goo blog サービス終了のお知らせ 

せつなさと希望との間に~

人生に於ける生き甲斐と悩みetc.諸々を綴る。

私の読書傾向をフォトチャンネルで!

ひとりの老後は大丈夫?

2012-08-21 16:34:08 | 無常観
        価値観の違う人とは身内でも付き合わない!

吉沢久子(95歳)と岸本葉子(51歳)が一人暮らしのメリット&デメリットを感じつつ、老後否、現老について語り合う。

家事コンサルタントとやらの吉沢さんが65歳からの一人暮らし生活で得た知恵袋を?

女一人暮らしが珍しくもない時代となった昨今だが、やはり老後が。。。

『老後に大切なのは人間関係』や『寂しくても晴れ晴れと生きる』『ひとりの食を楽しむ』
など、前向きな論調の中で、最も気になった『どうする住まいとお金』

バリアフリーの自宅があっても大原麗子さんのように『豪邸で孤独死!』と書かれる・・・

マンションの中では、周囲と仲良くしておかないと孤独な老後が待ってるかも?

何だか長生きするのも大変だけれど、世の中一寸先は闇不安に苦しむよりもその時、その時に出来る事をちゃんとすればいいんだよ。

実は、山ほどある写真や録音済テープやダンスウェアをどう処分するかが、悩みの種なんだ

終わりの支度をどうしようと考えただけで億劫なので、夫より一年早く死ねたらいいね。お後はお好きにどうぞなんちゃって!

要するに生きてる間、脳がみずみずしく保てるように、好奇心に満ちた日々を送りたいだけ



にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自由人へ
にほんブログ村

幸福な結末

2012-08-12 10:08:13 | 無常観
            Une Fin Heureuse...幸せのとある結末...

”その男は深夜に現れる。ステファンと抱き合った後だとか、ワインを浴びるほど呑んだ酩酊時に~”

セクシーな描写であっても、少しも隠微な雰囲気が無く、まるで水のヴェールをかけて物事を見る感じ?それこそが「仁成の仁成らしさ」

失明した女性に移植された角膜を通して、アジア系男性の幻影を見るストーリー...

角膜の(元)持ち主ヴェアトリスの意思を感じた彼女が、謎の男ナツキを求め、ブルゴーニュから日本への旅へ~

記憶について~幻について~信仰について~涙について~思いつくままに持論を展開するエッセーまがい

写真について~人間は記憶を怠る様になった。何でも写真に残そうとするあまり、大切なものを真剣に見つめることが出来なくなった。確かに....

写真にのめりこむあまり、対象者であるアマンが自殺する瞬間を克明にフィルムに残すナツキ!

ナツキは恋人以上の殺人者であった。

真夏の夜に読む、ほんの少しひんやりさせるフランスからの恋話!



にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自由人へ
にほんブログ村

ある少女にまつわる殺人の告白?

2012-07-22 12:37:55 | 無常観
         最後の最後にネタ晴らしで気づくなんて。。。

心身ともに虐待され続ける美少女の気持ちを察すると、何とか救ってやりたいとはやる心は皆同じだろう ゾッとする結末には心が凍る。

暴力を受けた人間は、深層心理として暴力を受け継ぐ傾向にある「連鎖」について知っていたつもりだが

登場人物の中で、どうしようもない極悪非道な若いツバメのことを指すと思っていた。

いじめの発端は些細なことでも、当事者にとっては生死に係る大問題なのに。。。

群れを成したがる日本的優柔不断さが親友を見殺しにし、見て見ぬふりをする現代

もし勇気を振り絞って仲間を助けようとすれば自らがターゲットになることを普通の子供たちは身に染みて知っているからエゴが蔓延するのは当然の社会だ。

誰もが傷つき、誰にも救いの無い結末に達した時、人は無力どころか、性悪に染まる。

最近頻繁に発覚する児童虐待の実態はこれでもまだ氷山の一角だ

行政の手抜きと児童相談公務員の不足?が、どう対処しても野放し状態に陥ることを知るべし。

天は人類を見放したもうたか? せつなさ以外に何も残らない。。。



にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自由人へ
にほんブログ村

消費増税亡国論~植草一秀~

2012-07-09 12:55:07 | 無常観
           ~三つの政治ペテンを糺す!つもりの戯言~

民主党は、2009年8月総選挙の際”消費税を掲げる自民党の提案に真っ向から反対した。”

「消費増税に進む前にやるべきことがある。それは、政府支出の無駄を切ること。具体的には、官僚の特権と言われている天下り人事を根絶することこそ重要なのだ。」と。。

事実その通りだが

マニフェストからの逸脱も甚だしい民主党の現実路線に辟易し、消費増税のみ声高に押し付ける野田政権にはうんざりしながらも~あんた(植草さん)に言われたくないんだよ。

かつてさっそうとTV東京のコメンテーターとして登場しながらも、ある種不純な行為でメディアから締め出された男の意見はダメでしょう

妙な共通点で小沢一郎に肩入れする事実を見ても、限りなくダークな色好みの男たちを結局は同じ穴のムジナと思うしかない。

今や、消費増税どころか、人間の尊厳を損なうか否かの『反原発意識』に民の心が集中している。

いつまでうじうじと、司法のアンビバレントを訴えているのさ? 世の中は今や瀕死に陥らんとしているのよ!



にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自由人へ
にほんブログ村

ストロベリー・フィールズ

2012-06-20 09:00:07 | 無常観
           台風一過の朝!読み終えた感想は?生ぬるい

真理子調の際どいsex シーンが無いし、説明がだらだらと冴えない

眼科と内科を兼ねる医師という自立した女の設定でありながら、どうしても幸せ気分を味わえない家族持ち(常識的な家庭を描けないのが真理子の真理子たる所以だが)

年齢を超越して、男と女の感情でしか世間を見ることが出来ない作風は納得するけれど。。。

”幸せな家庭は皆同じに見えるのに、不幸な家庭にはそれぞれの理由が。。。”と使い古された言い訳が垣間見える。

『愛車を運転している時だけ自分が医師でも、妻でも、母でもない。履歴や年齢さへ持たない、ただの女に戻っていくのを感じる。』 ~誰だってそうよ~

娘の男友達に恋い焦がれながら、そ知らぬ振りして母親気取りの立場を貫く?

アナーキーな美少年が、実は自分にのみ女を感じていることに快感を覚えつつ、彼の忠心をストーカーまがいの思い込みへと変質させる悪女

やっぱり真理子節健在だ人生とは所詮、自分と他者とが生涯をかけて織りなす芝居の如きもの芝居と思えばこそ、悲喜劇も受け入れられるんだって?

芝居は音楽のように~音楽は芝居のように~これも随分手垢の付いた言葉だね。




にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自由人へ
にほんブログ村




大丈夫なんとかなる!

2012-06-10 10:00:25 | 無常観
            “恒産無き者は恒心なし”と云うけれど

独立系ファンドとして、好成績を上げる澤上投信会長が檄を飛ばす

かつては一も二もなく賛成し、長期投信こそ不穏な日本経済を支える支援だと同調したが。。。

10年に及ぶ株式投信の結果、成長株と信じて持ち続ける【マザーズMDNT】の現状は?

東大と癌研が総力を投じて、癌撲滅を試みる’免疫細胞研究’の最先端という割には?

上場以来ただの一度も配当なし見事な右肩下がりで、出資時額面の十分の一以下という体たらく

善意だけでは成り立たないのが「詐欺まがい」の投信の世界だ

澤上にしたところで、結局は他人の金で収益を目論む一獲千金社会に身を置く奴!

きれいごとならいくらでも言えるよね!「短期投信者を儲け一筋野郎」と見下し

「長期投信者こそどん底の日本経済を救う」だって?

なんだろうね。結局彼は猛烈仕事人を推奨しているだけの話ジャン

「小欲知足から始まる心豊かな暮らし」は納得だが、あれこれ喋り捲る彼の本質はどこか他人事

こちとら、ささやかな願いの”Business Classでエーゲ海クルーズを”が未だに叶えられないちっぽけな人生なんだから、嘘っぽい偽善者魂に乗せられたくないやい

やはり、”生活が安定しない時は精神の安定も望み薄”って訳




にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自由人へ
にほんブログ村





新 風に吹かれて~

2012-05-30 15:30:16 | 無常観
九州へ帰郷の際、機内で読めるエッセーを!と中学時代の恩師とも縁の深い『五木寛之』氏の本を手にしていた。

飄々とした彼の文体及び何事も淡々と執着心の無さそうな生活スタイルの裏に、壮絶な生き様を秘めた’デラシネ’人生が好きだから。。。

「高齢者は荒野を目指す」項では、運転免許の更新をいつ中止すべきか? これはシニアー世代にとって重要な問題だから、切実に感じるのだ

「人の余命を誰が知る」に於いては、彼の独白を聞いた事があるけれど、『天地自然への畏れを知っている医師が、人の余命を告げたりする事が出来るのだろうか?』といぶかしむあたりに共鳴

人の寿命なんて医者だってわかりゃしない60代で腹五分!70代では腹四分!が理想だって言うけれど、南雲医師と来たら50代で腹三分だぜ

霞を食ってまで長生きしようだなんて、一体何が面白いの

”断舎離”大流行の昨今なれど、「簡素な暮らしに憧れて」で心情を吐露する様に、『人が生きていく事はゴミの山を作る事だ』に納得

彼にも執着心があるんだと知ってホッとさせられる。わが身も何度か過去の歴史を捨て去ろうと思いつつ、いつか必要になりそうな気がして~身近に存在した年月がやっぱり懐かしくてならないんだもの~

いつまで経っても、世俗に塗れて生きるのが当たり前の人生なのよね。




にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自由人へ
にほんブログ村

翼をください!

2012-05-20 09:49:25 | 無常観
     I fly. higher, faster & further! by Amy Eaglewing.

第二次世界大戦の直前!不穏な世界情勢をものともせず日本初の世界一周飛行が決行されたとか?

嘘か真か八人目の搭乗員は米国女性飛行士Amyだったと言う記録は無いが。。。

当時の米国大統領ルーズベルトに謁見を赦され、ノーベル物理学賞受賞のアインシュタインとも親交のあったAmyが何故?

世界一周完遂を目前にしながら、国家の謀略に加担させられる事を拒否し,海中に沈んだはずの女性飛行士が日本で密かに生き延びていた。

真実はどうあれ、大量殺戮を目的とした飛行機での参戦に抗議しつつ、どうしても世界一周の夢を果たしたかったAmyの望みと日本発完全世界一周の目的が合致した結果

「どこまでも真っ暗よ!どうして私は飛んでるの?」

「君が飛んでいる所は全部明るい。光は闇を照らす。君自身が光なんだ。」

漆黒の闇の中で交わされる通信士とのやり取りがAmyにとって唯一の励み

民族の違い、国家の違いを超え、空には国境が無い事を証明したかったカンザス生まれのじゃじゃ馬娘

”世界はひとつ”であると思いたいのは今も変わらぬ願いなのに。。。





にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自由人へ
にほんブログ村

責任に時効無し!

2012-04-30 19:01:56 | 無常観
「小説」”巨額粉飾”と付記があれど、これは現実に起こった企業の粉飾記録

著者が1972年から30年間在籍した『鐘紡』の内部暴露本である事は、略歴を見ても明らか!

大企業内部の醜い勢力図!そして足利銀行ーヤオハンー山一證券の粉飾決算を指南したのがみすず監査法人≪業務停止命令を受けて解散≫と言う事実!

ブルータスお前もか!とつい最近世間を驚かせたのが”オリンパス”だ。

海外からの社長を半年で首にした原因追求の結果露呈した巨額の粉飾決算&それを指示した会計士への高額な賄賂

コーポレイトガバナンス(企業は誰のもの?)なんてクソ喰らえか

人間の本質は”悪”であるとは思うけれど。。環境によってどちらにも転ぶ生物

今回は、魑魅魍魎の醜い策略家とは違う視点で、法の番人であるべき「監査役」が、いとも簡単に粉飾決算に加担する事実に一層の虚しさを感じてしまう。

『一度大きな粉飾処理に眼を瞑ってしまった会計士は罪を犯す会社諸共に運命共同体となってしまう?』情けなさ~

身の保身だけを考える社員が日本の経済を堕落させている事を誰もが承知している

むしろ、最近のSONYやPANASONICの様に数千億の債務超過を発表する勇気が讃えられるべきだろう。

かつてY国大の聴講をした折唯一耳に残ったグレシャムの法則”悪貨は良貨を駆逐する”説が未だに大手を振って歩いている悲哀を感じるのみ~

日本に正義を重んじる経済人は存在しないのか?



にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自由人へ
にほんブログ村



銀座の怪人

2012-04-20 16:01:42 | 無常観
     銀座を拠点とする『日本人の驕り』にパラサイトした’イライサカイ’

一人のイラン人が絵画取引の世界で、かくも容易に巨額詐欺を重ねた理由は

”神武以来の好景気”と言うバブルに浮かれた虚栄の世界(美術の何たるかも判別できぬ輩が湯水のように無駄金を注ぎこむ社会)があったから!

庶民には想像もつかない億単位の金を帳簿にも載せず、土地ころがしならぬ『絵画』転がしで暴利を貪る世界政治家や商売人にとって垂涎の的ではあったろう喩えそれが本物であろうと、なかろうと。。。

2006年、米国FBI捜査により発覚した有名画家の贋作仕掛け人「イライ」の所業は、日本を舞台に20数年も続いていた

そういえば、三越の「ペルシア【偽】秘宝展」開催により、岡田社長が失脚した’90年代の報道は我々の記憶に新しいが

秘宝と言う名に誤魔化され、出所不明な珍品を数十億単位で取引した頓馬なワンマン社長は、交際中の女詐欺師の言いなりに三越を私物化していたとか?

20年後亡命先の米国で豪華な生活を手に入れながら悪魔の商売から足を洗えなかった「イライ」が口にした本音は?『皆知っててやったじゃないか』

被害届を出す事で、被害者数が雪だるま式に増える事実を恐れた日本人による『恥知らずの文化』が被害を助長し、真相を隠避し続けた。

画商という名の詐欺師達節税対策と称して偽絵画を買い込む企業価値の無い美術品を担保に金を貸し付ける銀行怪しいと知りつつ『本物』のお墨付きで鑑定量を受け取る大学教授達

全く、闇社会にも似た劇場型詐欺で暗躍する怪人とグルになって金儲けだけを追及する日本の文化は地に落ちた

≪今も公立美術館に堂々と陳列される絵画の中でどれが本物だか、怪しいものだ。≫



にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自由人へ
にほんブログ村