処理水放出を受けて、いつものごとく、中国共産党の主導する反日キャンペーンが行われている。少し考えれば、福島沖に放出された処理水が中国にまで達するということは無いと理解出来るはずなのに、中国人は、海流の流れとか物理法則を理解するだけの能力が無いのか、それとも学校教育で教わっていないだけなんだろうか。そんな数多くの問題を抱えている中国に、仕事の為とか留学の為とかで住んでいる日本人が多数いる。タレントの小島瑠璃子も、中国に留学すると言っていたように思うが、こんな反日キャンペーンが行われている最中に、妊娠している身でありながら行くつもりなんだろうか。共産党独裁国家である中国は、我が、お気楽な日本国とは根本的に社会システムが異なっているように思う。中国も、鄧小平以降は、経済システムに資本主義を取り入れて主に都会の人々が豊かになり、旅行や娯楽とかも我が国と同様に楽しむようになったと言っても、例えば、コロナでは、無理なロックダウンを行ったり、国民の行動も監視カメラ等で把握され、完全に管理されている国で、指導者の方針次第で、日本人に対する対応も百八十度変わる国であることを理解しておく必要がある。例えば、我が国でも、木原氏が警察キャリアを使ったりして刑事事件に介入したりしていると報道されているが、しかし、そんなことは共産圏では当たり前に行われていて、日本であるからこそ、権力者の木原氏でも問題になっているということであり、中国では、今回の木原ケースでの「文春」のようであれば、言い訳も聞かずに逮捕されたり、人知れず消息不明になったりするような怖い国であろう。
第二次世界大戦中には、米国に住んでいた親米的な日本人さえも、収容所に送られて不自由な生活を送ったことは良く知られている事実である。習近平独裁の国家である中国については、今回の不動産バブルの崩壊で大きな経済変動の最中にあり、独裁国家の指導者の常として、苦境に立たされたときは、何らかの対外紛争を起こして国民の不満を外に向けるということが良く行われてきた。そして、その場合は、日米同盟を結んでいる我が日本に対しても、中国政府は、武力行使も含む極端な敵視政策を取ってくる可能性もある。第二次世界大戦の敗戦時には、大陸にいた日本人は、男性は俘虜としてシベリア等に送られ、女性や子供は収容所に収容されて食べる物もろくに与えられず、飢えや伝染病の蔓延などで多数の犠牲者が出たのだった。今、大陸にいる日本人は、そんな覚悟を持っているのだろうか。そんな場合になっても、憲法で戦争を禁止されている我が日本政府には救出の手段は無いだろう。我が国は、北朝鮮に拉致された人すら取り返すことの出来ない国なのである。くれぐれも手遅れにならない内に最悪の事態を想定しておくべきではなかろうか。