愛する人を亡くされた方のために 第8回
この深遠な疑惑には、ただ二つの答えしかありません。一つは神様は存在しないということ、もう一つは、今現在の地球より、もっと良い世界が正しい人のために用意されているということです。最初の答えには問題があります。なぜなら、もし神様がおられないとするなら、真理もないということになり、真理がなければ宇宙を支配する法則もなく、法則がなければ私も宇宙も、存在する道理がないからです。それですから、私自身が存在する限り、天と地が私の前に存在する限り、私は神様がおられないと信じることは出来ません。
次の答えに、私を満足させる真理があります。そうです！聖書はイエス様が再臨された後の千年以降には、この地球の上に、義人たちだけが住む新しい世界が広がると教えているのです。最終的にこの地球は、義人たちの手に与えられます。その日には、新しい天と新しい地が、永遠にわたって主人となる義人たちに渡されるのです。ですから義人たちは、苦しみと悲しみを耐えてその日を待ちさえすればよいのです。
後の雨を受けるための4つの条件 第9回
隣人をののしる心、自分の失敗は棚にあげ、人の失敗は目ざとく見つけて譴責する人、自らの保身のために平気でうそをつく、人の心を痛めて傷つけること、子供たちに癇癪を起こすなど、このような罪の習慣は、今、捨てなければなりません。今しか機会はないのです。真理によって清められた人が現れなければなりません。私たちがそのように変えられていたならば、もう福音の働きは終わり、キリストの再臨はあったかもしれません。私たちが主の来臨を遅らせているのかもしれません。真心からの悔い改めと、先の雨を受けることにより、私たちのうちに日々、改革が必要なのです。
