5月13日、今日は町内にある3つの神社(祠)の内、「石槌神社」の例祭日で、8時半過ぎに現地へ行った。「伊予の国、石鎚山の…」と神主の言葉にあったが、この祠は「石槌」と表記したように思う。天候は芳しくなく、9時前に例祭を始めた頃はポツポツ雨だったが、終わりころには結構な降りとなった。この祠、社殿がある訳ではなく、写真を見れば分かるように「辻堂」の中にある。通常は辻堂の奥は扉が閉じられているが、扉の中には大きな石が祭られている。昔から言う「巨石文化?」の名残かも…。
予定では9時開式だったが、天候不順なので適当な人数が集まったところで開始した(5分前だったか)。今年の例祭担当が挨拶をして、例祭は始まった。
その後、神主の祝詞などの奏上で例祭は進んだ。写真の奥で光っているのは“銅鏡”である。3つの祠の祭りに必要な道具はすべて町内の方の私物だが、それらは既に町内会に寄贈されているようだ。何枚かの写真を掲載しておく。
町内会の全員が参加するではないし、子ども達の参加もない。地域に綿々と続く文化の一つだが、段々に忘れられていきそうだ。
今年の例祭は天候不順で冷え込んだが、逆に太陽が出て照り付けなかった分、過ごしやすかったかも知れない。