つれづれなるままに

どこにもなさそうで どこにでもあること

遅まきながら、子離れ第一歩

2010年09月15日 23時04分25秒 | Weblog
2010.9.15司が初めて一日おっぱいを飲まなかった日。
初めて、おっぱいなしで寝られた日。
20秒飲んで寝よう、
15秒
9秒
だんだんと
なくても寝られるんだ~という自信をつけてきたらしい、
夜、「今日なしで寝る!」「ボク赤ちゃん欲しいもん!」と勢い込んで
…寝られた。
多分、パパがその場にいたことも大きい。
それまでの時間はねむくてグダグダ、
「今日50秒飲む!」とか言っていたくらいだったので。
パパ相手に男組としてのプライドとか、
かっこよくいたいという背伸びが働いたのだろうと思った。

とにもかくにも、泣きもせず、騒ぎもせず寝つけた。
(これは断乳<卒乳のいいところ?)
まぁ、断乳でも卒乳でも、子は何かしら頑張るし、
ステップの一つとして、どういう形でも尊いものだけども。

戻って。
しかし、私、いや”母親として”の私の喪失感は結構あった。
喪失感というか、不安感というか。
いろいろぐるぐる動揺。

子がやり遂げた
安心とか頑張ったねと労う気持ちもないことはない。

けど、本音を言うとそれよりも、
「今まであれだけ、ないと泣いたくせに!」という
離れていった悔しさ?
とか、
「もう用済み?」という寂しさとか
今までは、子といることで私の価値がたもっていたのが
なくなりそうで不安というか。
(他の人とする話題が、子の内容が多かった。)

職業柄、
”子離れ”の大変さとか、子持ちの上でもどんなことが起こるか、
見たり聞いたりしてきたけど、
思ったより内面生々しい…。

母性には、いいところばかりじゃなくって、
相手を取り込んでしまう、食ってしまう一面もあって、
でもそんなのは子どもを一人前に扱っていれば、
そういう意識でいれば(理性で)大丈夫
とか考えていたのだけれど、
いや、そんなのでクリアできるもんでもなかったような。
体験しないと分からなかったことかも。

そして多分、時が過ぎるとあっさり忘れそうなので備忘録に。

母と子と、互いに甘えん坊で寂しん坊な2人が歩んだ授乳の日も
どうやら完結。次に進みましょう。

と、いう訳で、”私”アイデンティティ
また立て直そうっとー。
一時期はホント今までやってた趣味も仕事も興味が薄れていたけど、
戻ろう、戻そう。
ゆっくり。

いやぁ、いい体験をさせてもらいました。