ホイッスルバード あいざわぶん

先ずはランドセルから改めよ

歌手・新沼謙治君が「徹子の部屋」に出演していた。

66歳というから私と同世代である。

なんとなく見ていたら、次のような話が出てきた。

 

 孫がね、来年小学校に入るから、娘がランドセルを

 頼むと言ってきてね。よし、わかったと・・・。

 そしたら6万円もするんだね。それをプレゼントする

 と娘に言ったら、ジイジ、それだと6年間持たないと

 言うんだよね。だから8万円の奴をと。高過ぎるよね。

 

なので本日は、ランドセルに就いてホイッスルを吹く。

 

以前から、ランドセルの滑稽さを腹の中で思っていた。

でも、私は孫が居ないので、何も言うまいと思ってもきた。

でも、孫が居る居ないに関わらず、ランドセルには大きな

問題があると、ずっと思ってきたので、やはりホイッスルを

吹くことにした。

 

ランドセルじゃないといけないのだろうか。

仮に、ランドセルが一年生の条件だとしても、新沼君の

ご指摘通り、高過ぎるでしょ。

そして祖父母が買い与える風潮になっているでしょ。

それって・・・なんなのさ。

爺婆の威厳をランドセル購入で孫に見せつける魂胆

なのかしらん(笑)。

 

新沼君曰く・・・。

高いけど、買っちゃいますよね。孫が可愛いですから。

 

その感情は孫が居ない私でも、よ~くわかる。

それを文科省はどう思っているのかが問題なのだ。

孫を想う祖父母の心に業者が付け込み過ぎているのが

問題なのだ。

 

そもそも私は義務教育は全ての道具・給食も無料である

べし、と思っている。だからランドセルも国が支給すべき。

そして、低学年用と高学年用の二種類を業者に作らせ、

四年生になったら新しい鞄を与えればいい。

ランドセルじゃなければいけない理由も不明瞭過ぎて、

リュックタイプが駄目な理由もないのである。

元気な子でも三年間使って壊れない商品は5.000円も

あれば作れるのが日本である。つまり6年で10.000円。

それのどこがいけないのだろうか。

 

ぴかぴかの一年生に必要なのは、スタートラインの平等

性であり、経済的な不安を親にも抱かせないことである。

ふざけた価格のランドセル問題すら解消できぬ国民なの

だから、何をやってもどん詰まりに行きつくのも当たり前、

と私は思うのだ。

 

話は変わり、ここからは辞任した山際大臣に就いて。

 

歌舞伎役者みたいな面構えなので、一部の女性からは

モテるだろうね、と思える山際大志郎君。

だけど同時に冷たい印象も強く、冷徹なのかもと疑って

いた私である。

 

瀬戸際・死に際などと、お尻に「際」がつく言葉は多く、

山際大臣は随分とおちょくられたのだが、余りに無理な

答弁ばかりなので、それは仕方がないことだった。

で結局、総理に辞表を提出し、ぶらさがり会見を行った。

記者は「議員辞職はしないのか」と詰め寄った。

「私はね、法を犯したわけではないんですよ」と答えた。

それが、彼が一番言いたかった本音に違いない。

国民は政治家に、法を犯す以前の人間性を求めている

のだが、その点に大きな乖離があるのが問題なのだ。

「次の選挙で決めればいい」が、私の結論だが、それに

しても最後の最後まで「往生際」が悪い人だった。

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