃ甘露」とおっしゃったそうな。
それ以来、柳井の醤油は「甘露醤油」である。

日頃はキッコーマン社の醤油を使用している。
高くもなく、安くもない商品だろうなぁ。
それでも何故か味噌と醤油には興味がある。
千葉に旅した時には、野田と銚子の醤油製造
会社で工場見学したぐらいだもの(笑)。
東西の醤油の違いに興味があって当然でしょ。

300ml入り(690円)を選んで購入。
ご立派な包装ですこと。
そしたら店の店員さんは、更に立派な紙袋に
入れようとしたので丁重にお断りした。
三越の紙バッグを喜々として持ち歩く女性とは
精神の在り方が違うのだから勘弁してほしい。
紙バッグを断る客が少ないのか、怪訝な声で、
「あっ、そうですか」と言われた。
・・・はい、かしこまりました、だろうが・・・
醤油の包装を立派にしても、店員の言葉遣い
が粗野では、商品が泣くのではないかしら。



さて、この甘露醤油。
自宅に戻り、今朝の御飯で早速使ってみた。
焼き鮭・卵焼き・春菊のお浸しに掛けてみる。
すると、なるほど。長期間寝かせた醤油だけ
あって、少しとろみがあるのが解った。
・・・これはもしかしたら、至福の味かも・・・
「あれっ、わからん」



1000mlで400円程度のキッコーマン醤油。
300mlで690円の甘露醤油。
一口でその美味さが判るだろう、と想っていた
のだが、食事を終えても判らなかった(笑)。

敢えて私は、醤油だけを舐め比べすることは
していない。
今夜の食事で判断するつもりなのだ。
ただいま午前11時。
今宵の食事は醤油の味がより判る物にしよう。
醤油が絶対に必要な刺身が頭に浮かぶ。

では夕御飯後に続きを書くことにする。

ほい、夕食を食べ終えた。
今宵のメニューは・・・。

烏賊の刺身
白菜の浅漬け
関係ないけど、作り置きの肉じゃが

刺身と白菜に醤油を使うが、キッコーマン
の濃い口も用意して味比べじゃ!



先ずは醤油だけの舐め比べ。
およよっ!甘露醤油は確かに味わい深く、
ほんのりと上品な甘さがある。
比べてキッコーマンは後から試したせいか、
より薄く感ぜられてしまった。

では、刺身醤油としてはどうなのか。
残念ながら甘露醤油は刺身には合わない。
万能性があるキッコーマン濃い口に軍配。
更に言えば、刺身醤油が一番いいな。

白菜の浅漬けに垂らしての味は、旨味が
増して納得。

結果として、甘露醤油は掛ける相手を選ぶ
個性派なので万能性を求めるのは酷。
値段がね、決して安くはないよね。

次回は周防大島の温泉の巻
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