私はひとがつくったものを真似してつくっているので、そこに独創性はありません。
少し大きめの角盆(年賀状入れに使ってます)
カッティングボードと同じくソファーの肘掛けの再利用です
形、姿(醸し出す雰囲気も含む)の美しいものに出会ったとき、
「自分もつくってみたい」
と思い、とにかく真似てみようとします。
でも、なかなか簡単にはいきません。
つくる過程で試行錯誤し、その過程で気付いたり、発見したりすることがよくあります。
例えば、木の表面を剥ぎ取るように平らに削るときでも、何も考えずにサクサクと削れるときと削り跡が荒れてしまうときがあるのです。
使っている道具をどんなに丁寧に研ぎ直してもダメな場合が出てくるのです。
そうなっては、働きかけているこちら側が相手側である木の性質に合わせるか、その部位に合わせるかしかないようです。
いろいろとやり方を変えてやってみる、試行錯誤しながら気付く、そして次第に分かってくる。
そんなことを何度も繰り返していると、次第に木の方から、"ああしてくれ、こうしてくれ” と言ってくるような感覚を覚える"瞬間(とき)” があるのです。
少し大きめの角盆(年賀状入れに使ってます)
カッティングボードと同じくソファーの肘掛けの再利用です
独創性こそありませんが、素人なりに楽しく四苦八苦しながら、これから先に活かせる何かを掴んでいる感じです。
そうやってでき上がったものは、お手本には到底およびませんが割と満足できるものになっています。
多分、大いなる勘違い…
いや、自己満足…