羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

天皇の料理版

2015-06-09 22:56:25 | 日記
パリの彼女は黒木とバランス取ったんだろうな。華やかなパリの恋というより微笑ましい感じだった。ああいう子が歌手になりたくてパトロン云々で苦労するのは逆に生々しいものがある。ザリガニの喰いっぷりや、歌のお姉さん風のステージや、「はいぃ」の佐藤との掛け合いがね。普通もっと体裁よく器用やるもんだろうけど、バーンっとやっちゃってさ、技巧派の黒木と対比が効いていた。人となりが可愛かったね。
郷ひろみが郷ひろみ過ぎて面白かったな。郷ひろみはやっぱ明治から大正くらいの世界がちょうどいいね。水に合ってるようだ。役の人物像の篤蔵との間合いの取り方も、まあそんなもんだよなぐらいで程よかった。
話数の関係ですぐ日本に帰っちゃうからイジメの件も通過儀礼くらい。アルベールだっけ? あのヒゲモジャ、牛刀を綺麗に折る手際が達人だった。隠すか捨てるかと思ったらパキィンッ! て折り出して、折るのかよっ、となった。
料理は芋旨そうだったね。あれは中々の破壊力! フランス娘の食べっぷりもよかった。トラブルがちだったが、賄いの豪華さもなるほどなと、今の日本でも飲食店はよほど渋チンじゃない限り賄いは結構なもんだもんなぁ。売るほど店にあるからさ。
ダメダメな画家、あれダメだろうなぁ。幼馴染みもかえって酷なことをしちゃったもんだ。最終的にどうなるかわからん人物でもあるな。旧版は知らんが、そこから大きく変わっても特に問題ない人だから、今回読めんな。
次回もう天皇の為の厨房に入るようだ早い。元嫁もかなりややこしいことになるようだし、注目だな。個人的にはフランス娘のその後や、もう一人宇佐美の所にいた背の高い小僧の奴の近況なんかも気になるところだ。

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