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conscience

my diary

人生とは、結局は諸行無常。

2023年09月21日 | 日記
 若い時に、「ああしておけば良かった」とか、「ああするんじゃなかった」とかと思うことが多くなった。私の人生は、鈍感力とでも言おうか、○○バイアスがかかっていたとでも言おうか、何をするにしても自分から限界を設定していて、自分からは積極的に人生を切り開いたことは無かったように思う。仮に、もし積極的に人生を歩んでいたとして、世の中は理不尽な事だらけでもあるので必ずしも幸せであったとも言い難いかもしれない。そもそも、「幸せ」ってなんだろうか。もしかすると、幸せという観念すら、過去の経験や習慣が自分の頭の中に作り上げた架空のものでは無いだろうか。時の移ろいと共に色褪せ、懐かしむと共に後悔し、結局は、無の状態に終着するように思えてならない。
 
 栄耀栄華を極めた平家も没落したように、自らの快楽に狂い、数多の少年達を捕色して、アイドルとして世の中に送り出してきたジャニー喜多川氏にあっては、果たして幸せだったのだろうか。プロデューサーとして、自らの感性と好みで選び出した少年達は、どういうわけか多くの少女達を虜にして、アイドルとして羽ばたき、多くのファンが歓声を浴びせた。また、そのことによって自らの事業も拡大し、彼の名前は、世界で最も多くプロデュースした人物としてギネスに登録されたこともあったが、快楽に生き・欲望に行きた彼の人生においては、虚しさを感じたことは一度も無かったのであろうか。(快楽は一時、欺瞞に満ちた欲望を達成したとしても残るものは無い。)

 彼の育てたアイドル達に、「鬼畜の所業」とか、「何てことをしてくれたんだ」とかまで言われ、歴史に残る性嗜好異常者として世界中に名前が知れ渡りつつある現在、改めて、色即是空、諸行無常という言葉を彼に送りたいものだ。


※ yoasobi アイドルの歌詞の一部
無敵の笑顔で荒らすメディア
知りたいその秘密ミステリアス
抜けてるとこさえ彼女のエリア
完璧で嘘つきな君は
天才的なアイドル様


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