

やっちまったか日本人同士の内戦ターン。朝日的ではあるが、中国が度々周辺国の領土領海領空にちょっかいを出しまくり、北朝鮮も今にもやらかしそうな世相を反映した展開ともいえる。ちょっと前までの左系メディアの内戦煽りとは意味合いが変わってきた。現実にミサイルや工作員のテロは日本もヤバく、作中のような市街地での大規模陸戦となると開戦後は韓国がやられそうだ。首都が国境から近過ぎるし。ああいうとこで張り合っちゃうのがいかにも韓流だなぁと。ライダーバトルや怪人戦ではなく人間を含む軍勢同士の民間人を巻き込んだ戦闘となるとなんぼチートといっても局地戦しかできないライダーではいかんともし難いところはある。殺られた方の生存者は相手方を終戦後もほぼ許さんだろうし、上手く『終戦』するの自体難しい。ライダーが決め手になって勝つとまず相手方からライダー個人が恨まれることになる。悪者をやっつけても早々綺麗に終われない話になっちまったがどうケリをつけるつもりだろうか? 戦兎は戦犯要素も持っているしキツい。映画では呑気にラブ&ピースと言っていて、前回ライダーとしてライダーの敵と戦う決意は固めたようではあったが、対人戦になってしかも内戦で軍に組み込まれそうにもなり、嫌過ぎるから逃げたいとなるが美空が自分の善意が戦争を成立させたことに慟哭している姿に逃げる選択肢等無いと気付かされていた。極東情勢が今程緊迫していない頃の創作業界では『大事な人と全力逃げよう』『日常キープ』『許そうじゃないか』『意外と友達だよ』が模範解答だったが・・・・嘘こけっ、このボケカスがぁあああああーっ!!!! もうそんなんじゃなくなった。そらライダーも腹括るわ。と言っても生身の兵士を戦兎が撲殺して回る話にはならんだろうけどさ。いやはや、なんともはや。