羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

鋼の錬金術師(実写)

2017-12-03 23:08:32 | 日記



 ライブビューイングは演者がTwitterの質問に気を取られて若干グダりつつも概ね良い雰囲気で終えていた。挨拶終わったらファンが速攻でお見送りの為に劇場から飛び出してゆく映像が中々シュールだったりもしたが。その後は今いる劇場にもジャニーズファンが多い為、ジャニーズの出てる新作映画の劇場CMでお騒がせ中の平一族の妹の出ている映画の映像になると劇場から負のざわめきが起こり殺気が充満していた。1列前の女子中学生っぽい三人組の一人なんて「コイツだよっ、チッ!」と舌打ちしてたし。怖っ。独特の空間だったな。ま、それはいいとして、映画本編はニーナの悲劇の件までは正直ちょっとキツかったかな? 話の圧縮ペースと実写のビジュアルにまだ慣れないのと、怒濤の解説パート、アルとエドの子役パートの微妙さ加減の破壊力がそれなりにある。全体的に圧縮はされてるけど観念的な要素はわりとピックアップされていてアンバランスな印象はあった。原作かアニメ知らないとハードルも高そう。ギャグ要素は意外な程薄い。結果マスタングがノーマルな軍人キャラになっていた。エドのバトルアクションは序盤の石獣戦辺りがMAX。アル戦は別にバトルじゃないしね。実写エドは狂言回しと意思決定にほぼ専念してた感じ。ラストが美しいホムンクルス達は話の圧縮と軍の登場人物が少なくなった結果、守勢に回ると速攻でフルボッコにされていた。それ意外だとハクロ『将軍』が雑に始末され、マルコーも即殺、傷男がいない為にタッカーが調子こき、ホークアイがポンコツ化、ウィンリィが長身美人化したがどこでもグイグイついてきちゃう、どうやらロゼっぽいモブ役の朝倉あき。と魔改造は少なくないが、真面目なテーマは投げずに力技で纏められてはいた。続編があるなら圧縮度合いを緩めて、もうちょっと見易くした方がいいかも? キメラ軍と中華軍はカットできるだろうしね。

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