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conscience

my diary

NHKスペシャル「冤罪」を見て思ったこと

2023年09月25日 | 日記
 第一に、NHKは、よくこの番組を制作出来たものだ関心した。最近話題になっているジャニーズ事務所元社長による多数の青少年に対する性加害・児童虐待事件でも、木原自民党幹事長代理の妻の元夫の不審死事件でも、当初、大手のマスコミは、権力に阿って忖度した報道しかしないという姿勢でいたように見え、そのことについて批判の対象となっていて、我が国のテレビや新聞は、ジャーナリストとして真実を伝えるという義務を怠っているのではないかと思われていたが、敢えて、NHKにして、警視庁公安部が関わっていたこの事件について報道したことは、関係者の勇気とジャーナリストとしての在り方に敬意を表したい。
 この冤罪事件については、警察組織の持つ、階級制による身分制度で警察官に過度の出世欲を持たせることとか、徹底した上意下達組織であって、例え、部下が冤罪事件だと思っても、それを持って幹部の方針に逆らうことが困難であることなどの弊害が原因で起こったものと推定される。そもそも、昭和時代の警察にあっては、警察統計を操作して信じられないような検挙率を誇ったり、見込み捜査で自白を取るために過酷な取り調べをしたりするのが常であったが、最近は、そのようなことも、数々の不祥事とか冤罪事件を起こしたことが明るみになった反省からか、徐々に無くなってきていたと思っていたが、公安に関わる部門では未だに無理な捜査が続いていたのではないかと思うと何ともやるせない思いがしてならない。例え、後で誤った警察捜査によってなされた冤罪とわかっても、この事件のように、拘置中に容疑者とされた人が病を得て死んでしまったり、企業として悪いイメージがついてしまったことなどは、後で取り返しのつけようがない。しかし、このNHKの番組によって、警察関係者も反省し、少しでも、この種の冤罪事件が無くなるようになって欲しいものだと願っている。

※大川原化工機事件 (おおかわらかこうき じけん)とは 、「 生物兵器 の製造に転用可能な 噴霧乾燥機 を 経済産業省 の 許可 を得ずに 輸出 した」として、2020年3月11日に 警視庁公安部 が 横浜市 に在する 大川原化工機株式会社 の 代表取締役 ・ 常務取締役 ・ 相談役 を 逮捕 するも、杜撰な 捜査 と 証拠 により 、 冤罪 が明るみになった 事件 である 。


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