「津波警報が出たら絶対に逃げなくてはならないが、
逃げても全く意味がない警報もある」と昨日書いた。
本日は、それを話題としたい。
昨日の朝8時58分に津波警報が出た。
一昨日の朝7時には北朝鮮から弾道ミサイルが発射
された、と警報が出た。
沖縄では「沖縄方面に弾道ミサイルが発射された」と
警報が出て、「安全な所に逃げるように」と言われる。
私が1か月滞在した時に、県民が逃げる訓練している
のをテレビで見ているのである。
でも、逃げて何になると言うのだろう。
雷に打たれるよりも低確率でしょうに。
危ないのは無謀な人の運転であり、刃物を持った狂人
でしょうに。
理解できない人に是非伝えたいと思うのだ。
吾が国の防衛力を強化したい政治家が居る。
「国民の安全と財産を守る為」と政治家は言うけれど、
実は武器に関係する企業の為でもあるのだ。
政治資金を沢山貰う為でもある、と言っていい。
分かり易く言えば、企業がパトロンなわけ。
パトロンを儲けさせるには、防衛力を強める理由が
必要になる訳で、北朝鮮のミサイルを危険と国民に
思ってもらわなきゃならない。
だもの、ミサイル警報は武器を作る方便になる。
政府が、「警報を出せ」と言ったら、テレビもラジオも
出さなきゃならないのである。
で、自民党を支持する国民は、子供まで巻き込んで
逃げる訓練に喜んで協力する。
だから津波警報と違い、ミサイル危険度は0に近い。
政府自民党こそ実は本物の狼少年なのである。