会津若松の話。
前回からの続き。喜多方でだんなは仕事を済ませ、
夜は、会津若松へ移動して、山の方のホテル、東鳳へ。
ついてみるとこのホテルは、
町の結婚式場にもなっているような大きなホテル。
豪華でキレイ。
そんなホテルの、
だんなはしきりに、すごいすごいと言っていて、
一方私はプランに入ってなかったっけ?と思っていたのだが、
タワー棟の部屋へ案内される。
確かに、棟の各フロアには5部屋ずつしかないようだし、
部屋に入ってみると、洗面所は2つ並んであるし、
応接セットのある空間も別にあるし、
ゴージャスに言ってみると、
「離れのスイート」
という感じのいいお部屋を使わせてもらってうきうき。
夜は
じゃらんで”フレンチプラン”を頼んだので、ちょっと豪勢に。
ホテルのエレベーターを上がって高層階へ。
これがまた、他に飲み会の人々がいたからかどうか、
個室に通してもらって、結構広い空間に2人のみ。
ガラスの向こうには夜景もみえて、お料理も美味しく大満足♪
デザートになると、途端に真剣な目になる私。
「あ、職人の目になってる!」と言われながら、
何を使ってるか、とか素材をどういう組み合わせにしてるかとか楽しむ。
よく、勉強し始めると、外のが今までのように単純に楽しめなくなると
言いますが、私はお菓子の勉強を始めて、
いろいろ楽しむ視点が増えた分、今までよりお菓子を楽しんでおりますよ☆
温泉の大浴場もいい感じで、
あがった後、珍しくレディボーデン(だんなのお気に入り)の
自販機があったので、アイスを買ってまたウキウキ。
だんなは仕事も終わり、(部屋でもちょっとしてたみたいだけど)
ホテルを堪能して、
「ホントいいホテルだったねー」と言い合いながら、
(東鳳は、この時期だからか、お値段も手ごろでした。
おすすめなホテル。
会津へ行く時はまたここにしようかな、と思うくらいの)
そして、朝から会津若松を観光。
まぁ、とりあえず会津若松城を見とく。
いつものことだが、だんなは広いところでケーナを吹きご満悦。
私は、いーい表情の雪だるまを見つけて激写。
会津名産の起き上がり小法師に見立てたものらしいですよ。
ほんで、
私の今日の目的は、昨日買えなかった日本酒と、「田楽」!
ガイドブックに美味しそうに載っていて、
今まで福島に来るたび来たいと思っていたのに一度も叶えられなかった
思い入れのある田楽!
だんなは会津塗りが見たいらしい。
とりあえず、駐車場があったので酒蔵に置かせてもらって、
日本酒を試飲しまくり(主に私)2本買い込んで、
いよいよ田楽へ。
味噌やさんだったんだけど、これが!
カウンターに座って待っていると、
おかーさんが味噌をたーっぷり塗って、目の前の囲炉裏であぶってくれる。
外の寒さで冷えた体が暖まる。
こんにゃくは白味噌とゆず味噌、もち、ご飯をまるめたもの、にしんには山椒味噌、里芋も美味。この里芋が、いつも見るのとちょっと違うしろーい里芋で、
(いつも食べているのは、ややグレーがかった色のお芋)
だんなは何だかこの里芋をいたく気に入った模様。
「うまっ」を連発していた。
と、ここまでの5本の段階で結構おなかはいっぱいだったんだけど、
どうにも我慢はできなくて、ソーセージも追加で頼む。
味噌を混ぜ込んだソーセージをあぶって、油がちょっと落ちて、
ジュージュー音を立てるのも、また良し。
大満足♪
田楽、このお店はあぶってもらっている間、おばちゃんの雑談をBGMに
待つのも楽しいし、
串をもらってからアツアツをはふはふ言いながら食べるのも楽しいし、
美味しいし、言うことなし!
行く先々、これは家でできそう、とかどうやったら家でできるかな、とか考えるだけど、
家ではこれは無理!!
あまりに楽しいので、家の鍋会とかでもやりたいと強く思って
一瞬七輪とか買ったら焼くくらいは行けるかなと思ったが。
だんな、囲炉裏のおけるひろーい家を買ってくれーー。
田楽を堪能した後は、だんな希望の会津塗り。
お店の外には工房もあり。
ここも、相変わらずお客さんがいなくて、
入っていいのかご店主に尋ねつつ見学。
展示の方は、赤、黒の、お椀やおぼんや重箱など。
つやつやしてて、色味が深くてキレイ。
中学だか高校だかの教科書に載っていて、
好きで繰り返し読んだ、谷崎「陰影礼讃」を思い出した。
静寂の中、灯りも行灯かなんかの灯りだけで、
そんな空気の中、味噌汁がお椀の中でジーっと音を立てる。
と、そんな場面があった。(記憶では)
お値段も結構張るので、「もうちょっと年を重ねて、
余裕ができたら買うのもいいかねぇ」と言ったら
「家の中が統一できなくなりそーだ(笑)」とか返されながら
目の保養もでき。
会津を後にする。
東北道を南下するんだけど、途中雪。
実家の母から「関東雪みたいよ」というメールをもらいながらも、
だんなの”晴れ男”に期待して「帰ったらいつものように晴れるさ」
と、甘くみていたのだが、
高速の上では、途中吹雪いたりして視界が悪くなりながら何とか帰る。
帰ってきたら、
関東なのに、東北だ。
高速を降りて、東京に入っても白い。
東北仕様のスタッドレスだったから、「雪?おっけー♪」
と地面に関しては、やや余裕をかましていたのだが…
雪が降っているのと、車内の暖かさで側面のガラスが曇って
視界が悪いのと、相変わらずな目黒の一方通行にやられる。
一度なんか、ナビ子さんの通りに進んだら、
商店街に当たって通行止めで、
犬の散歩のおばちゃんに邪険にされながらも、バックしてからがら抜け出る。
地面も…スタッドレスなら余裕…なのだけど
レンタカーを返して、
家までの帰りの自転車でこけそうになった(笑)
前の車輪と、後ろの車輪が違う方向を主張します、どーしたいの!?
雪に降られながらよろよろ2人で家へ。
でも寒かったけど、かなり満足度の高い今回のたびでした。
前回からの続き。喜多方でだんなは仕事を済ませ、
夜は、会津若松へ移動して、山の方のホテル、東鳳へ。
ついてみるとこのホテルは、
町の結婚式場にもなっているような大きなホテル。
豪華でキレイ。
そんなホテルの、
だんなはしきりに、すごいすごいと言っていて、
一方私はプランに入ってなかったっけ?と思っていたのだが、
タワー棟の部屋へ案内される。
確かに、棟の各フロアには5部屋ずつしかないようだし、
部屋に入ってみると、洗面所は2つ並んであるし、
応接セットのある空間も別にあるし、
ゴージャスに言ってみると、
「離れのスイート」
という感じのいいお部屋を使わせてもらってうきうき。
夜は
じゃらんで”フレンチプラン”を頼んだので、ちょっと豪勢に。
ホテルのエレベーターを上がって高層階へ。
これがまた、他に飲み会の人々がいたからかどうか、
個室に通してもらって、結構広い空間に2人のみ。
ガラスの向こうには夜景もみえて、お料理も美味しく大満足♪
デザートになると、途端に真剣な目になる私。
「あ、職人の目になってる!」と言われながら、
何を使ってるか、とか素材をどういう組み合わせにしてるかとか楽しむ。
よく、勉強し始めると、外のが今までのように単純に楽しめなくなると
言いますが、私はお菓子の勉強を始めて、
いろいろ楽しむ視点が増えた分、今までよりお菓子を楽しんでおりますよ☆
温泉の大浴場もいい感じで、
あがった後、珍しくレディボーデン(だんなのお気に入り)の
自販機があったので、アイスを買ってまたウキウキ。
だんなは仕事も終わり、(部屋でもちょっとしてたみたいだけど)
ホテルを堪能して、
「ホントいいホテルだったねー」と言い合いながら、
(東鳳は、この時期だからか、お値段も手ごろでした。
おすすめなホテル。
会津へ行く時はまたここにしようかな、と思うくらいの)
そして、朝から会津若松を観光。
まぁ、とりあえず会津若松城を見とく。
いつものことだが、だんなは広いところでケーナを吹きご満悦。
私は、いーい表情の雪だるまを見つけて激写。
会津名産の起き上がり小法師に見立てたものらしいですよ。
ほんで、
私の今日の目的は、昨日買えなかった日本酒と、「田楽」!
ガイドブックに美味しそうに載っていて、
今まで福島に来るたび来たいと思っていたのに一度も叶えられなかった
思い入れのある田楽!
だんなは会津塗りが見たいらしい。
とりあえず、駐車場があったので酒蔵に置かせてもらって、
日本酒を試飲しまくり(主に私)2本買い込んで、
いよいよ田楽へ。
味噌やさんだったんだけど、これが!
カウンターに座って待っていると、
おかーさんが味噌をたーっぷり塗って、目の前の囲炉裏であぶってくれる。
外の寒さで冷えた体が暖まる。
こんにゃくは白味噌とゆず味噌、もち、ご飯をまるめたもの、にしんには山椒味噌、里芋も美味。この里芋が、いつも見るのとちょっと違うしろーい里芋で、
(いつも食べているのは、ややグレーがかった色のお芋)
だんなは何だかこの里芋をいたく気に入った模様。
「うまっ」を連発していた。
と、ここまでの5本の段階で結構おなかはいっぱいだったんだけど、
どうにも我慢はできなくて、ソーセージも追加で頼む。
味噌を混ぜ込んだソーセージをあぶって、油がちょっと落ちて、
ジュージュー音を立てるのも、また良し。
大満足♪
田楽、このお店はあぶってもらっている間、おばちゃんの雑談をBGMに
待つのも楽しいし、
串をもらってからアツアツをはふはふ言いながら食べるのも楽しいし、
美味しいし、言うことなし!
行く先々、これは家でできそう、とかどうやったら家でできるかな、とか考えるだけど、
家ではこれは無理!!
あまりに楽しいので、家の鍋会とかでもやりたいと強く思って
一瞬七輪とか買ったら焼くくらいは行けるかなと思ったが。
だんな、囲炉裏のおけるひろーい家を買ってくれーー。
田楽を堪能した後は、だんな希望の会津塗り。
お店の外には工房もあり。
ここも、相変わらずお客さんがいなくて、
入っていいのかご店主に尋ねつつ見学。
展示の方は、赤、黒の、お椀やおぼんや重箱など。
つやつやしてて、色味が深くてキレイ。
中学だか高校だかの教科書に載っていて、
好きで繰り返し読んだ、谷崎「陰影礼讃」を思い出した。
静寂の中、灯りも行灯かなんかの灯りだけで、
そんな空気の中、味噌汁がお椀の中でジーっと音を立てる。
と、そんな場面があった。(記憶では)
お値段も結構張るので、「もうちょっと年を重ねて、
余裕ができたら買うのもいいかねぇ」と言ったら
「家の中が統一できなくなりそーだ(笑)」とか返されながら
目の保養もでき。
会津を後にする。
東北道を南下するんだけど、途中雪。
実家の母から「関東雪みたいよ」というメールをもらいながらも、
だんなの”晴れ男”に期待して「帰ったらいつものように晴れるさ」
と、甘くみていたのだが、
高速の上では、途中吹雪いたりして視界が悪くなりながら何とか帰る。
帰ってきたら、
関東なのに、東北だ。
高速を降りて、東京に入っても白い。
東北仕様のスタッドレスだったから、「雪?おっけー♪」
と地面に関しては、やや余裕をかましていたのだが…
雪が降っているのと、車内の暖かさで側面のガラスが曇って
視界が悪いのと、相変わらずな目黒の一方通行にやられる。
一度なんか、ナビ子さんの通りに進んだら、
商店街に当たって通行止めで、
犬の散歩のおばちゃんに邪険にされながらも、バックしてからがら抜け出る。
地面も…スタッドレスなら余裕…なのだけど
レンタカーを返して、
家までの帰りの自転車でこけそうになった(笑)
前の車輪と、後ろの車輪が違う方向を主張します、どーしたいの!?
雪に降られながらよろよろ2人で家へ。
でも寒かったけど、かなり満足度の高い今回のたびでした。