
野村証券に数十年間にわたって口座を持っている。儲けた時もあれば、損をした時も多い。今は、退職して年金暮らしなので、暇に任せてオンラインでの取引を愉しんでしている。いわば、趣味とも言えるかもしれない。証券会社の担当者については、担当者が変わる時には電話があったものの、普段は、私が、直接的な電話でのやり取りが嫌いなこともあり、頻繁に電話を掛けて来ることは無かった。ところが、数年前から、この地域での野村證券の支店が閉鎖され、地元の某銀行に窓口が移されることとなった。すると、特に今年に担当になったという者が、私の携帯に頻繁に電話を掛けて来るようになった。私は、昨今、詐欺電話が多い為に、携帯に電話があると、迷惑電話防止のメッセージが流れるようにして出ないし、自宅の固定電話も留守電にして原則として出ない様にしている。ところが、その銀行の証券担当という男だけは、執拗に電話を掛けてきて、昨日、私が誤って携帯電話に出たところ、「手数料がかからないので、JR東日本の株を買いませんか。」との営業電話であった。私は、昔は、証券会社が顧客に過度な取引を勧めて、客転がしをして手数料稼ぎをしていた時代のことも知っているので、今回の電話も断ったが、その男は、更に、「手数料が要らないんですよ。」と不審そうな声を出した。そもそもが、担当者が、私の取引履歴を知っていて、敢えて、「あなたは、ネットで取引をしていますが、」と前置きしてから、用件を言ってくるのは、何か、担当者からの圧力に似た横暴さを感じてならない。何の罠を、銀行の野村證券担当者は私に仕掛けているのだろうか。こんなことが続くようなら、野村證券の口座を解約してネット証券に取引先を変更するかもしれない。年寄りを虚仮にしているようで不快だ。

昨日は、高速バスの予約をしてきて、今日は、妻と大阪に遊びに行くことにしている。今年も、暑くてうっとうしい夏になるようなので、今のうちに行ってこようと思った。大阪も、先日、万博に行ったときに通天閣近くのホテルで泊って、夜歩いていたら、外国人ばかりで、何か異国に来たのかと驚いたことがあった。国際化も良いかもしれないが、何事もやり過ぎは良くないと思うし、円安の影響もあってインバウンド客が増えているかもしれないが、そんな浮いたような経済は、やがて破綻する可能性がある。
急速な少子化と人口減少が進行していて、政府の楽観的な予想は悉く覆されつつある。今や、戦争で亡くなった人の数よりも、減少しつつある人口の数が多くなってきている。若者にしても、経済的な問題とか、将来不安もあり、結婚して子供を生んで育てようかという者が少なくなりつつある。人口減少が、経済的減速につながっている。地方の苦境を無視してきた一つのつけが、最近の米騒動でも明らかになってきた。すなわち、農業人口の急速な高齢化・減少は、益々離農者の増加を生み、米という日本人の主食すら、満足に生産されなくなってきた。残るのは、詐欺師と、悪人だけなんだろうか。
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