つれづれなるままに

どこにもなさそうで どこにでもあること

滞在1日目スウェーデンの自然満喫

2006年05月28日 04時30分26秒 | Weblog
起きて。

中野さんは実験所に出勤(おつかれさまです)
わたしたち3人(あこちゃんと私とだんな)は、
あこちゃんちの周りFiskebaksil(つづり合ってるのかな)散策に出発~。

さすがの晴れ男、
ぽかぽかお天気気持ちいい!
あこちゃんのいつもの(?)散歩コースで、
裏庭から草原に出て、海へ。岩を伝ってフィヨルドへ登頂!
うんせ、うんせ。結構登る。今まで岩山も登ったことあったけど(?確か)

こんな大きな岩山は登ったことなかった!
それなりの高さで船が小っちゃくみえる。今日はケーナ日和のようで、
高いところに登ってごきげんなだんなは、恒例のケーナを吹く。
2人で風に吹かれながら鑑賞。あこちゃんは、初ケーナ鑑賞なので、
ちょっと感動してた。「おもしろーい!!」だったかな?

聴いてたら、船が(ボート?)一隻近づいてきて、
お、手を振りに来てくれた!?と思ったら、まぁ普通に
ポイントを見つけたら潜っておられたよ。
なぁんだ聴いてたんじゃないのか~。

だんなが思うさまケーナを吹き倒したところで、岩を降りる。

岩を降りると、そこは小さい浜辺みたいになっていて、
浅くキレイな水がたゆたっている。周りには、貝殻がたくさん散乱。
ムール貝らしい。あとはバーベキューの跡とか。
こっちの人は野外で何かするのが好きで、バーベキューとかは
しょっちゅうやっているらしい。
また来た道を戻って。草原には、つくしも生えてるよ。春だねぇ~。

そのまま草原を横切り、あるこーあるこー。帽子持ってきて良かった!
焼けそうだわこの日差し。
途中人んちの庭(?)を横切り
(あこちゃんが大好きな条例発動!スウェーデンには、
自然は共有物なので、庭などは挨拶しながら誰でも横切っていいという)
林の中のような、庭のようなところは門が閉まっていたから、
横の石段を上って、越えたよ。日本じゃ考えられん!
まぁ敷地狭いからね日本…。すぐ家の人に会っちゃう。ところがこっちは
うろうろしてても、家の人どころか林の中じゃ人っ子ひとりあわない。
お散歩の人と時々すれ違ったりくらい。すれ違ったら「ヘイヘイ♪」
と言い合う。ヘイ=Hi!なのだが、
2回くり返して言うのがスウェーデン流らしい。
家がある風景に出る。オレンジ主体に白のまじる色の家々。
キレイだったから先を歩く2人の後姿とともに撮っちゃった。
途中、ライフジャケットを着せられて水遊びをしている
お子さんもいましたよ。(ここだったかな?場所が)
と、桟橋がかかっていて、そこから下にはしごが伸びている海に出る。
こっちの人は、夏になると海に「浸かりに」来るらしい。水浴び感覚かな。
確かに水はキレイで、冷たくて気持ちよさそう。どうやら日本の海ほど
塩気が強くなくて、べたべたしないんだって。あこちゃんも夏試したそう。
あまり長くは浸かれなかったらしいけど。
その後、
ひろーーーーいゴルフ場を横切っているとアイスの搬入車見つけ!
「アイス!?」と売店に駆け込んでみる。確かにアイスのボックスはあった。
けど、結局トイレを借りただけで買わず。
ゴルフ場を過ぎると、あこちゃんちに来る時車から見えたスーパーに出る。
こじんまりとしたスーパー。なのに、食器とか庭道具とかおもちゃ
まである。大きなコンビニっぽい??いやちゃんと食料品充実してるけど。
とりあえず、だんなとおみやげにする「いっぱい入ってるお菓子」を物色。
まぁでも今買っても荷物になるということで、ここも何も買わずに出る。

スーパーはFiskeの入り口小さい丘の中腹の辺。
上って港を横目に過ぎると丘の上には教会。
今日はお休み?ドアが閉まってた。
港近くの教会らしく船が置いてあるそうで、窓から中をのぞく。
ちょっと見えた…かな?いつもは開いてるのに…とのこと。なんでだろ?
途中別荘地だという、人があまりいない家の桟橋でしばしくつろいだりして。
町の狭い路地を抜けていくと見晴らしの良いフェリー乗り場に出る。
ここからは、隣(?)町リシシルへのフェリーが出ている。
パターゴルフの遊び場を越えて広い公園、デッキ?に出てちょっと一休み。
海を望んで前にはリシシルの町。左手には、あこちゃんちと
今ひろさんのいる実験所が見えた。ぐるりと回ってきたんだなぁ。
ごきげんだんなはまたケーナを吹く。軽快な曲。イイ感じにごきげんだ。
ひろさんにも見せてあげようと、デジカメで動画を撮ってみる。
1分と決まっているのか曲の途中で止まっちゃった。まぁいいや。一応撮れた。
後で見てもらおう!

そろそろお昼時。選択は3つ。港の辺のレストランと、フェリー乗り場の
近くのレストランと、スーパー近くのピッツェリア。
とりあえず港の辺の、は閉まってた…。あきらめて、ピッツェリアに…
ここもかー!開店の曜日が違ったよ…。
と、思ってたらガソリンスタンドの方にお昼を食べているおじちゃん2人がっ!
やってるのかなーとのぞいてみるとやっていた!お昼はピザ決定。
ピザセットを頼む。ひろさんケバブセット。一人1枚のピザがつく。
チーズ大好きなだんなの構えもさえて、あこちゃんが写真一枚パシャッ。
薄い生地で、あまり油っこくもなく、ぱくぱくいける。うまっ。
その後、リシシルに移動するべくフェリーに。だんな暑くなったので
(そりゃそうだ、このぽかぽか陽気にダウン着てるんだもんなー)
ひろさんに預かってもらって出発。
フェリーの出発時刻がせまっていたので、急ぐ。
うん、でも難なく着いてリシシルへゴー!

この船はカードを買って機械に通してお金を払う。
パスネットみたいなものだ。
甲板に出て風を浴びる。船の上は気持ちいい~これで座ったら寝るな~。
私、車は酔うけど船は酔わない。むしろ揺れが心地よく眠くなるのだ。
まぁ漁船とかだとそんな悠長なこともいってられないだろうけど。
いや今回は眠くはないんだけどね。
あ、そうそう時差ボケ全くなし~!!徹夜の勝利だ。やったっ!
リシシルに着くにあたって、ひとボケかます。
いや、町の方に、高いポール?が見えて、その上に家があったもんだから
遠目に、えらい高床式の家!?と思ったら、普通にポールと
丘の上の家でした…。だってちょうど重なって見えた…。
リシシル観光で、とりあえず主要目的は教会、カフェ、スポーツ用品店、電器屋さん。
スポーツ用品店は、いつものごとくだんながズボンを1本しか持ってきてなかったから!
電気屋さんは中野家の洗面所の電球を買いに。
リシシルに到着した時間が2時半とかだったので、とりあえず教会へ行くことに。
(必要度から行けば明らかにスポーツ、電器なんだけどwそこは観光!)
丘の上の教会。教会って何で丘の上にあるんだろ?賛美歌でも何か
丘の上の教会♪という歌詞があった気がする。
大きな教会!パイプオルガンとステンドグラスが荘厳。こんな規模なのに
プロテスタントらしい。スウェはプロテスタントが主流みたい。
カトリックですごいのはイタリアとかで見てきたけど、プロテスタントで大きいのは初めてだ~!!

その後見晴台へ。お天気だから気持ちいい。下の方にはリシシルの町並み。
一軒家がいっぱいな辺りは、日本と変わらないなぁ。ちょっと見慣れた風景。
けど…あ、あこちゃんから聞いた流行りのトランポリンが家々にある!
子どもたちが跳ねて遊んでるとこもあるや。すごいなぁ。
子どもの頃、家にあったらいいなーー!!とか思ってたけど、
実際にあるところがあるとは~!
ここは高いけど、次の人が待っていたし、吹かず。
あ、教会の丘に上る途中のふもとに保育園があって、子どもたちが
駆け回って遊んでいた。どこも子どもは変わらないな~と思って
3人で観察していたんだけど、あこちゃんに教えてもらったら
こっちの保育園は、園児が一人でも外に行きたいというと、
雨でも保育士さんがカッパや傘でつきあうらしい。
ホント子どもに優しいところだなースウェ。子育てするならここもいい
気がする。片言でも通じるし!って片言子育ては大変か…。
教会から降りてきて、本屋さんをのぞいてジャージを探す。
スウェは何だか本が高いらしい。外国に来ると現地のお菓子レシピを
買って帰るのが楽しみなんだけど、大きくて高いのばかりなのでやめる。
ジャージ、安いのを探していたのだが、ちょっと値は張る
(普通に2,3000円くらい)けど、
ファスナーで上下分かれて短パンにもなるのを買えた。いい買い物!
カフェでは、ナポレオンと、生クリームたっぷりのケーキをいただく。
甘いスポンジに、砂糖が加えられていない生クリーム。
初めて食べた取り合わせ。1ピースが大きくて食べきれず持って帰る。
このくらいの大きさ、いけるいける!と思ってたんだけど、
慣れない味の感じに負けたー…。(後で食べたら美味しかったんだけど!)
隣で小さい女の子がママに取り分けてもらってこの大きさのケーキを
2人で食べきっていたのには驚いた!すごいな、小さいのに!
でもこの砂糖の量、体には良さそう!
ケーキをお持ち帰りして、スーパーでお土産のフルーツスープやら調味料やらを
買って、お土産&今晩楽しむお酒も買い込んで、電器屋さんでめでたく電球も買えて
お買い物無事終了!

あ、そうそう、リシシルでは行く先々であこちゃんがスウェ語教室の知り合いにあって、
私たちをスウェ語で紹介してくれたんだけど
何か、伝わるかどうか不安そうな顔→伝わってホッとした顔に
毎回のようになってるので何かと思ったら、どうやら会った方々は、
一夫多妻の国の人々で(だから??)うちのだんなを「あこちゃんのだんな?」
と尋ねてきて、説明するのに難儀(?)していたそうな。そうとは知らず、
スウェ語なんて分からないので、ただただにこにこしておいた私。
いやー、友達が自分の分からない言語しゃべってるのって何か不思議!

そうそう、リシシルでは雑貨やさんにも寄って、いろいろよさそうな食器類もあった!
特にさわやかなターコイズ(?)ブルーの食器は、日本にはない感じ。
スウェは国旗に入っている色だからか、この色がいろんなとこに多い。
キレイな色だ。この雑貨やさんでは、だんなが好きな渋い色のガラスを
ためつすがめつして楽しんでいると、あこちゃんが驚いてた。
「男性なのに、食器とかよく見るね~!」とのこと
んー、これは、キラキラしたものがキレイでうっとりとか、
単純にそのレベルだと思うんだけど、まぁ鑑賞するのに違いはないのか。

そんなこんなでまたフェリーであこちゃんちの方に戻って夕食。
今日は、あこちゃん手料理!スウェーデン料理。
ショットブラ(肉だんごのブラウンソース)・
ピッティパンナ(じゃがいもと玉ねぎとベーコンの炒め物)
サラダとパン に買ってきたお酒で乾杯。
どれも美味しかった~!! ショットブラは、本来は、これにジャムをつけて
食べるらしいんだけど、あこちゃんたちはない方がおいしいとのこと。
うんでも私は、ベリー系の甘酸っぱいやつならあるのもおいしいかなと思った。
豚肉にりんごとかのせる感じ?おいしそう。
お持ち帰りしたケーキもみんなで食べる。
うん、こっちの方が味がなじんでおいしく感じた。今なら一人で1こもきつくない!
次、行った時はケーキリベンジ!!

スウェーデン到着!

2006年05月26日 16時58分17秒 | Weblog
着きました、スウェーデンuddevalla!

うーん暗い。まぁ当たり前。今は深夜の3時だもの。
ここはuddevallaの大きなショッピングセンターのバス停。
どこからどこまでかは暗くて分かりませんが
ちょうど、こう畑か田んぼのど真ん中にいる感じに広いです。
かろうじて遠くの方にネオンが見えるので散歩してみることに。

キャスターをガラガラ引きながらキンとした空気の中を散歩。
ちょっと寒いけど楽しい~。
ガソリンスタンドと、マックに明かりがついてる。
けど、まぁちょっとお茶ができるようなところはなさそう。
マック人いたけど。こんな深夜までお掃除か仕込みでもしてるんだろか。
おつかれさまです。

あとは、歩いていたら、大きな砂袋?がガンガン置いてある店もあった。
入り口のとこだけ明かりがついていて、中から何か音楽も聴こえてくる。
消し忘れ? 店内のぞき込んでみると、広くて大きな家具っぽいものが
あった。家具屋さんかな。暇なので入り口で写真を撮る。
そんな感じに見学をしつつ。端?まで来たところで
だんながケーナを吹くと言い出す。まぁ広いしうってつけでは…
というわけで心置きなくどうぞ☆ 聞くとはなしに聞きながら
ふらりふらりたゆたう私。(×踊り)
そんなうちに車が1台こっちにやってくる。
時間よりはちょっと早めだけど、あこちゃんたちかなー!?と思って
相変わらずふらふらして様子を見る。
あっちもこっちを伺う感じで近づいてみれば、違う人だった!!がーん
ふらふら変なアプローチしちゃったよ; 不思議な2人なので(自覚あり)
何か警備の人でも来たかな!?と思ってたら、「どうしたの?」って。
「I'm wating …my friends」と言ったら「OK、OK!」って行っちゃった。
どうやらタクシーの運ちゃんだったようで。
こんな奇行な2人を気の毒に…と思ったのか、親切な人もいるもんだ!
警備の人じゃなくて安心&文法的にはめちゃめちゃでも何とかなるもんで安心。

まぁそうしているうちにそろそろ待ち合わせの時間なので、
バス停に戻ることに。そして、ちょっとしたら
あこちゃんたちが来てくれた~。
朝も早くからほんっとありがとう!事前に聞いていて心配してたけど
まだ車が本調子ではないらしく『ブレーキかけると飛行機が飛ぶんだよ』
とのこと。ん?? 
辺りも明るくなってきて。両側草原とか牧場とか、早朝のドライブ。気持ちいい~。
そしたら、右手にバンビ!停車!
”ごぉぉぉぉーー”おー飛行機が離陸した!本当に聞き慣れた音で笑う。
車的には笑い事じゃないんだけど。
バンビにあこちゃん興奮!
私メガネなのでよく見えないながらもカメラ構える。でも早朝でもやが
かかってるようであまりよく撮れず。そうかバンビか。感動薄くてごめんね。
…私目が悪いので視覚的な情報はあまり刺激が強くなくて。
もうちょっと大きいとよかった…。

次に、現れたのはオオツノジカ!名前を聞くとすごい!またも
あこちゃんハッスル!どうやら今まで2年間暮らしていて一度も
見たことがなくて、ずーーーっと見たかったらしい。
しかも、つがいかな?でもこれも小さいのー。
野生だから当たり前なんだけど。でも遠くても向こうはこっちのことを
うかがってて、ちょっとしたら脇の森の方に帰ってしまった。
いやー、本当に森の中に住んでるんだってことがちょっとすごかった。
小さい頃から山登りやら行ってるけど、動物なんかは目撃したことなかったから、
山の中でも見かけるのは人間onlyで。
「森の中には動物が住んでる」というのは、実感としてなかった。
ホントに森の中に帰っていってたよ。いやー着いた早々、
滅多に見られない野生動物2種も見られて嬉しい!
とどめは、野ウサギ。あこちゃんが
「ここら辺の草原は野ウサギも出るよ」っていってた側からターッと逃げてった。
構えたが、すばやくて撮れず。 
(後から考えれば本当はこの時間、動物たちの
くつろぎタイム。おジャマして、ちょっとわるかったかな?でも楽しめた!)
そんなこんなで自然に親しみ、着いたは海の前。あこちゃんち。
海と言っても、フィヨルドの中で周りが岩山に囲まれているので
ちょっとした港という感じ。イメージとしては、湖のほとりのおうち。
ちょうど日の出で明るくなっていて、家のベランダからも海と太陽が見えるって!見晴らしのいい家!

車から荷物を出しておじゃまする。ぐるりと周って入り口入って2階が中野家。
あ、そうおうち入る時に、玄関にたたきがなくて、
割とすぐ階段だったから、靴は上で脱ぐのかな~と思ってたら、
中野さんが「靴くつ」と教えてくれて…何と入り口のとこにだんなは先に脱いでいた。いつの間に!失敗~。
スウェの人も入り口で靴脱ぐのかな?あこちゃんたちが日本人だからかな。
郷に入り過ぎ!?それとも大ボケ?まぁいいや…。

そうして2階のあこちゃん宅におじゃま。
外の海の風景も素敵なら家の中も素敵!
木の色と家具とか柱とかの白が基調で落ち着くのだ。
使わせてもらう部屋も、小窓があって、
テラスにあるような白いテーブルとイスがあって。
まるでこじんまりしたホテルの一室!こんなとこに住んでるのいいなぁ。

あこちゃんと中野さんは、ほとんど寝てないみたいで、
ここでひと休みです。2時間後にまた!と各部屋に別れる。

飛行機の旅

2006年05月23日 00時23分37秒 | Weblog
出発は午前8時。
成田へは、京成線を使っていく。何事もなく予定通り着く。
成田で、アエロフロートのチェックインをし、
持ち込み荷物を量ってもらい(重いと預け荷物にされる)
問題なし!
(だんなのキャスター付きカバンが、実家から借りた
「持ち込みギリギリ大丈夫」と言われていた大きさだったのでやや不安だった)

リコンファームも、チケットを手配したもらった旅行会社の
カウンターでは、「着いたコペンでできる」と言われたのが、
アエロのカウンターでは「必要ない。ミスアナウンスでしたね」
と言われ、どっちなのか半信半疑だが、そんなことは別によいよい。
荷物を持ち込め、チェックインもスムーズだったので機嫌よし♪

だんなが、飛び立つ飛行機を見たいというので、
ガラス張りのテラス?っぽいところにちょっといて、
早々と出国手続きもすます。スムーズスムーズ♪
いや、いいんですか!?そんな簡単に
こんな珍妙な2人(特に若干1名)を国外に出してしまって。
と思ったか思わないかは置いといて。

無事アエロに搭乗。いや、すごいですね~日本。旅行大国!!
だって、飛行機横も後ろも、トイレに立っても見渡す限り機内日本人!
多分80%くらいは日本人だ。なので、アナウンスもロシア語英語と日本語が流れる。
機内食には、成田で積み込んだ寿司が出た。うまうま。
アエロは、シートもいい感じで、合成皮革かな?ブルーで
座ると軽く沈み込むシート。フライトアテンダントさんたちも
感じがよく、とてもいい。何より、両側が2シート!
(真ん中は3か4だったかな?)2人だけで空間が使えてとても楽。
そんなこんなでくつろぎながら、
機内では、だんなはこの日のために仕入れたDS
私はロシア語会話を読んで、あとは寝て過ごす。
半徹夜がイイ感じに効いて、よーく眠れますよ。
食っちゃ寝で2食。で、ロシア着。
空港、事前に調べた感じでは、何もない殺風景な空港。北京に次ぐ。
とか、トイレが薄暗くて、一人では怖かったとか
いう記事を読んでいたのだが、まぁこじんまりしてて、
確かに照明暗めだけれど、個人的にはとても落ち着く空港!
蛍光灯ガンガンの場所より好きv
こじんまり円形なのも、迷っても1周すれば戻ってこられるから好きv
とりあえず免税ショップなぞをのぞく。日本人のお兄ちゃん(大学生?)
2人組に「1泊する予定なんですけど、トランジットホテル取ってなくて
どこですかねぇ?」と尋ねられ、にこやか丁寧に答えてみたり、
ロシアのおっちゃんに、時間を尋ねられ、携帯を見せて教えてあげて
「スパシーバ!(ありがとう)」と言われたり。国際交流。一日一善。
日本円も使えるし、居心地のいいなぁこの空港。
あ、行く人いたら、この空港で一番のオススメは、2階の通路。
何がオススメかというと、人が少ない。手すりにもたれていると、
1階が見渡せるし(免税店が上から見られる)、
空港から何メートルかのキョリだけど、外も見られるし、
空も見られるし。ぼーーーーーーっとするにはすんごいイイ場所!
特に発着のパネルが見られる場所は、自分の飛行機のゲートが
すぐチェックできて本当にいい。

いやまぁ…この2人、
何とかは高いとこが好きっちゅーのもあるのであるが…。
21時なのに、まだ明るい。
そうして、これもスムーズ、定刻どおりに出発。
ロシア→コペンハーゲンなのだが、今度はヨーロッパの人ばかり。
お酒も飲んでおられてご機嫌な感じ。
窓際だったので外をぼーっと見ていたら、
ちょうど陽が落ちるところが見えて、空が水色・ピンク・オレンジ
とかの3層になっててキレイ!! またそれがなかなか落ちないのだわ。
しばらーく空を楽しんでいたロシアの上空21時過ぎ。
あと機内では、到着予定23時、深夜バス発車予定23時半なので、
コペンハーゲンのカストルップ空港の全体図と、
バス停がどの辺にあるか、リコンファームするならカウンターはどこか
をチェック!準備万端!!

と、思っていたら、到着予定時刻を大幅に繰り上げ、
22時20分頃到着。何て運がいい! 
「こんなに時間あるんだから大丈夫だよ」というだんなを横目に見つつ
「時間は節約できる時にしておくのだ!」とガラガラキャスターを
引きながら急ぐ。 おかげさまで入国審査並ばず。
私のパスポートは旧姓の時に取ったもので、後ろのページに
変更が書いてあるのだが、時々止められると聞いていたので
日本語が通じない場所、ということでちょっと構えて待つ。
だんな先へどうぞ。 だんな時間かかる。……何をやってる!?
どうやら、うまく質問に答えられていない様子で、審査官の人が
困っている。 だんなが困っている分にはちょっと様子見に徹しても
よいのであるけれども、人様に迷惑をかけては申し訳ない!というわけで
駆けつける。 どうも、聞いていると「もう飛行機乗らないの?」と聞かれて「乗り換えるならあっちだよ」と言われているよう。 
だんな「観光で来てます」とか答えている。
やり取りの挙句、審査官の親切なおじさんは、パタパタと飛ぶ真似をしてくれた。
私が人の言っていることは理解できるが、伝えるのに自信はない
ながらも「イエテボリに行く」(審査官「飛行機乗らないの?」)
「これからバスに乗る」というのを伝えると、通じたようだ。ほーっ。
まぁそんなで、私自身は一緒に審査してもらい、さっさと通れたのだが。

うーん、笑っちゃうほど納得。だんなが言ってた、
「自分は、人に伝えられるけど聞き取れない」というのを。
まさか、これほどまでとは(笑) 
だって、おっちゃん苦肉の策の飛行機の真似、だんな
「なんのアラレちゃん(キーン)の真似かと思った」って。

焦る私は、まぁそんなのもちょっと置いておいて、
バス停を探す。インフォのおばさんにネットでプリントアウトした
時刻表を見せてみたら、「あらこれは、中央駅から発ね。電車で3駅よ」
と言う。友達には、空港のターミナル3から直接出るって
聞いていたもんだから焦り倍増。 空港の案内地図を見てみても、
ターミナル3はあって、高速バスとは書いてあるんだけど
外に出たら渡れない道路がじゃまで行き着けず。
仕方がないから、電車のカウンターで聞こうと並びかけるが
だんなの「バス停行ってみよう」という意見についていく。
聞き取れない面白だんなさん、度胸はすんごいあって、
何人でも、どんな人でも(いやヤバイ人は見分けられるみたいだけど)
気軽にささっと話しかけられるので、頼もしいの面も。
端の方から、空港の外に出てみると、果たしてそこがバス停だった。
スウェバスExpress「これ!?」と思ったら、だんなが近くの係員さんに聞く。
そうらしい。あ、じゃぁチケット買わなきゃ!…と思ってたら間もなく、
1台のバスが来た。
近くにいたおじさんに、だんなが「これUddevala(ウッデバラ)行く?」
「チケットは?」と聞いて、「行くよ。中で買えるよ」とのこと。
予定時間より、1時間も早い便なのだが、「次乗れるかは分からない(私)」と思って嬉々として乗り込む。
だんなは、「別に次の待ってもいいけど、どうせ来たなら乗ろう」くらいだったらしい。動じない人だ、ホント。

バスに無事乗れて。
私は、電車乗り継いで行くのと、電話を使うのがイヤだったので、
飛行機が早く着いてくれたこと、
バスがすっごいタイミングで来た事に感動していると
だんな曰く「まぁ、いつもこんなもんだよ?」とのこと。
あー、そんないつもイイ思いしてんのぉー?と、ズルイ感に
おそわれる。自分で何とかできる能力持ってるくせにー、
状況の方が合わせてくれるなんてぇぇぇ。
えぇ。まぁ、私も享受させてもらってるんですが。特に天気とか!
度胸は、「どこ行っても、文化や暮らし方と見た目がちょっと違うだけで、
みんな変わらないよ」という思いから来るみたい。
生きる力旺盛で頼もしいことです。ちょっと感化されて、
私もずっと無理だった、片言でしゃべる、文法を考えずにしゃべる
というのが今回できつつありますよ。通じるねホント片言でも。
でも、こう、どこででも、相手の方から
「おぉ、イイ子だね~!頑張ってね!」的に
微笑まれてる気がするのは、気のせいですか!?

そんなことを思いながら、
バスで友達との待ち合わせ場所、スウェーデンのウッデバラ
ショッピングセンターまで
あと4時間。

2006GW旅行記その1 出発前のバタバタ

2006年05月20日 00時41分22秒 | Weblog
強行軍inヨーロッパ
(今回は、初2人で海外!ということでいろいろと長いので
小分けにします。全6or7巻)

その1出発まで。

今回の強行軍は海越えです!
海越えの目的は…
   スウェーデンにいる友達に会いに行く。
   (友達のHPで見る景色を実際に体験する)
   海外には行ったことないというだんなと初海外。

強行はいつもですが、今回は何が強行だったかって、
①計画から出発までの時間
 海外旅行の、それもGW真っ只中の旅行を1ヶ月切った4月中旬に
 計画を進め始めたこと。(だって、だんなの休みが分かるのが
 その時期で!来年からは、基本の5/3~7とかだけ押さえておいて
 だんなの予定が分かった時点で、日程を変更するだけにしようと思う
 。学習。)

②移動手段
 もちろん、飛行機が簡単に取れるはずもなく(いや、空席があっただけ

 でもすごいの!だって、帰りの飛行機、JALに問い合わせたらキャンセ

 ル待ち70人て。探し当ててくれた友達に感謝!!)こっちを昼に発って


 向こうに23時頃着く飛行機に、それから深夜バスを使って友達の家の近

くにまで行くこと。

③滞在時間
 帰りの飛行機がも朝8時出発なこと。遅く着いて早く出る。

というわけで、海外なのに、正味3日ですよ。
ある意味すんごい贅沢!
直前で混んでるのに航空券が取れた、
拾ってくれた神(航空会社)は「アエロフロートロシア」です。
使ったことない。
トランジットで、行き4時間、帰り7時間モスクワの空港に滞在するので
ともすると、外に出られたりするかなーっ。

と思って、
調べに入る。
ロシアのガイドを本屋で探し、、、たのだけど、
ない!本がない。何か「ヨーロッパとか北欧、東欧とかあるのに、
何でロシアの巻だけないの!?」とかザラ。地球の歩き方ですら
’04~05版で止まってる。今は06年ですよ。他の国のは出てますよ!?

ロシアってそんなに行かないとこなのかなぁ、とやや不安になる。
しかも、ネットでアエロフロートについて調べてみたら、
トランジットの時間が長いと預け荷物が荷抜きされる、
だの、トランジットにもビザが必要で
ビザは大分前に申請しないと取れないだの、税関で苦労するだの
いろいろ大変情報が。

慌てて航空券を頼んだ会社に問い合わせてみたりとか。ロシア対策に走る。
結果、ビザ取得は今回、出発までに日がないので無理とのこと。
滞在が空港内だけならばビザはいらないとのこと。

そして、運よく、他の友達が使ったことある、という情報をもらう。
彼女もトランジットで使って「空港では寝てた」ということで
あまり記憶がないとのことだったけど(^^;)記憶に残ってないってことは
危険もなかったってことだ。ちょっと安心。

ロシアのキリル文字は読めないので、
実家からロシア語入門の全カセット4巻
、図書館で持ち運べる辞書つきのロシア語会話入門を借りたり、
これで長いトランジットも空港内のキリル文字を読んで遊んで
退屈しない!図書館で旅のお供に他の本も借りた。
荷物も全部手荷物にすることにして、これでロシア対策は万全。

準備その2は、友達から頼まれた食材。
いろいろあって、うちの近くで底値を探しながら買う。
買ったら次の店の方が安かったりして、ごま油は2本になった。
一番の難関、カルディというコーヒー屋さん兼輸入食材屋さんにある
「ビスクイック」も、専門学校に行く途中に店舗があって、クリア!
何日かに分けてクエスト(買出し)無事終了。揃えると圧巻!楽しい。

ロシアの他にあった不安要素は、着いてからのこと。
着くのはコペンハーゲンの空港で、そこからスウェーデンの友達
=あこちゃんちまで移動しなければならないのだけど。

深夜バス・電車・ホテルに1泊して次の日移動の3択で、
①深夜バスは、乗ってれば直で近くまで行けて楽だけど
 23時半出発(飛行機の到着は23時予定)。
②電車は、もっと遅い時間に出るけれど、乗換えが多いのと、着くのが
 午前になって時間がもったいない。
③ホテルに1泊は、ゆったりだけど、もっと時間がもったいない。
…どれになるかは着いた時間次第。
あこちゃんも、深夜バスの場合近くまで車で迎えに来てくれるので、
どれになったか知りたい。ということでバスに乗れなかったら空港で
あこちゃんに電話。この、電話。
海外って電話が一番難しいと思うのよ。
まず硬貨がどれを入れたらいいか、分からない、
相手が出ても、英語だとツライ。私は、割とどんな言語でも
相手が言いたいことは何となく分かるという特技を持っているのだけれど

、(だんなは逆で相手に意思を通じさせることはできる。2人合わせて1

人前だ)
でも、理解できるのは、状況とか相手の表情とか身振りとかを読んで
なので、それが全くできない電話は苦手。異言語お手上げ。
前にオーストラリアに行った時に、とても苦労した記憶があるので
電話は不安。

てなわけで、直前に不安が募った私、スウェーデンの友達の
携帯に電話をかける!いやー、いくらかかるのか請求書が楽しみだーと
思いながらかけたけど。つながって感動…。 電話ってすごい!
国を越えてもリアルタイムに話ができるってすごい!
通じる、ということでかなり安心できた☆

(あでも、電話問題、今回は相手が友達だし日本語だから大丈夫なのか。
今これを書いててやっと気付いた。それくらい電話は苦手!!)

そんなこんなで準備を進め
出発前日。
徹夜をすると、時差ボケがないというので、
前日は半徹夜。5時近くになったらさすがに耐えられなくなってきて
居間で軽く寝る。 でも出発の時にはイイ感じに眠い。
いざ、出発!