
このカットのすみれ、攻撃力高い。毛布の件でのさくらとすみれが被せられていたけど、印象かなり違う。すみれの初恋は不完全燃焼気味ではあったが。五月は感謝ターンが続いてすっかり浄化されてるようではあるが(あくまで女中の喜代の手柄)、さくらパートはいよいよ混乱っ。そもそもさくらとドラマーの間に意思疏通があるのか一切不明なまま進行しているのだ!! 君枝の息子のチクリでジャズ喫茶に乗り込むすみれと紀夫。この件の紀夫のポンコツ具合。さくらの頭をガッと掴むあたりで一瞬見せる抑えられていたDV気質もチラリ。だがっ、それよりも何よりもドラマーとレコード会社の人々を完全無視してドラマーと一緒に上京するしないでヒートアップする坂東一家っ!「自分のことしか考えられないの?!」吠えるすみれっ。・・・・自分も大概だけどね。というか紀夫もさくらも同じ傾向のそっくり親子っ! 同じ考えだけで解決してゆく話というのも単発はともかく連ドラではちょっとどうかと思うが、それでも作中の道理の交通整理はもう少し、最低限度はしておいた方がよいと思うかな。紀夫は元々あんな感じだが、長いさくら騒動が始まってからのすみれはあやふや過ぎる。