下山は一気に登山道を下っていきます。
途中、登山道の左右がスッパリと切れ落ちている箇所もありました。
南側斜面は日差しが当たるので足元は緩みがちです。
霜が溶けてユルユルになった斜面を、滑らないように注意しながら1時間半程でススキの原まで一気に降りてきました。
コンクリート道まで降りてきた私たち5人は、地獄谷の厳しい急傾斜と、そのあとに待っていた素晴らしい根子岳稜線のパノラマを懐かしく思い出すかのように振り返っていました。
そして、私たちの帰りを待っていた私の愛車スバルXVの元に無事、戻ってきたのでした。
ここからは “おまけの話” です。
『根子岳』のことを『ニャンコ岳』と呼ぶ人がいます。
『親父ギャグか!』と、鼻で笑っていた私ですが…
下山している時に見かけた植林の看板に、その場所の住所が記してありました。
なんと、「 …町大字上色見字猫嶽… 」と書いてあるではありませんか!
『根子岳』は元は『猫嶽』だったの?