狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

Learn from yesterday. Live for today. Look tomorrow.

2020年02月05日 23時33分56秒 | VSの日記
 本日2月5日は、平治の乱が終結した日で、長崎でカトリック信徒26名が処刑された日で、国際刑事警察機構が設立された日で、映画『モダン・タイムス』がアメリカで公開された日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十一度。最低気温は一度でありました。
 明日は予報では倉敷は曇りとなっております。




 本日は私はお仕事がお休みの日でありました。
 今日はお外に出て雑用を済ませてやるぜ、と勢い込んでお外に出たのですが、見事に空振りしてがっくりして帰ってきました。
 見事な空振りでありました。
 清々しいほど豪快な空振りでありました。
 まあ、こんな日もある。と自分を慰めているところなのでございます。


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逃げてもいいけど、いずれ逃げ道はなくなるよ。

2020年02月05日 18時06分18秒 | その他の日記
 以下の文は、アゴラ言論プラットフォームの有地 浩氏の『ゴーンの逃亡が「フライパンから跳び出し火中へ」と言える理由』と題した記事の転載であります。



   ゴーンの逃亡が「フライパンから跳び出し火中へ」と言える理由

 英語のことわざに「フライパンから跳び出して火の中へ」というのがあるが、ゴーン容疑者は今まさにそうした状況に置かれている。
 彼が逃亡した先のレバノンは、1975年頃まではフランスの委任統治領だった名残を残し、中東のパリと言われた住みよい国だった。
 私がかつて在籍した財務省のずっと先輩の中には、いわゆるキャリア組だったが、若い頃レバノンの日本大使館に駐在した人もいた。
 その後15年に及ぶ内戦で国は荒廃したが、1990年に戦いが終わると海外からの資金が流入し、もともと地中海に面した風光明媚な場所なので、アラブの金持ち達がヨット遊びなどに興じる、中東のリゾート地となった。
 海外からの出稼ぎ者の送金と、高金利に惹きつけられたアラブ諸国などの金持ちの資金やゴーン逃亡犯が不正蓄財したような闇の資金に支えられて、レバノンはつかの間の好景気を享受した。
 こうした資金がインフラの整備や産業振興に使われればレバノンは良い国になったのだろうが、宗教・宗派の派閥均衡政権の下で、政治家は国のことよりも自分と自分の派閥の利益確保に走ったため、汚職とコネが蔓延し、停電が頻繁に発生したり、ごみの処理さえ十分にできない社会となってしまった。
 それでも海外から高金利で集めた資金の元利払いができている間は良かったが、資金の良い運用先があるわけがなく、債務の重圧が次第に大きくなり、ついに昨年10月には臨界点に達してしまった。
 ちょうどゴーン容疑者が日本から逃亡しようと計画を具体化しつつあった頃だろう。
 昨年の10月、財政危機に陥ったレバノン政府がSNSのひとつのWhatsAppに税金を掛けるといったことから、汚職やインフラの悪化に業を煮やした民衆の不満が爆発してデモや騒乱が発生し、ついに内閣は総辞職に追い込まれた。
 銀行は騒乱を避けるためと称して2週間休業したが、本当のところは外貨が底をついていたからだった。
 金持ちは、いち早く海外送金したり、クレジットカードでローレックスや車など高価な買い物をして資産を保全を図ったが、一般庶民は営業を再開した銀行の窓口に押し寄せたものの、1週間に200ドル程度の少額のお金しか手に入れることが出来ず、公式にはドルに固定されているはずのレバノン・ポンドのレートは、闇市場で半値以下で取引されているという。
 ゴーン容疑者のことだから、不正蓄財した資金はレバノンの銀行だけでなく、カリブ海のタックスヘイブンや湾岸諸国に預金していることだろうが、レバノンに住んでいる以上は日々の生活の資金をドル建てか現地通貨のレバノン・ポンド建てで支払わねばならない。
 ところが銀行の窓口では、朝から整理番号票を手に列に並んでもその日のうちに預金を引き出せる保証はなく、機能が停止されたATMは、怒った群衆の手で落書きをされ打ち壊されている。
 もちろんクレジットカードやインターネットバンキングもとっくの昔に使えなくなっている。
 こうした状況の中でゴーン逃亡犯は、レバノンの検察から出国を禁じられており、身動きが取れない状況にある。

 1月末に新たに組閣されたレバノンの内閣は、経済の難局を打開するために海外からの資金援助を模索しているが、イランと結びついているシーア派のヒズボラが牛耳っているレバノンに、スンニ派の湾岸諸国はお金を出さないだろう。
 また、イスラエルに近いアメリカのトランプ政権も、ロシアやフランスを中心とする欧州などの動きに注意は払いつつも、現状では率先して援助に動かないはずだ。
 こうした中で、フランスはレバノンへの影響力を維持するために、いずれは助けの手を差し伸べるだろうが、おそらく現在は水面下でドイツなどの欧州主要国やアメリカなどに根回しをしているだろう。
 こうした場合、フランスだけで支援を行うことはせず、国際的な支援の形をとるのがいつものパターンだ。
 私がフランス大使館勤務時代に参加していた、パリクラブというフランス主催の債務削減・繰延会議や世界銀行主催のこれもパリで開催されるドナー国会合、そして昨年秋の交代でフランス人ではなくなったが、過去何人もフランスから専務理事を出しているIMFなどの力を総動員するだろう。
 通常こういった場合、IMFが経済再建のための処方箋をレバノンに提示してその実行を約束させると、まず短期のIMF融資をして当面の資金繰りをつけ、次に各ドナー国がレバノンへの経済支援を約束し、さらにパリクラブは経済再建がスムーズにできるように公的債務の削減や繰延をする。
 日本は、こうしたIMFを中心とするレバノン救済のおぜん立てが整うと、それに加わらざるを得なくなる。
 なぜなら、日本はIMFと世界銀行でアメリカに次ぐ第2位の議決権を持っているものの、支配的議決権を持つアメリカがゴーサインを出せば、ゴーン逃亡犯をかくまっているレバノンに助け舟を出すのはいやだと思っても、国際政治上なかなかそれはできない話だからだ。
 仮に日本がレバノンへの新規の円借款は出さないこととしたとしても、既に供与している円借款について、パリクラブに参加して少しでも日本に有利な条件の削減・繰延になるようにする必要がある。
 そうだとすれば、今のうちからトランプ大統領と手を組んで、フランスがレバノン救済を打診してきたときは、ゴーン逃亡犯を日本に帰すことを水面下での条件とし、フランスやレバノンがそれを呑まなければ、アメリカと一緒になってIMF、世界銀行、パリクラブでレバノン救済案をつぶしてしまうぞと言えばよいのではなかろうか。

                                 転載終わり





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『ASSAULT GIRLS』

2020年02月05日 16時06分12秒 | 映画・ドラマに関する日記
 昨日の夜は、映画『ASSAULT GIRLS』のDVDを観ていました。

 オンラインゲーム「アヴァロン」から派生した「アヴァロン(f)」は巨大モンスターを狩るステージ。
 現在、同クラスの4人がクラスAのボスモンスター「マダラ」を倒すべく経験値を積んでいる。
 しかしソロではマダラを倒すにはレベルが足りない。
 そこで、グレイ、カーネル、ルシファ、イェーガーの四人はゲームマスターからパーティーを組むことを勧められる。
 のだけれども……。

 監督は、押井守。
 出演者は、黒木メイサ、佐伯日菜子、菊地凛子、藤木義勝など。
 映画『アヴァロン』の続編と考えて良いのかな。エンターテイメントです。

 押井守、観ている人を置き去り。そんな映画です。あはははは。
 『アヴェロン』の設定を使った映画なのに、『アヴァロン』を観た人が期待することは描かない。
 そして観る人が押井守に期待する事柄も描かない。
 それでいて押井守の作品を観たことがない人にも不親切。
 黒木メイサ・佐伯日菜子・菊地凛子とそうそうたる女優を使っていながらこの所業。
 あははは。何やってるんすか、押井守様。
 押井守ファンと一見さんの両方を敵に回す所業。
 莫迦だ。莫迦映画だ。
 冒頭のナレーションとラストの所業をリンクさせて考えると面白い考察になるかもしんないけど、莫迦映画なのでそんなものはお空の彼方にぶん投げて良し。
 前半の如何にも押井守という思わせぶりな映像は絶対ワザとだ。
 それで押井守のファンを引き付けておいて叩き落とす。
 んもぉ。素直にエンターテイメントをすればよいのに。

  諸々を含めて面白かったですよ。


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政治屋は次の選挙のことを考え、政治家は次の時代のことを考える。

2020年02月05日 14時25分42秒 | その他の日記
 以下の文は、アゴラ言論プラットフォームの新田 哲史氏の『予算委員会の地上波中継はもう要らない』と題した記事の転載であります。


    予算委員会の地上波中継はもう要らない

 きのう(2月4日)の衆議院予算委員会「安倍首相 VS 黒岩議員」は目を覆いたくなる惨状だった。
 黒岩氏を巡っては事実無根の「久兵衛」発言をした遺恨があって(本人は否定しているが証拠は残っている)、安倍首相が後方の秘書官に耳打ちされた際に、黒岩氏に罵倒されたものだから「人間としてどうかと思う」とキレた。
 安倍首相が怒るのは無理もないが、一国の宰相なのだから、森ゆうこ氏の真似事をしているような木っ端議員など、大相撲の番付でいえば前頭程度に過ぎまい。
 首相は横綱らしく小物議員の挑発をいなせばよかったものを、これでは国民からみて「どっちもどっち」の泥仕合に陥ってしまった。

 予算委を茶番劇にするNHKのテレビ中継
 この手の茶番劇が起きると、「予算委員会は予算のことを審議するはずなのに、どうして全く無関係の政治家のスキャンダルを取り上げるのか」という疑問がもたれる。
 そのあたりはこのFNNニュースの記事がよくまとまっているのでご覧いただければと思うが、予算が国政の執行上の根幹にあることから国政に関わることならなんでもありの世界に陥っている。
 そして茶番劇をひどくさせている原因が、NHK総合テレビの予算委員会だ。
 メディア露出の多い党幹部クラスではない野党議員にとっては全国中継で「テレビ映え」する千載一遇のチャンスだ。
 今年は衆院選がある可能性が高く、黒岩氏は前回選挙(新潟3区)でわずか50票差の辛勝だった。
 彼のような選挙に強くはない議員は、有権者の耳目を集めるために、党内外のブレーンたちといかにメディア受けするキーワードを仕込むかなどを考える。
 告白すると、私もそういう裏方の仕事をやっていたことがある。
 作戦がハマって翌日の新聞でクライアントの議員の質問がデカデカと取り上げられた時はガッツポーズものだった。
 さすがに私の関わったケースでは、黒岩氏や森ゆうこ氏のような節度のない演出は仕込まなかったが、それでもこの手のパフォーマンスをやらかす議員やブレーンたちの心境は手に取るようにわかる。

 テレビカメラの前で豹変する政治家
 お笑い番組にたとえれば、中途半端にしか売れないひな壇芸人が、大物司会者にボロクソに突っ込まれてスタジオでは涙目、楽屋では笑顔…のようなものだ。
 いまごろ黒岩氏も「安倍総理に人間としてどうかと言われた黒岩です」と演説の前振りネタができて内心ほくそ笑んでいるだろう。
 政治家は役者だ。
 テレビカメラが映ると変なスイッチが入る人もいる。
 元参議院議員の鈴木寛氏の著書によれば、民主党が消費増税論議で揉めていた際、会合の頭撮りに来たテレビカメラを見逃さないテレビ政治家の生々しい生態を暴露している。

   テレビ政治家にとっては、どうしても自分が追及している画を見せたかったのでしょう。
   議論も何も始まっていない段階にもかかわらず、テレビカメラが入っているのを確認すると、テレビ政治家は手を挙げて立ち上がり、持論を展開し始めるのです。
   (略)テレビの頭撮りが終わり、議論が始まると、そうした議員は会場にいません。
   会場の外でテレビカメラを前にぶらさがり取材を受けているのです。
   にもかかわらず、その直後のテレビ番組では、民主党の消費増税を進めようとする執行部と、それに対し反対している政治家という構図の映像が流されるのです。(出典:鈴木寛『テレビが政治をダメにした』(双葉新書)40ページ)

 もう原則ネット中継でよい
 自民党は今はここまで酷くはないと思うが、仮に大逆風の選挙前になれば似たり寄ったりだろう。
 自民党の陣笠議員の質問でも、本筋より安倍首相らへのおべんちゃらを並べる人も少なからずいてうんざりする。
 衆愚政治の極みともいえるテレビ映え狙いのパフォーマンス合戦を少しでも抑止するためには、NHK総合の地上波での放送を原則中止して、証人喚問等の重大局面にとどめるべきだ。
 パフォーマンスも完全排除はできなくても生中継で数千万単位の国民への生中継がなくなるだけで、インセンティブは少しだが削がれる。
 ネットができない国民の知る権利を阻害するなどと抵抗する人も多いだろうが、そんなことはあるまい。
 上記の民主党政権崩壊から7年以上経ったいま、メディア環境は多様化した。
 スマホ保有率は10代〜50代が9割超え、60代でも7割、70代ですら半数近くだ(※総務省調査)。
 NHKのニュースアプリで十分見られる。
 今年から5Gもはじまり、視聴環境もさらに多様化するだろう。
 シニア層でも政治好きならスマホ、タブレットを使って見るように家族や介護支援者などがサポートすればよい。
 本来はメディアやデバイスに関係なく、中身の質を決めるのは政治家のモラルであり、本末転倒な話だが、与野党問わず、政治家の質の劣化は深刻だ。
 衆愚化の歯止めをかけるにはそれくらいの荒療治でなければ回復が難しいところに堕ちてしまっている。
 低次元の茶番劇より船越英一郎さんの番組でも見ている方がマシだ。
                                  転載終わり



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もし私達が、軽蔑する人の表現の自由を信じないなら、表現の自由を全く信じていないのだ。

2020年02月05日 11時06分11秒 | その他の日記
 以下の文は、朝日新聞の『「くず」「出禁」…立憲・安住氏、新聞記事を論評し掲示』と題した記事の転載であります。


    「くず」「出禁」…立憲・安住氏、新聞記事を論評し掲示

 立憲民主党の安住淳国会対策委員長は4日午前、国会内にある立憲の控室の廊下に面した扉に、自身が論評を書いた新聞記事のコピーを張り出した。
 「出入り禁止」「くず」などと書かれたものもあり、午後にはコピーを撤去。
 安住氏は記者団に「ほんの冗談のつもりだった」と釈明した。
 張り出したのは全国紙など6紙の4日付政治記事など。
 前日の衆院予算委員会で野党質問を大きく扱った記事に花丸をつけたり、自民党の質問に着目した記事には「0点」「出入り禁止」などと書き込んだりした。
 報道各社が張り出しについて見解を聞いたところ、安住氏は「毎日読み込んで思うところあってペンが走ってしまった。深く反省している」と釈明した。
 自民党の森山裕国対委員長は張り出しについて記者会見で「報道を真摯(しんし)に受け止めることが基本だ」述べた。
                              転載終わり。




 ふうん。
 野党の立憲民主党の国会対策委員長様の場合だと「冗談のつもり」という言い訳でOKですか? 
 与党の自民党の議員が同じことをしたならば、マスメディアや野党は議員が自殺するまで追い詰めますよね。過去にマスメディアや野党議員に追い詰められて自殺した議員はいますよ。
 権力者である国会議員の野党第一党の国会対策委員長が新聞記事に添削を入れて国会内の控室の扉に張りだしをする……。このことの意味を安住淳氏は理解しているのですかね? 
 このようなことが行われると、政治家によるマスメディアへの無言の圧力が可能になるのですよ。
 そしてこのような行為は、立憲民主党の国会対策委員長という要職にある人物が自分達とは異なる意見には聞く耳を一切持たないという姿勢を示した、ということにもなるのです。
 自分達の意見のみが絶対的に正しく、自分達の意見に反するものは悪であるという姿勢を示したということになるのです。
 政治家が自分達とは異なる意見を聞かずに全否定するならば、独裁色の強い政権を目指していると邪推される可能性があります。


 さてさて、マスメディアが今回の件で「冗談のつもり」という言い訳でOKとするならば、マスメディアは立憲民主党に対して忖度をするということになります。
 そしてマスメディアは、報道の自由に対しての政治家からの攻撃を事実上不問に付すということになります。
 どうするんですかね? 



 
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