サンデーモーニングというテレビ番組を見ていたら、ジャニーズ事務所の性加害の問題が取り上げられていたが、その問題に被せて、LBGTとか、入国管理局の問題などが取り上げられ、この番組は、恰も人権問題という大枠の一つとして捉えているようで少し違和感を持った。他の問題はともかく、ジャニー喜多川の性加害問題が続いていた背景には、元フォーリーブスの北公次などの告発本が出版されたり、裁判でジャニー喜多川が性加害行為をしていることが認められたりしたのにも関わらず、テレビ局側がジャニーズ側に忖度して、このような違法行為があったことを報道してこなかったことにも原因の一端があると考えたからであった。私は、LGBTなどの他の人権問題を取りあげる前に、テレビ局が自らの営業利益に重きを置いてジャニーズ事務所に忖度を重ねていたことこそ、テレビ局側が自らの問題として、検証番組を作る必要があると思う。木原氏の問題も、各テレビ局は、未だにまともに報道していないが、週刊誌報道が真実かどうかはさて置いても、問題となっているということすら報道しないのはどういうことなんだろうか。ジャニーズ問題も、該事務所が記者会見で事実を認めて謝罪しなければ、テレビ局は、忖度を働かせて、このように一斉に、水に落ちた犬を叩くような取り上げ方はしなかっただろう。サンデーモーニングも、まず、自らの番組が何故取り上げてこなかったかの反省から始めるべきだと思う。
もっとも、ジャニーズが事務所名も変えず、ジュリー氏が全株式を保有したままでは、企業側が、ジャニーズ事務所が関わる番組への広告を控えたりするのは当然であり、このままでは、該事務所と契約しているタレント自体も仕事場所を失ってしまうことになるだろう。