まず、出発寸前まで多方面で迷っていた訳です。
一つは、バイクにするか車にするか、であります。
車だと車中泊なので予算は少なくて済むのであります。
しかも、行きたいところの目処は立っているし、で有力候補でありました。
しかし、バイクにも乗りたい訳です。
それも細切れに走るのではなく、豪快に遠出をしたい欲求に駆られていたのであります。
で、決め手になったのは天気でありました。
車にしてもバイクにしても雨だけは勘弁であります。
11月ですからね、車は濡れないといいましても目的地が日本庭園なんでこの時期の雨は遊覧には不向きであります。
で、天気予想をじっくり吟味した結果晴れているのは南東北と関東方面の太平洋側に限られる訳であります。
と、なれば福島から栃木茨城千葉埼玉・・・と、いうことで、バイクで裏磐梯を抜けて会津方面に出て栃木か茨城方面だな、と漠然と決めて家を出た次第であります。
で、出発時の我が家地方は曇りでして気温は12~13度であります。
いや、無風で気温13度というと、時速100キロは風速27メートルで理論的な体感温度はマイナス14度・・・十分凍えられる温度であります。
それに耐えるべく準備した私の出で立ちは・・・フリースのズボンにスキー用の靴下とスキー用の長袖肌着に厚手のトレーナーを着た上に、裏地にキルティングの入ったバイク用の防風防寒ジャケットと、襟元にバンダナと冬用のバイク手袋であります。
おっと、足元は防風防寒のバイクブーツであります。
しかし、走り出して1時間・・・福島西インターで高速を降りて裏磐梯への道に入る頃には首筋と胸元が寒くなりまして、この先のことを考えると第一目的地は最寄りのワークマンであるなと、ナビをセットした訳であります。
いや、福島西インターを降りて土湯峠に向かう国道115号線に入ったんですが、どーも妙なんであります。
こんな良い感じの道を走る車の皆さんが大人しいといいますか、法定速度なんであります・・・いや、法定速度遵守は当たり前なんですけどね。
で、しかも、登坂車線と走行車線で登りは二車線なのに飛ばす車が無いのであります・・・もしや、と思いアクセルを緩め登坂車線の車と並んですぐ、スピード取り締まりの測定器が見えた訳であります。
いやぁ~あんな旧態依然の取り締まりは久しぶりに見ました・・・が、免れてよかったであります。
で、そこからは快調に、そして程良いワインディングを堪能しまして猪苗代湖の前に出た訳であります。
で、右折して国道49号線に乗り換え、すぐにあの世界的医学者の野口英世博士の生家の前を通り過ぎ会津若松を目指した訳であります。
いや、行く先で最寄りのワークマンは会津若松になるので向かった次第であります。
で、時計を見ると11時を回っている訳でして、そろそろ昼飯でも良い頃だなと思いつつ、とりあえずナビが導く方に走った訳であります。
すると、飯盛山の看板が目に入りまして、最近自分は戊辰戦争に興味を持ちそっち方面の本を読んでいることもあって白虎隊には軽く挨拶などしておこうと立ち寄った訳であります。

エスカレーター 250円(登りのみ)

歩いてもすぐですが雨の日は良いかも

飯盛山からは会津若松の街が見渡せます

さざえ・堂安政8年建築・国の重要文化財
いや、小学校の修学旅行で来て以来なので50年ぶりでありました。
なので記憶にあるのは土産物屋で木刀と木製の刀を買ったことだけでありました。
しかし、登ってみたらさざえ堂があってこれには登ったことを思い出しました。
しかしこの度は拝観料の250円が惜しいのでは無く時間が無いので入るのはやめた次第であります。
ところで、飯盛山は危ないですぜ。
車で行って駐車場を探すときに「無料」と書かれたものは全部土産物屋の敷地でして、駐車場は無料なんですが土産物を買ったらサインを貰って来いと、変な紙を渡され、嫌とは言えない雰囲気に持ち込まれたのであります。
気の小さい私は無視することもできずに3箱セットで750円の栃餅を買ってしまいました。
いや、土産に買って既に食べたんですが、割と美味くて安かったので万が一車を駐めるときにはこれがオススメであります。
で、飯盛山で昼飯でもよかったんですが大きめの食堂は観光バスが入って客がいっぱいですし、少し外れた小さな店は平日だから客がいなくてか閉まっている訳であります。
腹減ったけど仕方が無い、と走り出して間も無く、とんかつ屋を見つけて入ったんですがその店の接客が気に入りました。
「お客さん、とんかつが揚がるまで暇つぶしにゴマをすっていてください」と、小さな摺鉢と擂粉木のセットを差し出したのであります。
なるほどなぁ~そういう言い方があったか、と頷きつつ、白胡麻をたっぷりと摺り下ろした私でありました。
で、とんかつ屋からワークマンはすぐでして、首の寒さ対策にネックウオーマーと胸元の冷えにと薄手のベストを買い求めた次第であります。
しかし、時は午後の2時少し前、気温が上がり、しかも高速では無いので寒さは感じず・・・まっ、明日着れば良いし、とバッグ突っ込んだ訳であります。
で、そろそろ宿を取らなくてはならないんですが・・・前日に軽く下調べをした中から当日でも申し込めそうで最安値を検索すると「伊藤園ホテル・ニューさくら」が税抜き6800円で残っていた訳であります。
場所は鬼怒川ですから会津若松からは南会津方面へ走ってちょうど良い訳であります。
そんな訳でスマホをナニして予約したんですが便利な世の中になりましたね。
若い頃の出張での宿探しに苦労した事を思うと天国ですね。
携帯電話なんて無い時代ですからまずは公衆電話を探す訳です。
そして電話帳から該当地域のビジネスホテルや旅館に電話するんですけれども、安いところから埋まっていく訳でして、決まった出張費から足が出て、さらに飲み代がかさんで大赤字なんて事もありましたっけ。
で、このまま真っ直ぐ鬼怒川に向かったんでは到着が早すぎる・・・では、若松城でも行くか、とお城を見に向かった訳であります。

雪深い会津の雪吊りは独特でありました

遠足? 修学旅行? やっぱし鶴ヶ城だな~

私は城よりも石垣と太い桜の幹が好きです

間も無く雪が来るのに芝張りですか?

とりあえず鶴ヶ城です
いや、城は大好きなんですが復元した城というのはどーも好きになれないといいますか、まっ、嫌いなんであります。
んじゃぁ何しにYouは鶴ヶ城へ、であますが、城跡でも石垣があれば好きなんであります。
石組みの巧みさも見て楽しいんですが、それよりも苔むした石や時を経た巨木を見るのが楽しいのであります。
で、城の前まで行ったらそく退散であります。
そして、道々みるのは植木屋の雪吊りの仕事や、へぇ~今の時期に芝張りかよ、なんてのを見て楽しんだ訳であります。
さて、雪吊りを見ていたときに携帯が鳴りまして、明日の午後に松の木を一本倒して欲しいんだけど、と言う植木屋仕事の依頼であります。
あいやぁ・・・まっ、鬼怒川からなら昼前には戻れるんでやれなくは無いけど、と思いつつも、口は勝手に滑って「へぃよーがす、2時でやんすね」と答えちまっていた訳であります。
いや、帰り道は来た道を逆に戻ろうと思っていた訳です。
鬼怒川沿いの紅葉も良かったし、南会津の紅葉もゆっくり見ようと思っていた訳であります。
そのつもりで往路では写真の一枚も撮っていなかったんですが、頼まれちまったからには仕方が無い・・・と、いう事で、鬼怒川から矢板に出て東北道に乗り、あとは家まで一気でありました。
一つは、バイクにするか車にするか、であります。
車だと車中泊なので予算は少なくて済むのであります。
しかも、行きたいところの目処は立っているし、で有力候補でありました。
しかし、バイクにも乗りたい訳です。
それも細切れに走るのではなく、豪快に遠出をしたい欲求に駆られていたのであります。
で、決め手になったのは天気でありました。
車にしてもバイクにしても雨だけは勘弁であります。
11月ですからね、車は濡れないといいましても目的地が日本庭園なんでこの時期の雨は遊覧には不向きであります。
で、天気予想をじっくり吟味した結果晴れているのは南東北と関東方面の太平洋側に限られる訳であります。
と、なれば福島から栃木茨城千葉埼玉・・・と、いうことで、バイクで裏磐梯を抜けて会津方面に出て栃木か茨城方面だな、と漠然と決めて家を出た次第であります。
で、出発時の我が家地方は曇りでして気温は12~13度であります。
いや、無風で気温13度というと、時速100キロは風速27メートルで理論的な体感温度はマイナス14度・・・十分凍えられる温度であります。
それに耐えるべく準備した私の出で立ちは・・・フリースのズボンにスキー用の靴下とスキー用の長袖肌着に厚手のトレーナーを着た上に、裏地にキルティングの入ったバイク用の防風防寒ジャケットと、襟元にバンダナと冬用のバイク手袋であります。
おっと、足元は防風防寒のバイクブーツであります。
しかし、走り出して1時間・・・福島西インターで高速を降りて裏磐梯への道に入る頃には首筋と胸元が寒くなりまして、この先のことを考えると第一目的地は最寄りのワークマンであるなと、ナビをセットした訳であります。
いや、福島西インターを降りて土湯峠に向かう国道115号線に入ったんですが、どーも妙なんであります。
こんな良い感じの道を走る車の皆さんが大人しいといいますか、法定速度なんであります・・・いや、法定速度遵守は当たり前なんですけどね。
で、しかも、登坂車線と走行車線で登りは二車線なのに飛ばす車が無いのであります・・・もしや、と思いアクセルを緩め登坂車線の車と並んですぐ、スピード取り締まりの測定器が見えた訳であります。
いやぁ~あんな旧態依然の取り締まりは久しぶりに見ました・・・が、免れてよかったであります。
で、そこからは快調に、そして程良いワインディングを堪能しまして猪苗代湖の前に出た訳であります。
で、右折して国道49号線に乗り換え、すぐにあの世界的医学者の野口英世博士の生家の前を通り過ぎ会津若松を目指した訳であります。
いや、行く先で最寄りのワークマンは会津若松になるので向かった次第であります。
で、時計を見ると11時を回っている訳でして、そろそろ昼飯でも良い頃だなと思いつつ、とりあえずナビが導く方に走った訳であります。
すると、飯盛山の看板が目に入りまして、最近自分は戊辰戦争に興味を持ちそっち方面の本を読んでいることもあって白虎隊には軽く挨拶などしておこうと立ち寄った訳であります。

エスカレーター 250円(登りのみ)

歩いてもすぐですが雨の日は良いかも

飯盛山からは会津若松の街が見渡せます

さざえ・堂安政8年建築・国の重要文化財
いや、小学校の修学旅行で来て以来なので50年ぶりでありました。
なので記憶にあるのは土産物屋で木刀と木製の刀を買ったことだけでありました。
しかし、登ってみたらさざえ堂があってこれには登ったことを思い出しました。
しかしこの度は拝観料の250円が惜しいのでは無く時間が無いので入るのはやめた次第であります。
ところで、飯盛山は危ないですぜ。
車で行って駐車場を探すときに「無料」と書かれたものは全部土産物屋の敷地でして、駐車場は無料なんですが土産物を買ったらサインを貰って来いと、変な紙を渡され、嫌とは言えない雰囲気に持ち込まれたのであります。
気の小さい私は無視することもできずに3箱セットで750円の栃餅を買ってしまいました。
いや、土産に買って既に食べたんですが、割と美味くて安かったので万が一車を駐めるときにはこれがオススメであります。
で、飯盛山で昼飯でもよかったんですが大きめの食堂は観光バスが入って客がいっぱいですし、少し外れた小さな店は平日だから客がいなくてか閉まっている訳であります。
腹減ったけど仕方が無い、と走り出して間も無く、とんかつ屋を見つけて入ったんですがその店の接客が気に入りました。
「お客さん、とんかつが揚がるまで暇つぶしにゴマをすっていてください」と、小さな摺鉢と擂粉木のセットを差し出したのであります。
なるほどなぁ~そういう言い方があったか、と頷きつつ、白胡麻をたっぷりと摺り下ろした私でありました。
で、とんかつ屋からワークマンはすぐでして、首の寒さ対策にネックウオーマーと胸元の冷えにと薄手のベストを買い求めた次第であります。
しかし、時は午後の2時少し前、気温が上がり、しかも高速では無いので寒さは感じず・・・まっ、明日着れば良いし、とバッグ突っ込んだ訳であります。
で、そろそろ宿を取らなくてはならないんですが・・・前日に軽く下調べをした中から当日でも申し込めそうで最安値を検索すると「伊藤園ホテル・ニューさくら」が税抜き6800円で残っていた訳であります。
場所は鬼怒川ですから会津若松からは南会津方面へ走ってちょうど良い訳であります。
そんな訳でスマホをナニして予約したんですが便利な世の中になりましたね。
若い頃の出張での宿探しに苦労した事を思うと天国ですね。
携帯電話なんて無い時代ですからまずは公衆電話を探す訳です。
そして電話帳から該当地域のビジネスホテルや旅館に電話するんですけれども、安いところから埋まっていく訳でして、決まった出張費から足が出て、さらに飲み代がかさんで大赤字なんて事もありましたっけ。
で、このまま真っ直ぐ鬼怒川に向かったんでは到着が早すぎる・・・では、若松城でも行くか、とお城を見に向かった訳であります。

雪深い会津の雪吊りは独特でありました

遠足? 修学旅行? やっぱし鶴ヶ城だな~

私は城よりも石垣と太い桜の幹が好きです

間も無く雪が来るのに芝張りですか?

とりあえず鶴ヶ城です
いや、城は大好きなんですが復元した城というのはどーも好きになれないといいますか、まっ、嫌いなんであります。
んじゃぁ何しにYouは鶴ヶ城へ、であますが、城跡でも石垣があれば好きなんであります。
石組みの巧みさも見て楽しいんですが、それよりも苔むした石や時を経た巨木を見るのが楽しいのであります。
で、城の前まで行ったらそく退散であります。
そして、道々みるのは植木屋の雪吊りの仕事や、へぇ~今の時期に芝張りかよ、なんてのを見て楽しんだ訳であります。
さて、雪吊りを見ていたときに携帯が鳴りまして、明日の午後に松の木を一本倒して欲しいんだけど、と言う植木屋仕事の依頼であります。
あいやぁ・・・まっ、鬼怒川からなら昼前には戻れるんでやれなくは無いけど、と思いつつも、口は勝手に滑って「へぃよーがす、2時でやんすね」と答えちまっていた訳であります。
いや、帰り道は来た道を逆に戻ろうと思っていた訳です。
鬼怒川沿いの紅葉も良かったし、南会津の紅葉もゆっくり見ようと思っていた訳であります。
そのつもりで往路では写真の一枚も撮っていなかったんですが、頼まれちまったからには仕方が無い・・・と、いう事で、鬼怒川から矢板に出て東北道に乗り、あとは家まで一気でありました。
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