つれづれなるままに

どこにもなさそうで どこにでもあること

北欧離陸

2006年06月18日 01時19分07秒 | Weblog
朝起きて。荷物も持って、出発。
あこちゃんと中野さんが空港まで送って来てくれる。ありがとう!
ホテルから空港は、電車ですぐ。
アエロのカウンターはどこかいな?とかパタパタして、ドタバタな旅は
最後までうちららしくドタバタと。
あまり寂しさを感じる暇もなく、
搭乗手続きのゲートをくぐるために、あこちゃんと中野さんとお別れ。

また来るからね~!今度はゆっくり来る~!と思いながら別れる。
コペンのカストルップ空港は、窓ガラスが大きく外の見晴らしがいいカフェとか、
お店とかいろいろあった。おみやげのチーズを買い足して搭乗ゲートへ。
そんで、北欧の地を離れたら、またモスクワを経由して日本へ。

今回のモスクワは、7時間待ち。まぁ、暇つぶしのDSと、私は本も持ってるし。
とはいったものの、待ってる人が多くて、テリトリーを確保するのがちょっと難
だったけど、まぁ大したこともなく過ぎる。

日本に戻ると、時間帯は朝。
今夜は私はまた専門学校なのですよ。家に帰って荷物を片付けて体力温存の為に寝る。

果たして、専門行ったら、今週はお目当ての先生
(フランスに行くあこちゃんに伝えるのに、
フランスのお菓子やさんを教えてくれた先生。お礼として、おみやげに渡そうと思ってた)
ではなく…。ケーキ類は、全て私のおなかにおさめられること、決定。

以下、数日に分けて食べたケーキ談。


コペンのチボリ公園脇、conditori Hans Chiristian Andersen
で購入したフランス(?)菓子

・フランボワーズのタルト
 リンツァートルテみたいな感じかな。タルトの上にフレッシュな
 フランボワーズコンフィチュール(ジャムのあんま甘くないやつ)
 が乗っていてその上からパートダマンド(アーモンドの生地)
 がかぶせてある。甘酸っぱくて、冷やして食べたら美味しかった。
 結構ボリュームはあるけれど。

・ナッツのタルト?
 上にカラメリゼしたナッツがふんだんにかかってて、外がチョコで
 ハードコーティングされている。中はというと、アーモンドがいっぱい

 入ったどっしり生地。(anthonの中にも入ってるけど、これがこっちの
 「マジパン」なのかな?日本のマジパンよりしっとり。)
 常温で食べた時はかなり甘く感じたのだけど、とっとくために冷やして
 その後食べたら、甘さが緩和されてちょうどよい美味しさに!ナッツの
 味が結構濃くて美味。

・チョココーティングの、タルト??
 外の生地はタルト生地っぽい。それで、中身はまたパータダマンド。
 (こっちの人、アーモンド好きだな~~~~!とびっくり。
 スウェーデンでもマジパン・アーモンドプードル人気みたいで。)
 こっちの中は、ナッツのタルトよりは柔らかな感じ。
 甘くないタルト生地に包まれているので、ちょうどいい甘さで美味。
 今回の3つで一番好きだったのは、これかな♪

どれも、重かったり、アーモンドばりばりだったりするけれど、
ベースはプランス菓子なのかなぁ?と思う材料の使い方だった。


今回の旅…全体の感想。
いやぁ、時間がなくても、ないなりにいろいろ楽しめるもんだ!
というか、つきあってくれたあこちゃん、中野さんに大々大感謝!!
中野さんなんて、その後、熱を出したらしく。ドライブもいっぱいしてもらっちゃったし、
ありがとう~。ホント、今度はもっとゆっくり、スウェの甘いものも
名物のお料理ももっと知りたいな~(食べ物ばっかかい!)
+友達がいると、海外でも何かあんまアウェイな感じがない。
楽で、その分思いっきり楽しめる!いいなぁ。

というわけで、旅に行ってから、日記を書き終わるまでに
だんなと初海外、あこちゃん訪問の旅日記も
ここまで。

次はいつ更新されるのか…と思いつつも、読んでもらった方、ありがとう。
私にとっては、あっちでの記憶はここまでで止まっているので、
まるで旅行が1週間前とかのことのよう、だけど、あれから1ヶ月以上経ってるんだよね。
書くの時間かかったなぁ。でも、海外の日記、刺激も多かったから書くことたくさんで。
やっと終えられた~!

今度は、たまっている近所のケーキ探訪記もアップしていく予定です~。

3日目コペンハーゲン観光

2006年06月18日 01時08分10秒 | Weblog
3日目は、コペンハーゲン観光。昨日、たくさん車を走らせてくれた、
ひろさんありがとう!!今日もお願いします!

コペンは、古城と食器を見る。
午前にフレデリクスボー城に行って
午後、コペン市内に出てロイヤルコペンハーゲンを見るという予定。

朝食は、ホテルのバイキングに。
メニューはパンと、ハムとチーズとジュース。
パンは、大きいのが置いてあって、自分で切り分けられる。
その横には、ジャムと、チーズスプレッドがいーっぱい。
ハム、トマト、オニオン、パプリカ……
私とあこちゃんは、主婦根性!?一通りもらっちゃえー!
ともらってきたのだけど、いざ揃えてみればすごい量に!
多かったので、とりあえず各味1つずつ開けて、
みんなで少しずつつけて食べた。そんで、美味しかったのをもう1こ
開けて食べたり。残ったのはもちろんお持ち帰りで。
あと、コーヒーメーカーが、カフェにあるような機械がどーんとあって
すごかったのだ。
ボタンを押せば、エスプレッソからウィンナーコーヒー、ココアまで
お好みのものが出てくる。日本のバイキングじゃ、あまりないなぁ、
と思って写す。
いやー、チーズのおかげで、すごいお腹いっぱい…。

朝食の後は、車でフレデリクスボー城を目指す。
このお城、コペンハーゲンのあるシェラン島を北上して、
ヒレロズというところにあるそうで。高速に乗って、
ガイドブックの地図を片手にヒレロズを目指すのだけど、
なかなか着かない。デンマークでは、景勝地は、交通標識の行き先の
ところに、マーガレットの花がついていて分かるので、
マーガレットを見つけてはそっちに走ったのだが…。
どうも違うらしい。とりあえず一旦、道路脇にあった地図を見に
あこちゃんとだんなが降りる。うーん、来過ぎたみたい…。
戻っている時に、もう一度ガイドブックでフレデリクスボー城の案内を
見てみると、ヒレロズの「駅」から歩いていける感じ。
む。どこかで、左折し損ねたらしい。今度は戻って左折をし、
確認のために、男性陣が道端の地図を見て
(なかのさんも運転席から降りた)オッケー!これで着くぞ。

果たして、お城は結構街の中にありました。古城っていうから、
自然の中にあるのかと思ってた。そうでもないのね。

門のところで記念撮影して、
入り口にポセイドンとか、いろんな神話の神様たちがいたのも
撮って、いざ入城!
中は、博物館になっている。
紋章とか絵画とか、家具のアンティークとか、
部屋自体も見所になっていて、見ごたえ充分。
紋章は、こっちの貴族のを展示しているのかと思いきや
なぜか、日本の皇族の紋章もあった。
(あこちゃんが目ざとく見つけて教えてくれた)
いやぁーしかし、あまりの広さと見応えに、
途中で足が疲れてきたりして(^^;)
あ、そうそう、シャンデリアとかのある広間に出たとき
あこちゃんが「鏡を上に向けて、それ見て歩くの面白いよねー」
って。本当は、障害物はないんだけど、シャンデリアとかが鏡に立体に
映るのでそれをまたいだり、よけたりして進むようだ。
うーん、歩き疲れてちょっとダレてきたのには、面白い刺激かも!
残念ながら鏡を持ってなくて、できなかったのだけど。
そういえば、私はそれと似たことを、子どもの頃デパートの全身鏡で
やってたなぁ。あの鏡は、斜めになっているので、
目の前が坂になっているように見えて面白いのだ!

と、まぁそんな具合に、いろいろな美術品を見ながらてこてこと歩き回る。
そう、ここには、デンマーク?最古のエレベーターがあるとかで。
床が、四角にあいていて、その穴に椅子があるのだ。
その椅子がエレベーターらしいんだけど。アンティークの椅子。
うーん、横にバーがあるけれど、それを自分で引っ張って進むのかな?
どうやって?とか、どこへ着くのか、とか疑問のわくエレベーター
横に英語で説明があったので、デジカメで撮った。(あんま読む気なし)

ざっと、2時間くらいいたかな?広い場内を散策した後は、
城から出て、庭のあたりにあったお店でランチ。外は空いている席なくても、
中は結構あいている。こっちは外好きだね~!でも確かに気持ちいいのだ。
地元風のものを食べる。私は、ちょっとそこからは外れるかもしれないけど、
帆立のホワイトクリームの入った、ポットパイを頼んだ。美味。
しかし、こっち、一つのものなら、一つのものを集中して食べるよね。
例えば、日本の食卓のように、こまごましかもいろんな国の料理が並ぶって
そう、ない。
以前オーストラリアに行った時に、ステイ先の女の子に
「日本って食卓に、世界各国のものが並ぶって本当?」と聞かれ
あぁ、そうねー言われてみればそうかも。そして、この国の人からすると
それは不思議なのかー……と思ったことがあったけど。
そうか、日本くらいのものなのかー。いろいろあった方が楽しいけどね♪

腹ごしらえも済ませて、早々コペンに戻る。ロイヤルコペンハーゲンにも行く予定なので。
この時、14時くらいだったのだけど、一度ホテルに戻って、電車にちょっと乗って、店を目指すの、
閉店17時。移動も考えるとギリギリなのだー。
とりあえず、ホテルに車を置いて電車でコペン中央駅へ。
車内が広くてきれいなのだー。
そうね、ここら辺も北海道ぽいかな。北海道の電車は(今まで乗ったやつ)
新幹線ぽい、2席がずらっと並ぶタイプ。
コペンの電車もそんな感じ。空港が近いから、入り口は広くトランクとか
荷物が多くても全然大丈夫な感じ。ドア、4人くらい並べそう。
車内にあった、ごみ袋が、キレイな草原やらの写真の袋で。エコ袋だって。
私の友達に北欧デザイン好きがいるのだけど、
北欧のデザイン、こんなところからも洗練されたものがうかがえる。
こういうもの好きだろうなぁと思って、もらってく。私も好きだ、この緑の風景。

中央駅に着いて、出てみると前にはチボリ公園。去年のGWに倉敷の辺を
通って、チボリ公園の名を目にしたけど、本家はここにあったのね…。
とまぁ、そんな邂逅に浸りつつも、
横目に見て、ロイヤルコペンハーゲンへ急ぐ。ただいま16時ちかく。
閉店は17時。道は結構観光客?でにぎわっている。
まっすぐ建物を目指し、着いた。3階建て。さらさらと見回す。
んー。近代的??観光用?3階までざっと見た。満足。
お隣のデパート?の雑貨に移動。ここは、件の北欧デザイン好きの友が来たら
すごく喜びそうだな~と。食器とか、服とか、照明とか、家具とかいろいろ面白い。
特に陶器、プラ、ガラス、いろんな素材でできている。モノクロあり、
ビビッドカラーあり。でも、大抵スタイリッシュなのが多いかな?
友に何かおみやげにしようかと思ったけれど、散々迷った挙句、好みがあるから
買わずにパンフのみ入手。これで楽しんでもらおう。
ここも何階かある。ロイヤルコペンから、あこちゃん中野氏ペアと
うちらペアと別行動だったのだけど、デパートの方で、ちょっと時間的、精神的余裕ができたので、
一時向こうを尾行してみる。建物がロの字型になってるもんで、
柱や何かの陰に隠れて向こう端にいる2人が見える。
む。2人だと、あっちの2人も結構キョリ近いぞ、うふふ。
と怪しげな2人。
そんなこんなで遊んでるうちに、時間になり…実は、あこちゃんたちにお礼も込めて
何か小さいグラスでも…と探してもいたのだけど、なかなかいいものが見つからず
17時になった。日本だと…お客さんがいる限りは閉められない…んだけど、
こっちは問答無用。奥から徐々に電気が消えてくよ!面白い。追われるようにみんな出る。
出たところは、ここらのお店(飲食以外)が店じまいをし、仕事終わりのお祭り!
土曜なのでね(確か…)。通りでは街灯演奏で、グラスハープをやっていた!
いやー、子どもの頃、なぜか、ワイングラスを洗う
(多分お客さんが来たか、パフェを食べたかどっちかだ。後者の可能性大)
時に楽しんでいたけれど、これを路上でやる人がいるんだぁと感心。
音もきれいで、しばし鑑賞。だんなは、おひねり入れに行きました。
普段だと、こういった人と仲良くなるのに才能を発揮するだんな。渋谷とか。
今日は旅行先だし、人も結構いたし、とりあえず離れる。
まだ開いているおみやげ屋さんを冷やかしつつ、散策。


む。ここでタイムリミットのある用も済んだので、私は駅前にあった
ケーキ屋さんに行きたい事を言い出す。ぜひ、こっちの焼き菓子の味を知っておきたいのだ!
運よくまだ開いていて、日持ちしそうなのを買いまくる。タルト3つに、せっかくだからデニッシュ1つ。
買えたっ買えたっ♪ さぁ、夕飯へ。安くてバイキング、というRizRazへ。
結構混んでいたけど、待ってたら席に案内される。
ここは、サイドディナーがバイキング形式になっていて、メインは別に頼む。
バイキングだと量が多そうなのでメインは、2皿を4人でシェア。メインが来るまで何往復か
バイキングを楽しむ。野菜結構多いなーというか、バイキングはベジタリアン用?
野菜オンリーだったような。サラダとか、パスタとかいろいろ。美味しい。
けど1つ、トマトソース美味しそう!と思って取ったら、
えっらいカラいソースで、消費するのになきそうになったソースが。
その後は、取るもの全部そのソースをつけられそうなもの中心に。
フライドポテト温野菜e.t.c ソース美味しいんだけど辛い!!
けど、美味しいので残すのはもったいない。格闘。 そのうちにメインも来て。
それがまた結構大きい。4人でシェアでよかった!
食事も終わり、くつろぎに入ったところでアクシデント発生!
なんと、だんなの持ってた紙ナプキンがテーブルのろうそくに触れていて、
火がついた!紙なので、すぐ燃えて、結構大きな炎が。
だんな、どうしよう…、って顔でこっち見られても!
おねぇさん(食器下げに来てた)早くそのぬれぞうきんくれ~!と
一瞬思ったら、なんと、、、隣に座っていた女性の一人が手で消してくれた!
熱くなかったかな~勇敢なお姉さん!!
4人驚きと尊敬の眼差しで見るも、笑ってお店のスタッフからぞうきんをもらって手を拭いたら、
またお相手との会話に戻られた。すっごい! 
うちのだんな…すごい緊急時には、すごい勢いで力を発揮しそうなんだけど、
こういうミニトラブルには、結構弱いんだよなぁ…。前もサークルのみんなで、
飲みの後アンミラに行った時、勢いよくグラスを置いたら、足のところが折れた時も
狼狽していたなぁ。
変なこと思い出しちゃった。本人の名誉の為に、普段はとても頼りになるだんななのですよ!

まぁそんなアクシデントもありつつ、今日も終わりに。
(あれ?ケーキ屋さん行ったのって、ここだっけ?)
店を出たら、おまわりさんが2人馬に乗ってパトロールしていて驚いた。
ライトアップされたチボリ公園なぞ撮ったり、だんながレンタサイクルに乗ってみたりして楽しむ。
ふらふらと駅に戻って、またおみやげになりそうなものを探していたら、
電車の模型があった。 だんなコイン投入!コインを入れると、電車が動き出すのです。
トンネルあり、駅あり。みんなで「あ、ここ来た!」「こっちから出てくるよ」と騒いでいたら、
地元の男の子も来る。引率のおとうちゃんが、彼に何も教えないので、うちらが必死に(?)
「あ、ほら少年こっちだ!」「今度こっちから出てくるよ!」とか、日本語で誘導。
そのうちに、彼も要領を得てきて、自分で追えるように。
その頃には、もう電車も時間が終わってきて、止まりそうなんだけどね。
細かいところでも楽しんで、また電車でホテルに戻る。

ホテルに戻ったら、あこちゃん部屋でこれまでの写真のデータを渡したり、今日の戦利品の試食をする。
だんなは、ベッドに沈んでたので置いていく。
夜も遅かったので、フランボワーズのタルトとデニッシュを3人で分けて食べる。
うん。やっぱりアーモンド生地たくさん。
美味しいけど日本人としてはあまりない体験。こんなアーモンドいっぱい食べるのは。
残りは、私の通っている専門学校の先生に食べてもらおうと思って取っておく。
持って帰るぞー、そのために日持ち、常温もちしそうなものばかり選んだんだもんね!

甘いものも堪能して、就寝。
明日の朝は、ついに帰りです。
来る時に調子が良かった原因として「徹夜」と思っていたけど、
さすがに旅先では時間つぶしツールもなく、寝る。

濃密な1日

2006年06月03日 23時17分06秒 | Weblog
えーと、あいのりではないですが、旅の期限はあと2日。
(あいのりは基本的に無期限なんだけど☆
事情があって帰らねばならない人がナレーターに言われる
「旅の期限はあと○日」)

しかも、帰りの飛行機は、コペン朝発なため、
最後の日には、スウェでなく、コペンに移動しておきたい。
(いや最終日にまた深夜バスで向かうのもできないことはないんだけど)
というわけで、中野家が可能ならば、2日目の今日コペンに移動して
明日最終日にコペン観光というのが希望。
そして、それには一つ問題が。
中野家の車の調子が直るかどうか!
行きも帰りもコペン観光も、移動距離が長いので車がなければツライ。

車修理は
実験所にいる、あこちゃんのスウェのおじぃちゃんの腕にかかっている!
と、いうわけで

今日の予定は、午前は水族館見学(ひろさんのいる実験所)で、
おじぃちゃんに様子を聞いて、
午後は、行けたら車で、1日目に着いたショッピングセンターへ。

ひろさんは、お仕事で先に。働き者だなぁぁぁ。
あこちゃんとうちら3人で後からのんびり実験所。
すごいよ、すごいよ!後から思えば、ここも撮らせてもらってくれば
よかったかなぁと。電子顕微鏡とか、うーん、ひろさんの研究している
珍渦虫をうすーくスライスする機械とか…。理解できて覚えてるのが
それくらいなんだけど、
中学では科学部で割と理科好きな私にとっては、懐かしいのと
使ってみたさをひしひしと感じるものたち!

途中、食堂にお茶をしにいく。テラスありの気持ちいい空間。
スウェ名物のブッレを食べる。シナモンロールみたいなパンなんだけど、
あこちゃん曰く「今まで食べた中で一番美味しい」と。
甘いもの運あるな~私☆
ここで、ランチの予約。今日は、あこちゃんたちも初めて利用するという
ここのランチ。まず食堂に、ランチメニューがあって、
2つのどちらかを選んで名前を書いておく。そうすると、希望者分
お料理を作ってくれるのかな?
本日のメニューは、タンドリーチキンと、ハンガリアンシチュー。
ハンガリアンシチューは何か気になったけどお肉気分だった私はチキン。
ひろさんとだんなもチキンで、あこちゃんがシチュー。

実験所見学再開。
その頃おじぃちゃんは、というと、研究者の研究材料を取りに漁に出たりと
忙しそう…。車どうかなーと言いつつめぐる。
実験所の周り(すぐそこは海)には、飛び込みができるような桟橋もあって。
案の定だんな先まで探検しに行く。面白いので、私もだんなの乗っている桟橋を
びよんびよんさせに行く。いや、私がやるまでもなく自分で飛び跳ねてました。
夏になると、こっちの人たちは本当に、海やらバーベキューやら
アウトドアを毎日のように(?)堪能するみたい。冬になると、また日照時間が減って
活動できる時間も少なくなるそうだから、ここぞとばかりに楽しんじゃうんだね~。楽しそう!!

実験器具を見学した後は、生き物見学。広いガレージのようなところに
ところ狭しと水槽があって。中にはいろんなものが。手で持ち上げると
ネバネバを出すウナギみたいなヤツとか、貝の卵とか。しかも水族館と違って、
全部さわれるのだ。そこここにタッチプールがあるような感じ。
ひろさんが研究している珍渦虫はというと、くるくる丸まっていました。
ある意味ちょっとダンゴ虫のよう?これが全然生態が分かっていない生物だそう。

そのうち、ランチの時間になり。4人でまた食堂へ。ランチもうまっ☆
カモメがねらって来るテラスで食べる。バイキング形式でサラダとかは
取り放題。チキンとかシチューとかは、希望者分しか作らないのかなと
思いきや、おかわりも何度もできて、あこちゃんもチキン食べられた。
他の人も3つとか普通に取ってるし☆ なくなればどんどん補充されて、
なんて太っ腹!お得でした。

お昼後、
おじぃちゃんを見つけるが、相変わらず忙しそう…。ということで、
私たちはとりあえず、バスでショッピングセンターまで行き、
ひろさんは、車の修理を待って、直れば車で、無理ならバスで
合流ということに。
ひろさんは研究に戻り、私たちは中野家でまったり。
バスの時間まであこちゃんとしゃべる。お互いの生活っぷりとか。
中野家は、ひろさんが「これこれこういう研究をやるから」っていろんな
団体に応募して、研究費をもらうことで生活しているという。
その研究が終わればまた次の研究で他の団体に研究費を申請(応募)する。
なんかこう、プロというか、職人というか、
プロゴルファーとかのような感じ?自分の能力だけで、賞金をかせぎ、
また他の大会に出て…という。
腕一本で稼ぎ出すというか、頭一つで稼ぎ出す。すごい!!
うちのだんなは、会社主体というよりは、自分のやりたいこと主体で
仕事をしているので「同じようなもんだ」というかもなのだが、
私のように、あるところに雇ってもらえて初めて仕事がなりたっている
というか、半分存在していることが仕事のような状態と比べると
たくましいというか、強い感じ。よっぽど自信がないとできないだろうし、
努力もすごいのだろうけれど…。
そしてそれに、おうちを切り盛りしながらついていくあこちゃん。
憧れるような…でも私自身はつい「安定」の方を取ってしまうような。
外国で生活してるのも相まってこの夫婦の絆が強いのもしみじみ分かる気が。
そのうち、バスに乗るために出発する時間が来て、
バス待ちの時間も、バスに乗ってからもいろんな話をする。
…した、はずなのだが…(日記は早めに書きましょう!)
楽しかった記憶しか残ってないよう。あ、視力回復の話しはした。
3Dの立体視の本をあげたりとか。スウェ語で眼科に行ってコンタクトを
作るのは面倒ということだったので、これで頑張って視力をあげてくれ!!

そんなこんなで道中楽しく過ごし、昨日来たショッピングセンターに到着。
深夜暗闇の中では、果てしなく広い…と感じたショッピングセンターも
明るい時に来てみると建物にまとまりがあってそうでもない。
でもやっぱり中は広いけど。うーんそうね、ランドマークプラザを
もうちょっと日々使いそうなものの店にしたような感じというか、
横浜のシャルをもっともっと広くしたような感じというか
(もとバリバリの横浜市民だったもんで、こんな例えしか出てこず)

以下、ショッピングセンターでまわった店たち。

●電気屋さん。
国が変わっても、置いてあるものは大して変わらないんだけど、
スケールがやや違う。
冷蔵庫がでっかい!冷蔵と冷凍が1つずつ別になっているのもあって、
スペースの限られた日本(特にうちなんかには)置けないよ!というものが多い。
洗濯機に力を入れているのか、洗濯機が種類豊富。

●洋服屋さん
んー日本にない!と思うのは色使い。特にこっちはターコイズブルーがたくさん
あって、(国旗もターコイズブルー)つい可愛いサンダルを買ってしまった。
だって、日本ではないな~っていう色合いなんだもん。荷物にはなるんだけどさ。

●おもちゃ屋さん
トランポリン発見。ボールプール発見。あこちゃんと、特にうちのだんな興奮!
あこちゃんによると、こっちは、子どもがいる家庭には、
おもちゃを買うお金が支給されるらしい。ステキ!

●アイス(ソフト)屋さん
結構歩いたので休憩~。
こっち(も)アイスのメーカーは限られているらしく、
いろいろなとこにいって、同じ名前のショウケースを見る。
(どこにあったかは忘れたけど、日本のサーティーワン
=BaskinRobinsもあった!あとはBen&jerryもあった。
食べなかったけど。これらは、もともとアメリカのだっけか)
私は、チョコとバナナスプリッティング、あこちゃんはクレームブリュレ
とラムレーズン、だんなは、レモンシャーベット。美味しかった!

●雑貨屋さん
昨日リシシルで見た雑貨屋さんと同じく、
可愛い/スタイリッシュな食器とかがたくさん。中でも、猫の置物が
味があって可愛くて、好みで実家に買っちゃった。買ったら、
店員さんのおばちゃんが、丁寧に包んでくれて、
キラキラ包装紙にリボンはクルクル!嬉しかった~!!

●BauHaus(バウハウス)
あこちゃんがここには「連れてきたかった」と言ってくれてたんだけど
入る前から驚かされた。
スケールが違うの極み!!血わき肉踊る場所なのよ~~!!どきわく!
だって、入り口の手前には、売りものの足場キット(?)が!!
そう言えばこんなをいっぱい組み立てて、実家のマンション外壁塗ってたっけ…
と思い出したり。

まぁそれは序の口。
入ると売り物は、街灯、ドア、壁、
らせん階段(これは○段で買うらしい。いやメートルだっけ?1段多かったり
少なかったりしたら大変だよね~と笑いながら眺める。階段買ったら
あら、段が多い!あなたなーらどうするー?)

…トイレ、トイレのふた
(お客さん木にしますか?プラスチックにしますか?柄は?という感じに
より取り見取り)、配管、キッチン、シャワースペース、お風呂スペースなどなど…

(ここに来るまで「カルチャーショック?何ですかそれ?」なんて言ってただん
なもこの店の品揃えに「カルチャーショックとはこういうことか!」と動揺しきり。)

ん…シルバニアとか、こんなの買い集めて組み合わせて家作るよね、、
というものが人間サイズであるのですよ。
なので、売り場も広けりゃ天井高い!棚の一番上のものを取るには、
ウィーンと動く機械の足場で上まで上がるか、
たなについてるはしごで、2階くらいの高さのとこまで
登って取るか!高いところをこよなく愛するだんなは、案の定はしごに登る。
激写。
聞くに、スウェーデンの人は、自分で家を建てるスキルを持っていて、
あこちゃんのうちも「大家さんが自分で建てたものだよ」だ、そうだ。
聞いて「ふーんそうなのか」と思ってたけど、でもどういうもんなのか
分からないまま聞いていて。
この光景を目の当たりにして初めてすごさを実感。(こんな大物を扱うか!)
スウェテレビでは、「家を作るには!」という楽しげな番組もあるらしいけど、
そりゃ、そういう番組もはやるわこれは!と。感心しつつ店を出る。

お風呂スペースと言えば、昭和初期かしら?日本もまだ各家庭に
お風呂がなかった頃、TVと同じくお風呂が贅沢品だった時代は、
外に、今の物置のような空間にユニットバスを入れたお風呂
があったみたいだけど、(前にドラマ「菊次郎とさき」で見た)
そんなのの現代おシャレバージョンをいっぱい見た!
サウナ付き、とかね☆

こりゃぜひ、あこちゃんとひろさんには家を一軒建ててから
戻ってきていただきたい!だって、そしたら那須あたりとか自分で別荘
建てられるかもしれないじゃん。建築スキルなんて、スウェでなければ
身に着かない!そして、あこちゃんが家建てるとなったら、
まざりたいな~とも。楽しそう!! いや、今まで工作の時間に
板に釘打ったら、板割ったり、ねじをいれる為に測ったはずなのに
ズレたり、そんなんばっかりだったのでちゃんと作れる自信はないけど。
というか、むしろゆがんだり、ひずんだりさせる自信はありだけど。
やりたーいぃ!

●2Fの家具屋さん
バウハウスに比べたら小さい。日本にもある家具屋さん。
リビングとか。日本でも最近見られるけど、コンセプトごとに
スペースを区切った展示がきれいだった。多分こっちの人は、
下で家のパーツを買って、ここで中身を買うんだね!
いやぁ、日本ならこれが自分で身近に買えるものの一番大きいものだと
思ってたんだけど…。
あ、じゃぁスウェなら、家の通販カタログとかもあるのかな!?

●Coopでお土産のお菓子物色。
うん、スーパー。好きだ。いいなぁと思ったのは、チーズの種類と、
1個の大きさ。日本では、チーズは高いのでだんなが好きなのに
ちょっと買うのやめたりすることもあるんだけど、
これだけあったらいいなぁ…と。 お土産に買うこと、内心決定。
コペンが酪農王国らしいので、買うのはもうちょっと後までガマンだ。

Torp Shoping Centrumで観光&買い物をした後は、ひろさんと合流して
一路コペンに。
車は半分直ったらしい。「半分」。行きは良くても、中野家の2人の帰り
が心配ではあるけれど、
でも快調に150キロとかで飛ばす。おじぃちゃんありがとう!
日本で80キロ制限ならこっちは100キロ制限なのでびゅんびゅん車が走る。
だんなは、そんな快調に飛ばす車の後部座席でえらい勢いで寝てた。
後から聞いたら、話すにも後ろだと声が聞こえないから
寝るしかなかったとの弁。だが、これが時差ボケ(の余韻)か!?
本人の自覚がないだけで(笑) 車中ショッピングセンターまでの続きというか、
ひろさんとあこちゃんと私と3人で親戚やらの話をする。
楽しかった!私は話しベタではあるけれど、人と話すのは好きなのだ。
ドライブは話せるから好き♪
ただ、車の走る音で、ひろさんの声が時々聞こえなかったのが残念。
返事できてないことがあったとしたら、ごめんなさいですよ。

ショッピングセンターを出たのは確か18時くらいだったけど、
車を走らせさすがに21時22時とかになってくるとあたりも暗く、
夕飯はマックにする。高速の途中何キロかごとにマックあり。
寝ぼけただんなを起こして入る。こっち名物(?)のメニューもあるけど
味は変わらず。何だかホッともするジャンクフード。

夕飯を食べたらまた車を走らせコペンへ。ホテルはコペンから
ちょっと向こうへいったTurnbyというところ。
空港わきを通って、ついこないだここに降りたばっかなんだよねー
とちょっと感慨。1日1日が密度濃くて、随分前に来たかのような。

ホテルは、扉を開けて階段に出るという、ちょっと変わった作りで
かつ、シャワーの浴槽がなく、カーテンのみというワイルドなユニットバス
だったけど、居心地はイイ感じ。
ひろさん、長時間ドライブほんっとーにありがとう!な1日。おやすみなさい☆