なんと申しましょうか、あの疲れとこの疲れは違うとでも言えば良いのか、昨日の仕事で疲労困憊だったにも拘らず、夜が明けたらやっぱし活動を開始するのが私なんであります。
と、いうことで、右腕の筋肉痛を引きずったままバイクを引っ張り出し、ツーリングに出かけた訳であります。
天気とその他もろもろを鑑み、行き先は太平洋沿いに福島方面でありました。
で、9時に家を出まして9時20分ごろに東北自動車道に乗り、仙台南インターから常磐道方面に向かったわけであります。
行き先は唯漠然と相馬、でありました。
いや、常磐自動車道、現在は二輪車も全線通行可でありますが少し前までは南相馬から先は走れなかったんであります。
しかしてその訳は・・・それは言わずと知れた3.11での原発のピカが原因でして、剥き出しの生身で走る二輪車には線量が高すぎる、とのことでありました。
いや、国道6号の双葉町あたりは今でも二輪車通行禁止らしいですが、皆様、福島の農産物や魚介類は安全ですからね・・・安心して食してくださいよ、と。
そんな訳で家から100キロくらいしか無い道のりを高速で来ちまったので1時間と少しで着いちまったわけでありますが、さて、どこへ行けば良いのか、と。
で、相馬で高速を降りたらすぐに相馬市内(松川浦)の看板を見て・・・そーだ、風光明媚だった松川浦へ行こうと決めたわけであります。
松川浦 津波で枯れた以前の松林
麗らかな松川浦でありました。
昔はたくさんあった海苔ひびが一つだけ侘しく見られました。
松川浦の漁港
松川浦漁港は二つあるようで、昔からの松川浦の漁港と、松川浦大橋を渡った先の新漁港に分かれるようでした。
松川浦大橋 全長520メートル
いや、湾に架かる橋だからベイブリッジだと思うんですが、ダメなんでしょうなぁ~。
広くて立派な漁港でした
しかし、静かな港でありました。
風が強くて漁に出ないのか?と思いましたが、どーなんでしょうか?
港に停泊する立派な底引き網漁船
新しい松川浦の漁港には沖合底引きの船が係留されていました。
この辺りの漁師は魚を獲っても売りにくく魚価も良く無いとのニュースをみましたが。
漁港で釣りをする人多数
少し風がありましたが日差しは暖かく釣りには良い日でありましょう。
人は多いけれど釣れる気配は薄く、竿がしなったと思ったら外道のクサフグだったりして。
松川浦大橋の先に灯台が見えました
松川浦大橋を渡りトンネルを抜けると駐車場と展望台があり、階段を上って遊歩道を周ると灯台に出ました。
どーんと大きな音ともに豪快な波しぶきが
遊歩道を歩いているとまるで大砲かなんかのようなドーンという音が聞こえてきました。
なんの音だろうと思いつつ笹の道を進んで行くと音は大きくなり、崖下の岩場に当たって砕ける波が見えました。
青い空に真っ白な灯台
鵜の尾崎灯台と言うそうで、昭和28年から建っているようであります。
以前は灯台守りがいたんですが現在は無人で自動化されているようです。
自分は灯台が大好きで結構な数の灯台を見ています。
それぞれに個性はあるものの、どれも真っ白ですくっと建っているのでどこの灯台が一番とかは言い難いものであります。
海の中に伸びる一本の道
道の左側が太平洋で右側は松川浦です。
南相馬方面にほぼまっすぐ伸びている道路ですが鵜の尾崎から半分ほどは堤防の上を走ります。
そして緩くカーブする辺りで堤防と道路が分かれ海は見えなくなります。
自分は松川浦が切れる辺りで引き返しました。
3.11の震災と津波で壊滅的被害を受けた地域ですが、黙って見れば全てが新しく立派な施設と設備と道路に生まれ変わっていまして、自分の感想は唯「すごい」でありました。
しかし、本当の感想を言えば「静かすぎる」であり、「人はどこにいるんだ」であります。
いや、部外者が余計なことは言いますまい。
立派な漁港に魚がいっぱい揚がり賑わう日が来ることを・・・。
さて、帰り道で昼飯だなと思いつつトイレに立ち寄った時、ちょうど12時の時報の音楽が鳴りましたが、これが大音響なのであります。
おそらく津波の被害とその後の事情を知らない人は音の大きさに唯驚くばかりと思いますがここはこれが必要な地域なのでありましょう。
普段は時報やらを流している設備ですが一旦事が起きれば防災の情報を流すわけで、耳障りの良い適音では意味をなさない・・・と、勝手に推測しましたが。
さて、宮城県の亘理町へ行って季節の名物「はらこ飯」を食べようと県道を走り12時40分ごろ現地に到着。
「元祖はらこ飯」の幟のある店の駐車場はほぼ満車でして、まっ、どこで食べても本場なんだからと次なる店へ。
すぐに「名物はらこ飯」の看板を見つけ駐車場に滑り込みました。
そして店に入って座るやいなや迷わず「はらこ飯ひとつ」と声高に注文しつつお品書きを見てややびっくり・・・ほぉ~はらこ飯がおひとつ1650円ですとな、と。
まっ、名物だし自分の好物なので本場のものを食うのに出し惜しみは良く無い、と、お代わり自由でセルフサービスの「カニ汁」を先に突つきながらはらこ飯を待ったわけです。
さて、すぐに供されたはらこ飯・・・そのお味は・・・まっ、味の評価は人それぞれなので美味いか不味いかは控えますが、もしもカニ汁が無かったら脳みそが煙を出したかも知れないレベルでありました。
いや、近所の生協のはらこ飯弁当は400円くらいでお手軽なんで時々食べているんですが、そっちの方が断然美味いものでありました。
どーりで空いてたわけだわぃ、と。
でも、亘理町の名物のワタリガニをたっぷり使ったカニ汁はとても美味くて二杯お代わりしましたし、ついでに無料のあら汁も二杯頂いたので勘定的には負けていない感じではあります。
そんなわけで本日の予定はすべて終わったのでまた高速に乗ってさっさと帰宅した次第であります。
本日の走行距離・・・たぶん200キロくらい、でガソリンと高速と昼飯代を含んだ費用が4100円ほどでありました。
いや、あの疲れとこの疲れは違う、とは申しましたが、やっぱし疲れは疲れでして、晩飯も食べていないのに眠いであります。
と、いうことで、右腕の筋肉痛を引きずったままバイクを引っ張り出し、ツーリングに出かけた訳であります。
天気とその他もろもろを鑑み、行き先は太平洋沿いに福島方面でありました。
で、9時に家を出まして9時20分ごろに東北自動車道に乗り、仙台南インターから常磐道方面に向かったわけであります。
行き先は唯漠然と相馬、でありました。
いや、常磐自動車道、現在は二輪車も全線通行可でありますが少し前までは南相馬から先は走れなかったんであります。
しかしてその訳は・・・それは言わずと知れた3.11での原発のピカが原因でして、剥き出しの生身で走る二輪車には線量が高すぎる、とのことでありました。
いや、国道6号の双葉町あたりは今でも二輪車通行禁止らしいですが、皆様、福島の農産物や魚介類は安全ですからね・・・安心して食してくださいよ、と。
そんな訳で家から100キロくらいしか無い道のりを高速で来ちまったので1時間と少しで着いちまったわけでありますが、さて、どこへ行けば良いのか、と。
で、相馬で高速を降りたらすぐに相馬市内(松川浦)の看板を見て・・・そーだ、風光明媚だった松川浦へ行こうと決めたわけであります。
松川浦 津波で枯れた以前の松林
麗らかな松川浦でありました。
昔はたくさんあった海苔ひびが一つだけ侘しく見られました。
松川浦の漁港
松川浦漁港は二つあるようで、昔からの松川浦の漁港と、松川浦大橋を渡った先の新漁港に分かれるようでした。
松川浦大橋 全長520メートル
いや、湾に架かる橋だからベイブリッジだと思うんですが、ダメなんでしょうなぁ~。
広くて立派な漁港でした
しかし、静かな港でありました。
風が強くて漁に出ないのか?と思いましたが、どーなんでしょうか?
港に停泊する立派な底引き網漁船
新しい松川浦の漁港には沖合底引きの船が係留されていました。
この辺りの漁師は魚を獲っても売りにくく魚価も良く無いとのニュースをみましたが。
漁港で釣りをする人多数
少し風がありましたが日差しは暖かく釣りには良い日でありましょう。
人は多いけれど釣れる気配は薄く、竿がしなったと思ったら外道のクサフグだったりして。
松川浦大橋の先に灯台が見えました
松川浦大橋を渡りトンネルを抜けると駐車場と展望台があり、階段を上って遊歩道を周ると灯台に出ました。
どーんと大きな音ともに豪快な波しぶきが
遊歩道を歩いているとまるで大砲かなんかのようなドーンという音が聞こえてきました。
なんの音だろうと思いつつ笹の道を進んで行くと音は大きくなり、崖下の岩場に当たって砕ける波が見えました。
青い空に真っ白な灯台
鵜の尾崎灯台と言うそうで、昭和28年から建っているようであります。
以前は灯台守りがいたんですが現在は無人で自動化されているようです。
自分は灯台が大好きで結構な数の灯台を見ています。
それぞれに個性はあるものの、どれも真っ白ですくっと建っているのでどこの灯台が一番とかは言い難いものであります。
海の中に伸びる一本の道
道の左側が太平洋で右側は松川浦です。
南相馬方面にほぼまっすぐ伸びている道路ですが鵜の尾崎から半分ほどは堤防の上を走ります。
そして緩くカーブする辺りで堤防と道路が分かれ海は見えなくなります。
自分は松川浦が切れる辺りで引き返しました。
3.11の震災と津波で壊滅的被害を受けた地域ですが、黙って見れば全てが新しく立派な施設と設備と道路に生まれ変わっていまして、自分の感想は唯「すごい」でありました。
しかし、本当の感想を言えば「静かすぎる」であり、「人はどこにいるんだ」であります。
いや、部外者が余計なことは言いますまい。
立派な漁港に魚がいっぱい揚がり賑わう日が来ることを・・・。
さて、帰り道で昼飯だなと思いつつトイレに立ち寄った時、ちょうど12時の時報の音楽が鳴りましたが、これが大音響なのであります。
おそらく津波の被害とその後の事情を知らない人は音の大きさに唯驚くばかりと思いますがここはこれが必要な地域なのでありましょう。
普段は時報やらを流している設備ですが一旦事が起きれば防災の情報を流すわけで、耳障りの良い適音では意味をなさない・・・と、勝手に推測しましたが。
さて、宮城県の亘理町へ行って季節の名物「はらこ飯」を食べようと県道を走り12時40分ごろ現地に到着。
「元祖はらこ飯」の幟のある店の駐車場はほぼ満車でして、まっ、どこで食べても本場なんだからと次なる店へ。
すぐに「名物はらこ飯」の看板を見つけ駐車場に滑り込みました。
そして店に入って座るやいなや迷わず「はらこ飯ひとつ」と声高に注文しつつお品書きを見てややびっくり・・・ほぉ~はらこ飯がおひとつ1650円ですとな、と。
まっ、名物だし自分の好物なので本場のものを食うのに出し惜しみは良く無い、と、お代わり自由でセルフサービスの「カニ汁」を先に突つきながらはらこ飯を待ったわけです。
さて、すぐに供されたはらこ飯・・・そのお味は・・・まっ、味の評価は人それぞれなので美味いか不味いかは控えますが、もしもカニ汁が無かったら脳みそが煙を出したかも知れないレベルでありました。
いや、近所の生協のはらこ飯弁当は400円くらいでお手軽なんで時々食べているんですが、そっちの方が断然美味いものでありました。
どーりで空いてたわけだわぃ、と。
でも、亘理町の名物のワタリガニをたっぷり使ったカニ汁はとても美味くて二杯お代わりしましたし、ついでに無料のあら汁も二杯頂いたので勘定的には負けていない感じではあります。
そんなわけで本日の予定はすべて終わったのでまた高速に乗ってさっさと帰宅した次第であります。
本日の走行距離・・・たぶん200キロくらい、でガソリンと高速と昼飯代を含んだ費用が4100円ほどでありました。
いや、あの疲れとこの疲れは違う、とは申しましたが、やっぱし疲れは疲れでして、晩飯も食べていないのに眠いであります。
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