承太郎はスタンドも掻き消え、落下していった。DIOは服をずらして首の後ろの左下にある星形の痣を出した。「止まった時の中に入ってくるとは思わなかったぞ。自動車という機械は便利な者だが、誰も彼も乗るから道路が混雑してしまう」承太郎は道に落ち、騒ぎになり周囲の人々は逃げてゆく。
「止まった時の中は一人! このDIOだけだ」落下の時起こった土埃の中、承太郎の意識ははっきりしていた。「しこたま投げやがって、大事な制服に穴が空いちまったぜ」Tシャツのを少し捲ると、雑誌が仕込まれていた。(飛び道具を警戒して拾った雑誌を入れといたが、あんな数のナイフを雨霰のように投げてくるとは思わなかったぜ)学帽にも雑誌を仕込んでいた承太郎! 学帽の収納性ッ!!(このまま死んだフリをしてやり過ごし、チャンスを狙うのが、最良の策のようだぜ)土埃が晴れた。(なんとかして奴の頭をブッ飛ばさなきゃ、奴は死なねぇ)DIOが降りてきた!
「念には念を入れておくとするか、ジョースターの血統は強運だからな。死んだフリをして、騙しているかもしれん。完全なる止めを、刺す」緊張する承太郎。「コイツで」DIOは標識を手に取り、切り離した。即席の斧となった!「首を切断してなぁッ!」冷や汗をかく承太郎!「最後の止めだ! 承太郎ッ!!」標識を振りかぶり、飛び掛かるDIO!! その後ろに、ポルナレフが飛び上がっていた!!!
「ん?!」振り向くDIO! 襲い掛かるシルバーチャリオッツ!! チャリオッツの剣はDIOの後頭部から眉間まで貫いた!「くたばりやがれ、DIOォッ!!」(ポルナレフ?!)驚く承太郎! DIOも驚愕したが即、時を止めた! 止まった世界で標識を取り落とすDIO。承太郎は見ていた。「時は止まった」DIOは前に屈んでチャリオッツの剣を引き抜いた。振り返るDIO。「やはり、ポルナレフか」
8に続く
「止まった時の中は一人! このDIOだけだ」落下の時起こった土埃の中、承太郎の意識ははっきりしていた。「しこたま投げやがって、大事な制服に穴が空いちまったぜ」Tシャツのを少し捲ると、雑誌が仕込まれていた。(飛び道具を警戒して拾った雑誌を入れといたが、あんな数のナイフを雨霰のように投げてくるとは思わなかったぜ)学帽にも雑誌を仕込んでいた承太郎! 学帽の収納性ッ!!(このまま死んだフリをしてやり過ごし、チャンスを狙うのが、最良の策のようだぜ)土埃が晴れた。(なんとかして奴の頭をブッ飛ばさなきゃ、奴は死なねぇ)DIOが降りてきた!
「念には念を入れておくとするか、ジョースターの血統は強運だからな。死んだフリをして、騙しているかもしれん。完全なる止めを、刺す」緊張する承太郎。「コイツで」DIOは標識を手に取り、切り離した。即席の斧となった!「首を切断してなぁッ!」冷や汗をかく承太郎!「最後の止めだ! 承太郎ッ!!」標識を振りかぶり、飛び掛かるDIO!! その後ろに、ポルナレフが飛び上がっていた!!!
「ん?!」振り向くDIO! 襲い掛かるシルバーチャリオッツ!! チャリオッツの剣はDIOの後頭部から眉間まで貫いた!「くたばりやがれ、DIOォッ!!」(ポルナレフ?!)驚く承太郎! DIOも驚愕したが即、時を止めた! 止まった世界で標識を取り落とすDIO。承太郎は見ていた。「時は止まった」DIOは前に屈んでチャリオッツの剣を引き抜いた。振り返るDIO。「やはり、ポルナレフか」
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