羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

ソードアート・オンライン2 後

2014-12-21 20:32:36 | 日記
操作手続きをして、書面状アイテムをアスナに託したユウキ。「技の名前は『マザーズ・ロザリオ』きっとアスナを守ってくれる」ユウキが告げるとスリーピングナイツのメンバーが駆け付けた。「見送りはしないって約束なのに」苦笑するユウキ。メンバーは軽口を叩こうとするが、件の涙を隠し難いALOの仕様の為に皆泣き出してしまった。
キリト達も駆け付け、他にも多数のALOプレーヤーが集まった。「ごめんね。だって、あなたは最強の剣士。そんな人を寂しく見送るなんてできないよ」アスナは泣いた。「ずっと考えてた。死ぬために生まれたボクが存在する意味って何だろう? って。ようやく答えが見付かった。意味なんて無くても生きてていいんだ。こんなにも満たされてるんだから」力を失って行くユウキ。徐々にアスナに姉の姿が重なって行く。(ボク、生きたよ! ここで生きたよ!)ユウキは目を閉じた。
桜の降る中、ユウキの葬儀が執り行われた。多くの人が訪れていた。アスナは斎場の片隅のベンチでぼんやりしていた。そこに、眼鏡を掛けた喪服の若い女性が現れた。シウネーだった。シウネーの病は奇跡的に回復したのだ。「アスナさんといる時のユウキは、まるで飛ぶことを思い出した小鳥のようでした」二人は身を寄せ合って、少し笑った。
後日、アスナはキリト達とお花見に来ていた。アスナの肩カメラはユイと繋がっている。これもユウキの置き土産だった。「あの世界を生き延びた俺達は、見届ける義務があるんじゃないかな」メディキュボイドも茅場の技術だった。気負い過ぎるキリトにアスナは少し不安に感じた・・・
さらばユウキ。いい子だった。
でもって、三期もあるだろうけど、どうも次の世界は現実世界との描き分けが難しそうだな。さて、どうなるか? 気長に待ちましょう。

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