Dear my friends

保護犬ディアナ、ムック、アナ、猫のロロはすでにお空組。
今は保護犬luckとの日々を綴る不定期日記。

センター掃除ボラそしてお願い

2010-07-06 19:23:13 | センター訪問
今日は富里のセンター掃除のお手伝いに行ってきた。

参加者は運搬ボラをなさっているS氏とまったくの個人ボラのMさん、そして猫の手。
Mさんも猫の手も初めてで、S氏の足を引っ張ってた。
次回はもう少し手際よくできそう。


とても辛かった。最初から辛い写真でごめんなさい。

譲渡に回された子犬1頭が、もう呼吸をしていなかった。

たぶん早くに手当てをしてあげたら助かったかもしれない命。これが現実だ。

センターには何回か行っているけれど、死をこんなにも間近にしたのは初めて。
もう1頭もきょうだい?の下になっても動くことすらできない状態。

せっかく検疫期間を乗り越えたのに、この暑さが小さな命を奪ったのだろうか。
今は元気そうに見える1頭も危ないかもしれない。
頑張って!


そして検疫中の子もフードボールに体が半分入ったまま、呼吸を止めていた。
説明では問題のあるコはいないはずだったのに・・・。
このコと同じケージにいたコがひとりになって、ワンワン泣いていた。
掃除中、ずーっと。泣き続けていた。


こんなにかわいいコ。引き出し予定などは聞けていない。
検疫を乗り越えようね。


検疫部屋(掃除した部屋)のほかのコたち(一部)。










このコも体調が悪そう。お掃除したあとに血便が出ていた。
すぐ取り替えたけど、その後どうなったかとても心配。


このコはケージに入らないでつながれていた。
お掃除中もおとなしくとても飼いやすそうに見えた。顔も優しげでかわいい。
寝ちゃったので写真が撮れなかったのが残念。




緊急のお願い

収容部屋はとても少なかったけど、午後から搬送されてくるのだろうな。
自分ができないことを人に頼むのはおかしいと思うけど、
このコたちを救える方はいませんか?

●1日目の部屋


1頭だけ。引き出しの印のリボンがついていた。
結局、印が見えたのは、このコだけだった。

●2日目の部屋

若いころのムックにあまりにも似ていて絶句。



この2頭はきっと同じ飼い主。ムクムクが好きだったに違いない。
なのにどうして?
ムックに似てるコは歯も真っ白。寄ってきて写真が撮れないほど人懐こい。
ただし大きい。ムックより2回りくらい。たぶん25キロくらいはありそう。

こんな大きいコの中に子犬が1頭。でも怯えた様子もない。
みんな優しいのかな?


首輪をつけたコ。どうして首輪だけなんだろう。


最後まで隅っこから動かなかったコ。



●3日目の部屋

顔だけ向けてくれた。


このコはついに顔を見せてくれなった。でもとってもきれいな毛並み。

顔を伏せたまま、何を思っているの?


●4日目の部屋

立てないんじゃないかと思うほどガリガリ。悲しすぎる。


とってもおとなしそう。澄んだ瞳で見つめられてもごめんねしか言えない。


このコ達はまだ間に合うかもしれない。

●最終日の部屋


水曜日という札がかかっていた。
ほんとうに明日はもういなくなるの?











それにしてもいつ行っても子犬がいっぱいだ。
育てられないなら不妊手術を何故できないのか。
義務化するなど何とかしないと。
もっとも義務化されている狂犬病予防すらしていない人がいるわけだから
どうしたらいいんだろう。

そしてマイクロチップと迷子札を。
これも早急に義務化してほしい。


こんなかわいいコたちを捨てた人、迷子になっても探さない飼い主、
こんなことが許されるはずがない。
因果応報いつかその報いが来るに決まってる。


この暑さ、この湿度。蚊が入るといけないので締め切った部屋での掃除。
汗が滝のようにおちる。
マスクまでぬれて口にピッタリ張り付き、呼吸がしにくくなるほど。
熱中症一歩手前。
更衣室で鏡を見ると、シャワーキャップで髪は蒸れてしっとり。顔も真っ赤。
湯上り、それも相当長湯したみたいだった。


体からセンターの匂いが消えない。
着替えた洋服をクンクンしてもにおわないのに、髪や皮膚から立ち上るみたいだ。
いつもはどんなワンコさんと遊んで帰ってもクンクンしないムックが、
しつこくクンクン。
全部洗ってシャワーの後、体重を量る。
体中の水分が抜けたみたいに汗が出たのに、まったく変わりなし。
体脂肪にいたっては昨日より1%増えてるし。
ジュースとお茶1ℓのせいか・・・。



本日もうちの子たちはキュウギョウチュウ。みんな元気だよ。

コメント (12)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 品川5回目のありがとう! | トップ | エイギョウ開始+センター掃除 »
最新の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした。 (ブルームーン)
2010-07-06 23:16:59
言葉がありません。
同じ人間として、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
私が泣いたって、何も解決しない。
早く、何とか持ち込む人が居なくなるようにしなければ・・。

暑いんだろうなぁ・・
ガリガリだった子、せめて最後に御飯を食べさせてやれないものか・・?
持ち込んだ人に、この現状を見せられないんでしょうか?!
たった2000円、払って終わり?
間違ってる。
せめて、持ち込んだ人には現状を見せて、最後の御遺体の確認とかをやらせるべきだと思います。
本人がその部屋に入るとかね(苦笑)
でなければ、そういう人は解らないと思います。
私も、絶対に因果応報はあると思っています。
神様はちゃんと見ています。
次に生まれてくる時は、絶対に幸せになるんだよ、ごめんね。
申し訳ありません。
返信する
Unknown (ミルクママ)
2010-07-07 07:31:58
センターお掃除ありがとうございました。
お疲れ様でした。辛い場面に出くわしたのね。言葉がないよね。助けたい命がいっぱいで自分の無力さにもどかしくなります。
一緒に少しずつ行きましょう。いつもいぬ親会で猫の手さんの優しい笑顔がとっても嬉しいですよ。いつもお会いするの楽しみなんです。
こなつの写真ありがとうございます。
いただいて帰りますね。
返信する
Unknown (猫の手)
2010-07-07 23:18:13
♪ブルームーンさん、こんばんは。

ひどいですよね。
最近はTVなどで紹介されているけど、
なんにも知らない人がほとんどなんでしょうね。
楽しいことだけのブログにしたいけど、そうもいかないです。
閲覧数は少ないけど、見ていてくれる方がいる
のだから、伝えていかなければ。

お星さまになったコたちが、
次に生まれてきたときに、幸せな犬生を送れますようにと願うばかりです。
返信する
Unknown (猫の手)
2010-07-07 23:29:19
♪ミルクママさん、こんばんは。

引き出しのできない私にできることってこんなことくらいです。
おっしゃるとおり、とってももどかしいです。
あのコたちがもういないと思うと悔しいです。

こなつちゃんの写真、いっぱいあるんですけどね。
お持ち帰りくださいね。
きりがないようでもやらないと。
返信する
事後承諾で申し訳ないです (ブルームーン)
2010-07-08 01:12:08
昨日の記事に追記でリンクさせて頂きました。
知る事が第一歩だと、私は思います。
本当に小さな一歩一歩だけど、お星様になった子のためにも頑張りましょう!

やっぱり絶対教育ですよね・・
どうしてったらいいか・・・
あれからずっと考えてます。
返信する
Unknown (猫の手)
2010-07-08 01:44:23
♪ブルームーンさん、こんばんは。

いつもありがとうございます。
少しでも多くの人に現状を知ってもらうことが大切ですよね。
私も頭の中でなんとなくわかっていたつもりでも、
現状を目にすると動かないではいられなくなりました。
ただ、無理はいけないんですよね。続けないと意味がないですから。


返信する
ごめんなさい! (リボママ)
2010-07-08 09:46:07
お掃除ボラ、ありがとうございました!ほんとはとっても辛くて 直視できませんでした。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
せめて 少しでも出来ることから始めるしかないと思ってます。
ほんとに助けてあげられなくて ごめんなさい!ごめんなさい!
次に生れてくるときはきっと 幸せになれますように、祈るばかりです。。。
返信する
Unknown (そらまま)
2010-07-08 10:23:53
お疲れ様でした。m(__)m
現実はとても辛いです。
でも知らせることからなんですね
失われた命からもメッセージがありますよね

私がちゃめを見てピンッっと来たように
視覚から直感が働くことってあると思います。
勇気のある行動に感謝します。
ありがとうございます。(=^・^=)
返信する
Unknown (幸多母)
2010-07-08 21:01:51
お掃除ボランティアお疲れ様でした!ありがとうございました!猫の手さんの行動力素晴らしいです!
とても辛い現実、現場は壮絶で言葉になりません。命は大切にしなければいけないですよね。
返信する
Unknown (猫の手)
2010-07-09 02:21:02
♪リボママ、こんばんは。

リボママが謝ることじゃないのに、苦しい内容でごめんね。
私自身、引き出すことができないのに、
行っても何の意味があるんだろうと思いながらの活動です。
今の自分にできることを考えたら、それしかなかったの。
帰りは泣きながらの運転です。
本当に次に生まれてくるときには、と祈るばかり。
それとそんな目にあわせた人間地獄に落ちろ!です。

返信する

コメントを投稿

センター訪問」カテゴリの最新記事