ホイッスルバード あいざわぶん

天気晴朗なれば興居島に行く!

朝から好天気の松山市。
元日だからといって、自宅で大人しくしている
理由なんぞは一つもない。

・・・どれっ、興居島(ごごしま)に行こっ!・・・

興居島は松山市内から一番近い島で、高浜港
からフェリーに乗って15分で着く。
大きな島なのでバイクで乗船するのだが、往復
1020円也。

高浜港待合所が新しくなっていたのに驚いた。
この程度の大きさの建物ならアッと言う間に完成
するのだろうな。
トイレも綺麗になり、皆さん喜んでいることだろう。



本日の体感気温は港で釣りをしている少年を見て
頂ければ想像が付くだろう。予報では12度。



これが「(株)興居島」が運行しているフェリー。
興居島には北と南に港があり、高浜からそれぞれ
の港にフェリーが出る。
島の南北の港同士の距離間はバイクで5分程度。
だから私が乗るフェリーは、どちらの港へ着く便で
あろうがお構いなしである。



ほら、こんな所がカサゴ釣りに絶好なのよ。
今回は最初から釣りの予定はしてないけど、丹念
に海岸を観て今後の釣りポイントを調査した。





島内は柑橘類が実って視覚的にも暖かい。
一枚目の写真で解るように、南向きの山の斜面は
人が耕して柑橘畑にしたのである。
「耕しててっぺんまでも皆蜜柑見上げて佐田の岬に向ふ」
前に紹介した歌だが、更に御理解頂けただろう。







すぐ隣りにある面白い形の小島が釣島(つるしま)。
2年ぐらい前に当ブログで写真付きで紹介済み。



島の西の方に目を向けると、周防大島が見える。
写真では見えにくいが、その向こうには本州が
見えている。広島県や山口県である。
写真に見える船影は山口県柳井市に向う「防予
フェリー」で、昨年当ブログで紹介済み。



滞在3時間で、興味深い場面を2度も見ることが出来た。
高校生ぐらいの女性2人と、その祖父母らしい2人を、
ごろた石が美しい海岸で見かけた。
人間は海を前にして小石があると投げたくなるようだ。
女性2人は島外で暮らしていて、帰省したのだろう。

港から歩けば90分以上は掛かるであろう丘の上。
眺めのいい所に20歳ぐらいの女性が2人、蜜柑畑の
端のコンクリに腰掛けて海を眺めている。海の向こう
には陽を受けた松山市内が広がっている。
登りは大変だった筈で、この素晴らしい御褒美に満足
しているに違いない。
街場で遊ぶ若者に比べたら・・・と思ったら、こちら
まで楽しくなってきた。

明日も出掛けたくなっちゃったなぁ。
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