私が所属している山岳会では、登山だけでなく沢登りやロッククライミングも行われてきました。
若い頃はガリガリだった会長さんも、我が家を建ててくれた工務店(現在は会社組織)の社長(現在は会長)さんも、バリバリのロッククライマーだったそうです。
ガリガリだった会長さんも今ではお腹がポッコリとなられてしまい、岩壁を登るのも大変そうです。
それでも会長さんは、後に続く若手会員に岩登りの技術を伝えるべく、ロープワークやさまざまなクライミングツールを使った研修では熱心に指導されています。
昨年末に新幹線の駅が開業した温泉町の、由緒ある温泉施設の裏山が小高い岩山となっている場所があります。
そこはクライミングを始めたばかりの初心者🔰がプチクライミングを体験できる山で、私たちの会の中では『桜山』と呼ばれています。
4月の初めに、研修部長さんや会長さんらとクライミングの練習に行きました。
桜が咲く石段を、ロープやカラビナやヘルメットを背負って登って行きます。
この道はオルレのコースにもなっていて、雑木林の中を通る道にはスミレや、
ミツバツツジも咲いていました。
15分も歩くと岩山の取付きに出ました。
新幹線も丸見えです。
チャチャっと装備を身に付けて準備完了!
先ずは研修部長、
会長も出っ張ったお腹を少し凹ませて、
若手の女性もガンガン行きます!
私も負けじと後に続きます。
眼下の温泉施設では、数年ぶりのお祭りが始まりました。
賑やかなお祭りのお囃子の音色を、高みからみんなで聴いています。
山の斜面を駆け上がる風に、桜吹雪が舞い上がってきました。
クライミングの練習を終え、お祭りも覗いて帰りました。
混雑してそうだったので、温泉は次にお預けでした。