とても暇で、外で遊べない時の弱点を痛感する朝になった。
読書という気も起きず、とりあえずコーヒーを持ってパソコンのスイッチのを入れた。
自分の物置部屋は四畳半で、そこに机を置きパソコン部屋も兼ねている。
物置部屋とは、主に山とスキーの道具とバイク用の衣類が収まっていて、言ってみれば主たる生活用品と一線を画する品々の収納場所である。
そして、ここにあるパソコンは世界中の怪しいサイトにつなぎ放題しているので有り勝ちなトラブルを覚悟している。
なので時々怪しい動きをするが起動すれば気にはしない。
自分のパソコン歴の凡そ30年間はほとんどMacだった。
その昔、PC98専用のいわゆるエロゲーというのをやりたくて富士通のパソコンを買ったのと、写真屋の頃にWindowsでしか開かないCDを持ち込まれるので仕方なくNECの安いノートパソコンを置いていたが日常はMacだったしバンドルされていたExcelもWordも使わずクラリスワークス4を使っていた。
家ではPerformaの安いMacで遊び、仕事では当時最高のグラフィクス性能と言われたPower MacG4 グラファイトを使っていた。
自分はCutie MascotとHyper Cardでプログラミングの真似事を覚えパラパラゲームやDesktop-accessoryを作りパソコン遊びにのめり込んだ。
あの頃の力作に少しエッチな迷路ゲームがあるのだがMac OS10になって動かせなくなったのは悲しい。
ある時、ファイルメーカープロを買い、毎日の売り上げと仕入れの記帳を紐づけ、クリック一つで決算書ができる仕組みを作ろうと奮闘したが一年掛かってもバグばかりで頓挫した。
当時はMacで使える会計ソフトは無かったか、もしくは買えないほど高かったかで自作を思い立ったと思うが、頓挫してすぐ2万円も出さずに自分が意図したものが売られているのを発見し驚いた。
しかも、動作環境がファイルメーカープロに依存していたので先の投資が無駄にならず喜んだ。
そーだ、G4には100 MB Zip ドライブという、今は忘れられたディスクドライブが装備されていたが当時フロッピーディスクの100倍はすごい容量だったがあっという間にCDに押されて消えた。
思えば初めてキーボードを叩いたのがキャノWordのワープロで、人差し指一本でポンポンと叩くことから一本指のひらがな入力は進歩していない。
ああ、また思い出した。
キャノWordの文書の保存方法にテープレコーダーを使ってテープに記録というのがあったようだが成功した記憶が無い。
今はインクジェットで比較的安くプリントできるがインクリボンを使っていたワープロはリボン代が高く、またそれをコピーするのも高かったので個人が日常的に使う用途は限られていた。
会社員だった自分がワープロで報告書を作成して出したら上司が「何を遊んでんだ」と言ったのも懐かしい。
今目の前にあるiMacは初代から数えて10代目のデスクトップでAirMacは6代目のノートパソコンだ。
その間に二台のWindowsがあって全部で18台のパソコンと付き合ってきた。
しかし、最近は特にノートパソコンを立ち上げる事が殆ど無く、ネットニュースとメールはスマホで見てしまう。
ブログにはキーボードが無いと遅いのでiMacを使うが、そろそろタブレットにキーボードは、なんてことを思う今日この頃・・・まっ、このiMacが動く間はやらないと思いますが。
いや、取り留めの無い昔話で恐縮であります。
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