●今日のロロ爺●
ロロにたくさんのお花をいただきました。

ありがとうございます。








コメントへのお返事もようやくできました。
腎不全の子の最期を、いろんな方のブログで拝見して覚悟はしていました。
先生にも言われました。
見ているのが辛いかもしれないと・・・。
でも、ロロの最期はとても静かでした。
安らかに苦しまずに逝ってほしいという私の願いを叶えてくれました。
何の力だったのかはわかりません。
わがままだったロロが最後に見せてくれた気遣いだったような気がします。
お別れの朝、ミューミューと生まれたばかりの子猫のようなか細い声で鳴きました。
頭をなでると鳴きやみます。
ロロの視界から私がいなくなると鳴くんです。

亡くなる1時間くらい前のロロです。
お散歩に行ってくるから待っててねと言って家を出ました。
ちゃんと待っていてくれました。
でも、30分ほどしてお口が開いて少し苦しそうにしました。
ほんの少し泡が口からこぼれました。
ぬぐってあげて、全身を撫でて、さすって、がんばろうねって言ったのに、
だんだんおなかの上下の動きが小さくなってすーっと静かに呼吸をやめました。
必死にさすっても、名まえを呼んでも答えてくれません。
おなかは動いていないけど、あたたかでしなやかなままのロロの体は、
今にも手足をつっぱって、あくびをしながら目を覚ましそうでした。
しばらくは抱きしめて呆然としていました。
このビロードのようなやわらかさにどれほど癒されたことか、
疲れて帰ったとき、抱っこすると体中の緊張が解けていきました。
ときにはささくれた心までなめらかにしてくれました。
わがままでいばりん坊のロロだったけれど、家族みんなのセラピストでした。

呼吸をやめてしまったロロです。寝ているみたいですよね。
棺が届くまで大好きだったソファーに寝かせました。

いつもココにいたのに。
自分で登れなくなったら、父のおなかを踏み台にして登っていました。
父がそばにいないときは、ソファーに上がりたいんだけどと言ってました。
何でもわかっている子でした。
不思議でした。
息を引き取ってからはそれまでの匂いがまったくしないのです。
顔をうずめても何も匂ってこないのです。
くさいくさいと言ってごめんね、ロロ。
匂うってことは生きてる証だったんだね。

棺は60センチでした。後で見るとバスケットもありました。
でも、それじゃあドライアイスが効かないダメですね。


わかっているのかフタリとも、とてもいいコでした。

前後しますが、亡くなる前日です。
そばにいてもらわないと不安で、仕事部屋とリビングを行ったりきたりさせてしまいました。
足の浮腫みがさすってもさすっても取れなくて、なんだか冷たくなっていくようでした。
暑いのにバスタオルをかけても嫌がりません。
でも、まだこの日は少しはササミもたべたのに。
大好きなカニを買ってきてあげるって約束したのに・・・。
間に合いませんでした。
18歳と3ヵ月と11日。
8月21日9時45分、ロロは永遠の眠りにつきました。
ロロ、うちに来てくれてありがとう。
そしてたくさんの優しさにありがとう。
コメントをくださった方、メールをくださった方、
わざわざお花を届けてくださった方、送ってくださった方、
昨日の品川で抱きしめてくださった方、お心遣いをくださった方
本当にありがとうございました。
もう、泣いてなんかいれません。
昨日、品川に参加したけなげな犬や猫たちに触れて、
気持ちを切り替えることができました。
今日のロロ爺最終章です。
品川の様子は明日にでもアップします。遅くてごめんなさい。