久しぶりのツーリングに行って参りました。
行き先は、岩手県と秋田県に跨がる八幡平周辺であります。
岩手県側から入って秋田県側に抜けるコースでありました。
行きは・・・簡単に言うと国道四号を岩手県の滝沢まで、何の面白みも無い我慢の走りでありました。
まっ、強いて話題にするとすれば・・・守さんのエンフィールドが、絶好の天気に恵まれたが故の高温にやられ、熱ダレしてエンストを繰り返すようになった事くらいでありましょうか。
で、滝沢から八幡平方面に転進した途端、登りのワインディングになりまして、エンフィールドとカブッチが前回でコーナーを攻め、バトルを繰り返した訳であります。
アレです・・・エンフィールドは350CCとは言え1955年設計で製造はインドのビンテージバイクでして、死ぬ気で頑張っても110CCのスーパーカブと良い勝負なのであります。
と、言う事は・・・コーナーを攻めてると言うと格好良いですが、現実的には非力なエンジンを無理に引っ張っているだけでスピードは亀なんであります。
しかし、気分は走り屋でして排気量で負けているカブッチでハングオンを決めコーナーをギンギンに攻め続けたのでありました。
いや、樹海ラインを通ったんですが平日の夕刻とあって殆ど通行車両もなく恥ずかし気も無く戯れたのであります。
1時間も走らない道の駅 もー一服
樹海ライン 岩手山とカブッチ
下り坂の道を見て守さん 俺の人生だな、と
八幡平山頂付近の残雪とカブッチ
いや、麓の西根辺りではまだ桜も見られる程、この辺りは気温が低いようでして、残雪がたっぷりなんであります。
そんな訳で、好天に恵まれ真夏の様な暑さの中を快適に走り午後四時頃、本日のお宿「八幡平グリーンホテル」に到着でありました。
で、宿に入りますと、本日の宿泊客は我々だけと言う事で好き勝手に暴れてください、とは言われませんでしたが、風呂には一晩で三回も入ったりして楽しみました。
ブナ林に囲まれて風情のある露天風呂
コレが晩飯の総てであります
皆様、ここの露天風呂は絶妙でスゼェ~・・・一度入ったら中々出られない、ナンとも後を引く風呂なのであります。
して、その心は・・・いや、お湯の温度が殆ど人肌の低温でありまして中々温まった気がしないんであります。
それどころか、日が暮れて寒くなってから入ると冷たい風に晒され風呂から出るには相当の覚悟が必要になるのであります。
しかし、一杯やってから入ってものぼせる事も無い人肌の湯温は30分も浸かっているとジワーッと滲みて来る訳でして、そう言う入り方をするべき風呂なのかも知れません。
私は一杯やって湯に浸り乍ら頭上を過ぎて行く人工衛星の光などを見ていました・・・気持ちのほぐれる良い時でありました。
いや、この宿のお代は8640円(税込み)でありますので食事に過度な期待は禁物と思って行きましたが、いやいや、確かに質素ではありましたが「きりたんぽ鍋」が秋田らしい彩りを醸し出し、山菜の天ぷらやおひたしやごま和えと、山の中の宿らしいもてなしは満足のゆく物でありました。
さて、明けて翌朝・・・横殴りの雨であります。
まっ、天気予報通りでありましたが、間違ってくれぇ~と、祈っていた訳であります。
しかし降っている物は仕方が無いので私は合羽と長靴とゴム手袋で完全装備・・・しかし、守さんは太って合羽が着られないとの事で持って来なかった、と。
私しゃ目が点でありました。
しかし、無い物は仕方が無いので宿の人から鹿角市のゴミ袋を貰い穴を開けて袖と首を通し簡易合羽にして走り出した次第であります。
で、暫く走って麓に降りホームセンターを見つけたので「合羽を買ったら?」と勧めたんですが「もー濡れたから要らない」との事で走り続けた次第であります。
いや、寒かったんだベネぇ~守さん・・・無口でしたもの。
で、私はダウンジャケットも持っていたんでそれを着まして風を通さないように着ていた防水のジャンパーを守さんに差し出したのでありました。
さて、守さんのエンフィールドは暑さに弱いが雨にも弱く、信号待ちで気を抜くとエンストしちまう訳であります。
350CCの単気筒の上死点を直ちに出してキック一発でエンジンを掛ける・・・のは神業であります。
しかし、濡れてストールしたエンジンは機嫌が悪く中々掛からない事も多いのであります。
で、今度はフロントのブレーキドラムに水が入って全然効かなくなった、との事で道の駅を見つけては屋根のしたにバイクを入れ調整などし乍らナントか走り続けたのであります。
いや、不思議なもんですね・・・湯沢から秋の宮を超えて鳴子に下りたら晴れであります。
そしてさっきまでは15度ほどの気温が一気に25度であります。
エンフィールドのブレーキ調整を兼ねて道の駅に入り夏バージョンの身支度に切り替え、最後の40キロは昨日同様に初夏の様子のツーリングでありました。
と、言う事で、終わり良ければすべて良し・・・あぁ楽しかった、と。
走行距離 521キロ
ガソリン給油 6リッター
昼飯等出費 3200円(宿の缶ビールとお土産含む)
宿代 9420円(入湯税 ビール含む)
なんともお手軽なツーリングでありました、が、中身はそこそこ濃かった様な。
行き先は、岩手県と秋田県に跨がる八幡平周辺であります。
岩手県側から入って秋田県側に抜けるコースでありました。
行きは・・・簡単に言うと国道四号を岩手県の滝沢まで、何の面白みも無い我慢の走りでありました。
まっ、強いて話題にするとすれば・・・守さんのエンフィールドが、絶好の天気に恵まれたが故の高温にやられ、熱ダレしてエンストを繰り返すようになった事くらいでありましょうか。
で、滝沢から八幡平方面に転進した途端、登りのワインディングになりまして、エンフィールドとカブッチが前回でコーナーを攻め、バトルを繰り返した訳であります。
アレです・・・エンフィールドは350CCとは言え1955年設計で製造はインドのビンテージバイクでして、死ぬ気で頑張っても110CCのスーパーカブと良い勝負なのであります。
と、言う事は・・・コーナーを攻めてると言うと格好良いですが、現実的には非力なエンジンを無理に引っ張っているだけでスピードは亀なんであります。
しかし、気分は走り屋でして排気量で負けているカブッチでハングオンを決めコーナーをギンギンに攻め続けたのでありました。
いや、樹海ラインを通ったんですが平日の夕刻とあって殆ど通行車両もなく恥ずかし気も無く戯れたのであります。
1時間も走らない道の駅 もー一服
樹海ライン 岩手山とカブッチ
下り坂の道を見て守さん 俺の人生だな、と
八幡平山頂付近の残雪とカブッチ
いや、麓の西根辺りではまだ桜も見られる程、この辺りは気温が低いようでして、残雪がたっぷりなんであります。
そんな訳で、好天に恵まれ真夏の様な暑さの中を快適に走り午後四時頃、本日のお宿「八幡平グリーンホテル」に到着でありました。
で、宿に入りますと、本日の宿泊客は我々だけと言う事で好き勝手に暴れてください、とは言われませんでしたが、風呂には一晩で三回も入ったりして楽しみました。
ブナ林に囲まれて風情のある露天風呂
コレが晩飯の総てであります
皆様、ここの露天風呂は絶妙でスゼェ~・・・一度入ったら中々出られない、ナンとも後を引く風呂なのであります。
して、その心は・・・いや、お湯の温度が殆ど人肌の低温でありまして中々温まった気がしないんであります。
それどころか、日が暮れて寒くなってから入ると冷たい風に晒され風呂から出るには相当の覚悟が必要になるのであります。
しかし、一杯やってから入ってものぼせる事も無い人肌の湯温は30分も浸かっているとジワーッと滲みて来る訳でして、そう言う入り方をするべき風呂なのかも知れません。
私は一杯やって湯に浸り乍ら頭上を過ぎて行く人工衛星の光などを見ていました・・・気持ちのほぐれる良い時でありました。
いや、この宿のお代は8640円(税込み)でありますので食事に過度な期待は禁物と思って行きましたが、いやいや、確かに質素ではありましたが「きりたんぽ鍋」が秋田らしい彩りを醸し出し、山菜の天ぷらやおひたしやごま和えと、山の中の宿らしいもてなしは満足のゆく物でありました。
さて、明けて翌朝・・・横殴りの雨であります。
まっ、天気予報通りでありましたが、間違ってくれぇ~と、祈っていた訳であります。
しかし降っている物は仕方が無いので私は合羽と長靴とゴム手袋で完全装備・・・しかし、守さんは太って合羽が着られないとの事で持って来なかった、と。
私しゃ目が点でありました。
しかし、無い物は仕方が無いので宿の人から鹿角市のゴミ袋を貰い穴を開けて袖と首を通し簡易合羽にして走り出した次第であります。
で、暫く走って麓に降りホームセンターを見つけたので「合羽を買ったら?」と勧めたんですが「もー濡れたから要らない」との事で走り続けた次第であります。
いや、寒かったんだベネぇ~守さん・・・無口でしたもの。
で、私はダウンジャケットも持っていたんでそれを着まして風を通さないように着ていた防水のジャンパーを守さんに差し出したのでありました。
さて、守さんのエンフィールドは暑さに弱いが雨にも弱く、信号待ちで気を抜くとエンストしちまう訳であります。
350CCの単気筒の上死点を直ちに出してキック一発でエンジンを掛ける・・・のは神業であります。
しかし、濡れてストールしたエンジンは機嫌が悪く中々掛からない事も多いのであります。
で、今度はフロントのブレーキドラムに水が入って全然効かなくなった、との事で道の駅を見つけては屋根のしたにバイクを入れ調整などし乍らナントか走り続けたのであります。
いや、不思議なもんですね・・・湯沢から秋の宮を超えて鳴子に下りたら晴れであります。
そしてさっきまでは15度ほどの気温が一気に25度であります。
エンフィールドのブレーキ調整を兼ねて道の駅に入り夏バージョンの身支度に切り替え、最後の40キロは昨日同様に初夏の様子のツーリングでありました。
と、言う事で、終わり良ければすべて良し・・・あぁ楽しかった、と。
走行距離 521キロ
ガソリン給油 6リッター
昼飯等出費 3200円(宿の缶ビールとお土産含む)
宿代 9420円(入湯税 ビール含む)
なんともお手軽なツーリングでありました、が、中身はそこそこ濃かった様な。