ホイッスルバード あいざわぶん

大変な後始末に見向きもせぬ人たち

今朝腹回りを計測したら88cmもあってゲッと驚いた。

昨年は83cmだったのだから、ちんたら散歩ばかりで、

脂を溜めていたに違いない。  がび~ん!

仕方ないので自宅のエアロバイクを60分間漕いだ。

宣言した通り、健診に向けて少し真面目である。

 

さて、本日最初の話題は、「スマホ不正使用」の件。

 

女性騎手活躍にエールを贈ったばかりなのに、競馬

開催日の騎手宿舎にスマホを持ち込んだのだ。

(最年長者・藤田菜々子君のみ持ち込んでいない)

女性6名の内5名が持ち込んでいたのだから最悪。

持ち込んで悪い理由は言わずもがなで、知ってての

犯行だから言い訳が利かないのは当然である。

「単にパソコンとして見た」や「恋人と話したかった」の

理由でも、競馬ファンへの身の潔白とはならない。

しかも父親が競馬関係者なのに持ち込んだ娘も居て、

その父親は直ぐに自ら頭を丸める謝罪までした。

娘を預かる調教師と全馬主と全競馬ファンに対してだ。

その父親の気持ち、私も深く理解ができるから切ない。

 

彼女らは、お詫びの言葉だけでは済まされない。

死に物狂いで良い成績を上げねばならない。

それが関係者と競馬ファンへの一番の償いである。

 

続いての話題は「新型肺炎ウイルス」に就いて。

 

世の老人たちは今週の木・金曜辺りの感染者数に注目

しているだろう。第九波を意識しているからである。

皆の希望は学者の予想を遥かに下回ることである(笑)。

それが叶ったら、少しは安心できるのではなかろうか。

 

私個人は、現在も看護師不足で脆弱な「ウイルス対応

病院の態勢」を知っているから、やはり国民の生温い

感染対策意識を危惧している一人である。

「マスクをしないことが善」でもあるが如き言動・行動が

見受けられるのを残念と思うのと同時に、後始末ばかり

当たり前の如く求められる看護師(殆ど女性)の心情を

想う心の欠落を感ずるのだ。

 

 洟をかむことも補水も許されず防御服下は

 おむつをつけて

 

 防御衣のなかに襁褓を穿き込んで重症患者の

 おむつを替える

 

 痛くないように棺に寝かせる行為 慣れないことに

 救われている

 

【補足】 洟(はな) 襁褓(むつき おむつと同意)

 

これら三首は、現役看護婦(52歳)の作品である。

作者は、いつもは産婦人科勤務だが、呼吸器科勤務の

看護師だけでは対処できぬから、応援部隊とは言えぬ

ほどの激務に耐えているのである。

大変な後始末ばかりの看護師を頭に置けない人らに、

「それは如何なものか」と私は言いたいのだ。

 

ちなみに作品三首の作者は、私が投稿している歌壇の

選者である。

彼女らの平穏な日々が続くのを祈願してやまない。

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