スパイダーマン

いやだからアベンジャーズ観てないってばっ！ ま、それはともかく、今回は前回もう一つな感じだったアクションの薄さと画面の暗さは改善！ 学生パートが長いのはそう変わらないが、人物が小慣れてきたのとレギュラーメンに関しては多少軌道修正も入ったようで見易くはなっていた。今回は『クイズクラブの高校生達が全国クイズ大会で優勝を目指す！』というショーゲート案件な基本状況ではなく、多少属性の違う学生も混ざりつつ学校主導とはいえ夏休みに欧州旅行に出掛けるというより盛った状況だ。ネッドの恋愛パートは椅子の人として回すのはしんどいがネッドがある程度画面にいないと学生としてピーターの属性を保てないからだろうな。バトルはヴィランが実在するようなしないような具合で、通常のヒーロー物だとヴィランにたどり着く前のアクションまたはメインヴィランを倒した後の黒幕の後始末。といった内容だった。エレメンタルズはほぼ戦えない相手だったしね。学友達やハッピーの絡め方は中々面白かった、というかわりと青春冒険映画の王道で楽しいノリであった。幻惑パートは画面が明るくてもピーターより観客の方が目がチカチカしそうになったぜ。おのれミステリオ劇団っ！ 何、あのチーム。ピーターがチョロいもんで最後まで詰められていた。次回こそいい感じのガチンコヴィラン戦がみたいところだ。

ジョジョ

残り少ない話数でコロッセオのあの状況から話のあの結末まで完走させなきゃならないからディアボロのターンがバシバシとカチ込まれていた。改めてアニメで見るとスパイスガールが一瞬は活躍していたりもしたが。先に体に入ってるのに即詰みで押さえ込まれるのは凄味不足、ということで。ポルナレフのレクイエムのが何であんな最終変化を促す具合になったか謎過ぎるが、最後３人で吹っ飛ばされるシュールさとディアボロの描写が省略されてもうずっと『キングクリムゾンさん』状態なのがジワるところでもあった。