羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

ルパン三世 4

2016-01-08 20:53:38 | 日記
ルパンは次元と共に『モナリザ』の絵を貸出しを断られていた資産家? の男の元に持ち込んでいた。真相を語るルパン、フィリップは私腹を肥やす為に禁じられている『モナリザ』の貸出しを行っており、ルパンが忍び込んだ夜、展示されていた絵も偽物。貸出しから戻ってはいた『本物』は金庫に隠されていた。騒動時、万一のことを恐れたフィリップは金庫に確認にゆき、金庫を開けたところでルパンに潜んでいたルパンにスタンガンを当てられ昏倒。ルパンはまんまと『本物』を手に入れていた。
「500万ユーロでどうだ?」持ち掛けるルパン。「モナリザを取り戻すことは我々イタリア人の夢だった。これが『本物』なら悪くない条件だ」「ルパン印の本物だぜぇ? ことがことだけに、足が付くことも無ぇ。お安くしとくぜ?」ルパンは軽く言ったが男の後ろに控えていた男達が銃を構えた。ルパン達もソファから素早く腰を上げた。「私の秘書だったあの女と、君が繋がっているという情報を掴んでいてね。『本物』ならば何も問題ないさ」男は鑑定人を部屋に招き入れた。「鑑定するまでも無い。何せ美術館にあるモナリザを鑑定してきたばかりでな」「何?」「あのアマ、ハメやがったっ!」ルパンは戸惑い、次元は苛立ったが、後の祭り。激しく銃撃されながら、ルパンと次元は男の屋敷から慌てて逃げて行った。二人が去ると、鑑定人は残された絵を、改めて手に取り「ああっ」驚愕していた。
ルーヴル美術館で『本物』だったモナリザを睨んでいる銭形。「俺にも刑事の勘というものがあるっ」一連の事の流れそのものにあくまで違和感を抱く銭形。「また峰不二子か」アジトで淡々と呆れる五ェ門。ルパンと次元も戻っていた。不二子がフィリップにリークし、金庫の『本物』を『偽物』にすり替えたと次元を考えていた。
     5に続く

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