羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

プリンシパル(実写)

2018-03-04 21:43:58 | 日記




 原作も読んでみようと思ったがまだ気力の回復が十分ではないので断念っ!(胃も痛く、食細し)恋と青春の煌めきにダメージを受けちまう。だが実写は観るっ! 浄化されたい者が教会や神社や寺に駆け込むのと似た心境だ。単にアシガール以来、楽しみにしていた行動を変えるのが納得いかねーっ、というのもあった。そんなこんなで観てきたプリンシパル。観客の大半は女子中高生で学生カップルも結構いた。若いから食欲旺盛で見ながらもりもりホットドック等を食べている娘が多い。ポソポソと友達同士でよく喋りつつ、ギャグシーンではよく笑い、盛り上がってくるとすぐ泣く娘達。素直かっ! 最後のキスシーンでは周囲の娘達が口々に「来る」「来るっ」「・・・来、んっ」「あっ!」「もっかいっ」「のっ?」「ふぅぅっ・・・」と囁きまくり、もうそっちが面白くなってしまった。ストーリーの方はかなり圧縮はしていると思うが、尺がそこそこあるので主人公の糸真の恋のエピだけでなく、周辺人物や友達関係、夢何かも一通り掬い取られており、最後のキスの段が『キスしたからここで終わり』ではなく筋の収束の結果、物語が閉じていた。エンドロールまで作り込みが細かい。青春恋愛モノにしては人間関係にバシバシ決着を付けてゆく感じがこの原作者らしい気もした。若手が全体的にスッキリ好演していて、小瀧は役は俺様系だったが立ち回りが慎重な印象。黒島は最後には殆どの女子客達から好かれていたような気はした。う~む・・・いつかは、こけしみたいな黒島にも熱愛発覚の日が訪れるんだろうけど、謎の金持ちオジサンではなく菅田将暉辺りにしてほしいぜ。事前に菜々緒に断っておいて予約を済ませればトラブルは避けられるはず。まぁ菅田将暉でなくてもいいんだけど。取り敢えず、ちゃんと外に連れ出してくれる相手と付き合ってほしいね。

もみ消して冬

2018-03-04 21:43:47 | 日記

 池江回だが、やはり知晶が持っていっていた。初朝帰りからの歓迎イベントまでのペースの速さっ! もはや過保護なくらい。最終エピは実は秀作だけ血が繋がっていなかったという筋立てっぽいが、子供時代限定で妙に尖鋭化した描写のあった博文との関係や、若干初恋要素を含ませた子供時代の知晶との関係描写もなるほどとなるかもしれない。今となってはすっかり家族だろうけどね。それにしてもあの家は徐々にクリーニング屋と尾関に侵食されているな・・・意外とガード弛い。