羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子

2016-08-17 18:14:37 | 日記
 原作は違うようだが爺さん達、医者以外は完全にイッていて、あの職人の爺さんに至ってはもう最初から取り繕えない状態。医者の理性も限界に来てた。複数であることや狂気の度合いの微妙さから以前の比奈子でもやや困惑(或いは失望)する『観察対象』だが、中島の件を経て良心の芽生えが起こり、比奈子としてはエラーのようなものを感じている様子だった。深層対話では母と直接、具体的に話してもいたが、変化の過渡期で仮面は緩みがち。
 東海林は情報屋の急な変心もあってより警戒しだしたが、厚田は比奈子はまだ変えられると見たようでわりと積極的に干渉を始めた。インタビューを読むと厚田役は今回は自分を一つ置いて、役割をきっちり果たすことに専念しているらしい。何か贅沢だな。脚本と演出にプレッシャーかかりそう。中島は便利といえば便利だが、立場は綺麗に整理された。このポジだと普通、主人公を狂気に誘うものだが、守ろうするのが独特。ずっとあの中にいるまま終わるのかね?
 情報屋は殺られちまったが、やはりあの巡査だとして、何で急に比奈子かね? 比奈子の父云々も、チラッと出た回想の範囲ではわざわざ後になってまで殺す程の執着を比奈子が何で持ったのかな? とは思った。比奈子は踏み止まりそうだが、全体がどう畳まれるのかは気になる。取り敢えず情報屋が死んで捜査能力は半減。今回は犯人がネタバレしてきたが、次回からはちゃんと犯人追い込めるのかね。これまでショートカットし過ぎだったりもしたからちょうどいいのかもしれないが。

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