原作の制作された米国と日本では制度が違うこともあって、模擬裁判の心中を暴露し合うことに終始する様子が、誰かが見ている夢のシーンであるかのようだった。結局なんで証拠を甲斐に報告せず、見付けた後もすぐ破棄してしまったのかは不明だ。辞めた後の距離の取り方も米国人的なんだろうか? 向こうは自分が起訴されるリスクが高過ぎるからこういう時、そう簡単に協力してくれないのかもしれない。結局、和解する結末と相成った。どさくさに事務所の経営権も揺らいでいた。ふーむ? 上杉と甲斐達の対立の理由が何となくとしか提示されないのが独特だ。次回はミステリー展開。急に来てしまうんだミステリー回。旅情探偵甲斐、みたいな?
航空会社再建編の締めではないから取り敢えず小悪党が成敗された。チームでわっしょいわっしょいするエピではなく、普通に不心得者を突き止めて吊るす『企業内お仕置き人半沢直樹』のエピだった。そして一番ブイブイいわせてた頃の民主党ムーヴ(?)しているとかいないとかと噂される政府、というか大臣の横槍が入る次回への引き。作中の総理の真意はまだ謎だ。取り敢えず、あの大臣は推してるようだが??
今回入れて後2話しかない、という状況じゃなければ時事ネタももうちょっと自然に消化できたかもしれない。刃や副社長チームの見せ場でもあった。ゼアの最終回答で秘書の半身でもあるようなゼロ2フォームを闇堕ちのまま手加減用の下位フォームとして普通に使えてしまったりするのはどうかと思ったけど。一方で滅、雷、亡、不破の件と最終戦前のゼア内での父のデータとの邂逅は巻き気味ではあるが最終展開の形としてかなり固いラインだった。次回でいよいよ最終回かぁ。