狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

春近き畦に一人の童来て ただそれだけに空の拡がる

2015年02月28日 17時38分39秒 | 季節の御挨拶



 本日2月28日は、劉邦が皇帝に即位して漢王朝の支配が始まった日で、貿易金融のための横浜正金銀行が営業を開始した日で、マダガスカルを占領したフランス軍がメリナ王国の最後の国王ラナヴァルナ3世をレユニオン島に流して退位させた日で、東京帝大史料編纂掛が最初の『大日本史料』を刊行した日で、イギリスがエジプトの保護統治権を放棄した日で、松島遊郭疑獄で政友・憲政両党の幹部が検挙された日で、ドイツで前日のドイツ国会議事堂放火事件を受けてアドルフ・ヒトラーの発議による大統領令・民族と国家防衛のための緊急令が発令された日で、中華民国外交部部長王世杰が重慶で中仏平等新約を締結してフランス共和国臨時政府が中国における権益を放棄して同時にインドシナ北部からの中国軍の撤退が決められた日で、台湾で国民政府に対する不満から暴動(二・二八事件)が発生した日で、川端康成・石川淳・安部公房・三島由紀夫らが文化大革命に対する抗議声明を発表した日で、善隣学生会館で同所に事務所を構えていた日本共産党支援の日中友好協会と「毛沢東思想や文化大革命を支持しないならこの会館に事務所を置く資格がない」との中華人民共和国の中国共産党政府そのままの主張を突然はじめた在日華僑学生やその支援者などとの間で流血事件が起こった日で、あさま山荘事件で機動隊が山荘を破壊して隊員が突入し人質を救出して新左翼組織で日本のテロ組織の一つである連合赤軍のメンバー5人を逮捕した日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十度。最低気温は一度でありました。
 明日は予報では倉敷は雨が降ったりやんだりするとなっております。お出かけの際はお気を付け下さいませ。



 今日で如月も終わり。
 明日から弥生ですね。
 今年ももう1/6が過ぎてしまいましたよ。

 冬将軍様の天下もそろそろ終わり。
 倉敷川沿いに植えられている河津桜は蕾を膨らませていています。
 春は秘かに忍び寄って近づいてきていますよ。
 私、そろそろ浮かれちゃおうかな浮かれポンチになっちゃおうかな、と思っているところでございます。
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『君に届け』

2015年02月28日 16時38分21秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、映画『君に届け』のDVDを観ていました。


 引っ込み思案で自己主張の少ない黒沼爽子は、特徴的な黒くて長い髪と暗い印象から「貞子」と綽名をつけられ周囲から孤立していた。
 高校生になってもクラスで浮いていて、「貞子」という綽名と暗い見た目でクラスメイトから怖れられて友達が誰もいない。
 彼女は高校入学の日に道案内をした風早翔太に好意を抱いているのだけれども、引っ込み思案な性格で何もアクションが出来ないでいた。
 風早は、孤立気味の爽子が目立たないけれどもクラスの役に立つ仕事を毎日せっせとしているのを見て爽子に話しかける。
 風早のアドヴァイスに従って爽子はクラスメイトの女の子に勇気を出して話しかけてみる。すると……。

 監督は、熊澤尚人。
 出演者は、多部未華子、三浦春馬、蓮佛美沙子、桐谷美玲、夏菜、青山ハル、金井勇太、東亜優、近野成美、松山愛里、広瀬斗史輝、山崎将平、松平千里、吉田桂子、山口龍人、ARATA、富田靖子、勝村政信、など。
 原作は、椎名軽穂の同名の漫画です。
 原作はまだ読んでいないです。


 高校生を主人公にした青春映画です。
 甘酸っぱくて身悶えしてしまうような映画でありましたよ。

 三浦春馬というお方は爽やかなハンサムさんだなぁ。
 多部未華子というお方は癖のある少女役はハマるなぁ。

 主人公の少女は周囲とあまり接してこなかった所為なのか、純粋で感激屋さんで真面目。
 時々、ベタベタなボケと思えるようなことを素で言ったりします。
 この主人公を自然と応援したくなるようにお話が作られています。

 面白かったですよ。
 甘々なお話を昨夜は堪能いたしました。

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3月の倉敷美観地区周辺のイベントの情報。

2015年02月28日 11時53分24秒 | 案内、告知、宣伝






 今回の記事は、3月の倉敷美観地区周辺のイベントの情報を(私が知り得た限りではありますが)御紹介いたしませう、という趣向でございます。






 まずは大原美術館の情報。
 3月は2日と9日と16日と23日が休館日です。
 開館時間は9時から17時。
 倉敷にお立ち寄りの際は、是非是非、大原美術館の名画を御覧になってみて下さい。

 大原家本邸と旧別邸の有隣荘と大原美術館の工芸・東洋館中庭では、3月1日からダニエル・オストの展示会『倉敷 ダニエル・オストの花と心』が開催されますよ。
 3月4日まで。
 ダニエル・オストはベルギー生まれの芸術家で、ベルギー王室の装飾をてがけたり世界の歴史的建築物を舞台に作品を発表したりしていて花の建築家や花の彫刻家とも呼ばれているそうです。
 花を使って環境全体を作品とするらしいです。
 大原家の旧別邸・有隣荘は年に数回公開されますが、今回の『倉敷 ダニエル・オストの花と心』では大原家本邸も公開されるそうです。
 大原家本邸はあまり公開されないので観る価値はあると思います。
 時間は、10時から17時まで。
 料金は、4000円。
 チケットは、アルスくらしきチケットセンターでお買い求めくださいとのことです。
 興味がおありのお方は是非是非ご覧になってみてください。






 倉敷美観地区を川舟で観覧する「くらしき川舟流し」は、3月から11月までは祝日を除く第2月曜日が休日となっております。
 出発時刻は、午前9時30分が始発で最終便は17時。30分おきに出発します。
 料金は、大人300円。5歳から小学生以下は150円。5歳未満は無料です。チケットは倉敷館観光案内所でお買い求め下さい。




 倉敷市内の商店街・ギャラリー・旅館・ホテルなどでお雛様を飾って披露する『倉敷雛めぐり』は始まっています。
 伝統雛や珍しいお雛様を見ることができます。
 3月8日まで。
 詳細は倉敷雛めぐりホームページをご覧ください。
 風情のある町並みを眺めながらお雛様めぐりをしてみるのは如何ですか? 
 もしよろしかったら、是非是非倉敷にお越しになって下さいませ。




 あかりで倉敷美観地区一帯を彩るイベント『倉敷春宵あかり』は2月28日から。
 期間中の毎週土曜日には「あかりイベント」が開催されます。
 3月21日と22日はスペシャルデーとなっております。
 お問い合わせは倉敷春宵あかり実行委員会へ。
 様々な優しく暖かい明かりが灯された夜の倉敷美観地区一帯をそぞろ歩くのは如何ですか? 
 楽しめると思いますよ。




 『第29回倉敷音楽祭』も2月28日から始まります。
 3月22日まで。
「地域間文化交流」をコンセプトに日本各地の特色ある芸能文化を紹介する倉敷音楽祭。
 今回は東北の岩手・宮城・福島の音楽の特集となります。
 倉敷美観地区一帯の施設やホールや水上特設ステージで岩手県・宮城県・福島県の伝統的な音楽や芸能や倉敷市民の団体による演奏が楽しめますよ。
 詳しくは、第29回倉敷音楽祭のHPをご覧ください。
 倉敷に春の訪れを告げる倉敷音楽祭。
 楽しめると思いますので是非是非倉敷美観地区にお越しになって下さいませ。







 毎月第3日曜日恒例の「くらしき朝市三斎市」。
 今月は3月15日に開催です。
 倉敷近郊と高梁川流域の鮮魚や農産品や工芸品や郷土加工品等を販売している朝市です。
 開催場所は倉敷駅前商店街とその周辺。
 開催時間は8時から11時です。



 毎週土曜日に阿知町東部商店街北側の広場で『倉敷路地市庭』をしています。
 岡山県内の野菜や加工食品などがならんでいるそうです。
 時間は、9時から15時まで。
 それと『倉敷路地市庭』が開かれている広場と同じ場所で毎週水曜日に市場スタイルのカフェ「ロジカフェ クラシキ」が営業しています。
 複数の移動式店舗が屋台形式で営業するカフェだそうです。



 有鄰庵では毎週水曜日には無農薬野菜や新鮮野菜や手作りケーキや木工品やお弁当などを販売する「水曜市庭」を開いているそうです。
 時間は8時から12時45分です。
 興味のあるお方は是非是非行ってみて下さいませ。









 以上が今現在で私が知っている倉敷美観地区周辺の3月のイベント情報です。
 他に何か分かったら、またお知らせいたします。

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アダムは自由が欲しかったから食べたのではなかった。禁じられていたからこそ食べたのだ。

2015年02月27日 18時14分14秒 | VSの日記





 本日2月27日は、太政官が「蒸気郵船規則」と「商船規則」を布告して日本の商船は日章旗を掲揚することとしてその規格を定めた日で、日本と李氏朝鮮が日朝修好条規に調印した日で、ドイツの国会議事堂で放火事件が発生した日で、皇道派で国家社会主義者の影響を受けた青年将校達が起こした二・二六事件で東京市に戒厳令が発令された日で、春闘共闘委員会主催による第1回物価メーデーが開催された日で、駐コロンビアのドミニカ共和国大使館がゲリラに占拠されて米国やエジプトの大使ら52人が人質となった日で、日本唯一のDRAMメーカー・エルピーダメモリが会社更生法の適用を申請した日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は九度。最低気温は四度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れのち曇りとなっております。

 明日からあかりで倉敷美観地区一帯を彩るイベント『倉敷春宵あかり』が始まりますよ。
 3月22日まで。
 時間は18時から21時までです。

 明日はオープニングイベント。
 倉敷館前で17時30分から点灯式がありますよ。

 期間中は毎日施設や町屋で影絵を映し出す「影絵あかり」があります。
 期間中の毎週土曜日には「あかりイベント」が開催されます。
 3月21日と22日はスペシャルデーとなっております。
 様々な優しくあたたかい明かりが灯された夜の倉敷美観地区一帯をそぞろ歩くのは如何ですか? 
 楽しめると思いますよ。









 私、長らく患っていたのです。
 病院通いの身であったのです。
 お薬が効いていて随分と良くなったのですが再発の可能性があるのでまだお医者様から「遊んでもよい」という許可は出ていませんでした。

 本日、私、お使者様から「遊んでもよい」との許可をいただきました!
 うおっしゃあぁぁぁぁ!!
 私、遊ぶんだ! 夜遊びしちゃうぞ!
 お医者様には「完治はしたけど再発しやすくなっているので気を付けるのです」とは言われています。
 合点承知の助であります! 気を付けて遊ぶであります! 気を付けて夜遊びしちゃうであります! 

 うおっしゃあぁぁぁぁ!!
 自由だ! 私は自由だ!
 バリバリ全開で遊んでやるぜぇ!!

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『キングダム・オブ・ヘブン』

2015年02月27日 14時56分13秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、映画『キングダム・オブ・ヘブン』のDVDを観ていました。


 主人公の、バリアンはフランスの片田舎の村で鍛冶屋をしている。
 妻は子供が死んだことに気落ちして自殺。当時の自殺は悪とされていた。
 ある日、エルサレム王国領内のイベリンの領主・ゴッドフリーが村を通りかかる。
 バリアンはゴッドフリーに彼が自分の父親であることを告げられ十字軍に参加してエルサレムに向かうよう懇願される。
 バリアンは自殺した妻の罪を償う為、エルサレムに向かうのだが……。


 監督は、リドリー・スコット。
 出演者は、オーランド・ブルーム、エヴァ・グリーン、リーアム・ニーソン、ジェレミー・アイアンズ、エドワード・ノートン、デヴィッド・シューリス、ブレンダン・グリーソン、マートン・チョーカシュ、ハッサン・マスード、など。


 1187年にエルサレム王国とアイユーブ朝のサラディンとの間で起こったヒッティーンの戦いとエルサレムの陥落の過程を通して戦闘を止めることの難しさを描いています。
 史実に基づいてはいますが、物語なので脚色されて史実とは違う部分もあります。


 興味深いことに主人公は民衆の立場に立ち民衆を守る高潔な騎士と描かれてはいるのですが、高潔で正しい騎士であることにこだわった為にヒッティーンの戦いとエルサレムの陥落を招いた人物としても描かれています。
 そしてエルサレム王国の中のハト派とタカ派の両方をある意味で批判的に描いて両方を戦争を招き無責任に振る舞いそして自分だけ助かろうとする者として描いています。

 物語で大規模戦闘を始まる前に止め得た人物は、唯一ボードゥアン4世のみ。
 若くて聡明で病弱ではあるけれども勇気があり決断力のある彼は、国内のハト派とタカ派のバランスを取る。どちらか一方に傾くと国が乱れアイユーブ朝との戦闘に陥ってしまうことを知っているので双方のバランスを取りながら国をまとめる。清濁を理解して呑みこむことができるタイプ。
 軍事にも詳しく軍隊がどんなメカニズムで動くのか知っているのでアイユーブ朝の軍隊が無理をしているかしていないかが分かる。そして実際に戦闘に陥ったらどのようなことになるか分かっている。
 分かるからこそ休戦することの利点を深い意味で理解できて相手を説得でき休戦協定が結ぶことができる。
 サラディンも同じタイプなのだが、対峙しているエルサレム王国のボードゥアン4世が亡くなりエルサレム王国内でタカ派が台頭して攻め込んで来たら反撃せざるを得ない。
 そして、もしエルサレム王国でハト派が台頭したとしても戦闘になるであろうことがこっそりと描かれている。

 正義感や倫理観や理想論だけなら戦闘になるし情感に訴えるだけでも戦闘になるし的確な論理だけでも戦闘になる。
 う~ん……。





 と、難しげなことを書きましたが、娯楽映画です。
 示唆する事柄がたくさんありましたが、何も考えないで楽しめるようにできています。
 はらはらどきどきの絶望的なエルサレム防御戦。
 面白かったですよ。

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菜の花その3。

2015年02月26日 17時37分28秒 | お花に関する日記





 本日2月26日は、行基が大僧正になった日で、江戸城大奥の絵島が生島新五郎と密会した日で、ナポレオンがエルバ島を脱出した日で、プランス・ドイツ間でヴェルサイユ仮講和条約が締結されて普仏戦争が終結した日で、ベルリン協定が締結されて列強によるアフリカ分割の原則が決定された日で、日本陸軍の青年将校らがクーデターをおこして内大臣齋藤實・大蔵大臣高橋是清らを殺害した二・二六事件がおきた日で、ベトナム戦争で南ベトナムビンディン省タイソン県ビンアン村のゴザイ集落を訪れた韓国陸軍首都機械化歩兵師団・猛虎部隊が住民380人を集めて一時間のうちに一人残らず虐殺したゴダイの虐殺があった日(首都師団はゴダイの虐殺と並行してビンアン村の近隣にあるタイヴィン村で1200人を虐殺するタイヴィン虐殺を行っている)で、パリでベトナム和平保障国際会議が開催された日で、飛鳥時代の迎賓館跡とされる奈良県明日香村の石神遺跡から元嘉暦に基づく具注暦を記した木簡が発見された日です。

 本日の倉敷は雨でありました。
 最高気温は十一度。最低気温は七度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。


 上の写真に写っているお花は、菜の花です。
 菜の花に関しては、2012年2月4日の記事2011年4月2日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
 2012年と2011年の菜の花の記事です。

 菜の花の花言葉は、「小さな幸せ」だそうです。

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真理を尊重するならば腹背に受難を予期すべし。.

2015年02月26日 16時28分34秒 | その他の日記




 学生時代はあんぽんたんで腐れ大学生ではあったのだけれども一応経済学部経済学科に身を置いた人間からすると、TVや新聞や雑誌で経済の事柄についての語る人達がピンポイントの専門家ではないのは凄く不思議です。
 経済学と経営学は分野が違うし、経済学でも専門が細かく分かれています。それぞれの専門で考え方は違ってきます。
 社会学者や法律の専門家だと全く別分野。心理学者や哲学者なども同様に全くの別分野です。
 勿論、(専門家からすると)ド素人が意見を述べても全く構いません。別分野からのアプローチで面白いものが見えてくることもあります。
 しかし、それらが明らかに間違っている認識を土台にした論なら、文字通りお話にならないのです。土台となる認識が正しいものならOKなのですが。
 また、金融のプロの方のお話がよく出てきます。現場で最前線にいる人のお話は貴重です。
 しかし、彼ら彼女らは現場の人間だけれども経済学の専門家ではないので経済理論を学んでいない可能性があります(学んでいる可能性もあります)。
 現場の最前線にいる人の感覚と経済理論はまた別で、(どちらも或いはどちらかが)信用できない時があります。
 そのチェックはTVであれ新聞であれ雑誌であれ行われなければならないはずなのにそれが無いケースが多いのです。吃驚です。

 そりゃ、まともに経済理論を展開すればTVや新聞や雑誌で受けるはずはありません。
 しかしね。あからさまに間違っていることを述べている人が大勢いる(多分、彼ら彼女らは正しいと思っているのだろうけれども)っていうのは、如何なものかと思うのです。TVや新聞や雑誌は膨大なマンパワーが使えるから正しいか正しくないかを調べることはできると思うのですよ。
 そもそも専門家の話がつまらなかったとしてもまず最初に専門家に訊いておけばよいじゃん。でもって専門家の話がつまらないならそれを何とか工夫して分かりやすく興味を引くようにすればよいじゃん。何で専門外の人ばかりに訊くんだろ?
 それはもう物凄く疑問なのです。
 でもって専門家に質問したとしてもピント外れな質問をしたり理解できないまま記事にしたり。質問の答えを無理矢理捻じ曲げたり。
 う~ん??
 こんなことをしていたら信頼をなくすだけだと思うのだけれどもな。


 もしかしたら他の分野でもこのような事になっているのかな?
 私には分からないけれども、他の分野でも同じようなことがおこっていて、知っている人からすると「あの人は専門家ではないじゃん」って人がコメントをしていたりするケースがあるのかな?
 でもって「とんちんかんな事を述べているなぁ」と思えるようなコメントをしているケースがあるのかな?
 だとしたら「何を信じたらよいのか分からんなぁ」と不安に思っているのであります。

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『化物語』DVDの第5巻と第6巻

2015年02月26日 11時48分09秒 | 映画・ドラマに関する日記




 昨日の夜は、アニメーション『化物語』のDVDの第5巻と第6巻を観ておりました。
 『物語』シリーズの最初のシリーズで、
 第拾壹話 つばさキャット 其ノ壹
 第拾貳話 つばさキャット 其ノ貮
 第拾參話 つばさキャット 其ノ參
 第拾肆話 つばさキャット 其ノ肆
 第拾伍話 つばさキャット 其ノ伍
 と、羽川翼がヒロイン役の「つばさキャット」が収録されています。

 物語シリーズは原作は読んでいて、アニメーションも「ひたぎクラブ」「まよいマイマイ」「するがモンキー」「なでこスネイク」までは観ていたのですが、「つばさキャット」は観ていないので観てみました。

 委員長さんがヒロイン役でブラック羽川が登場するお話なので、委員長ファンのお方は必見のお話です。目を見開いて見るがよい。そして身悶えするがよい。
 でも、この「つばさキャット」は、切ないお話であります。
 失恋のお話で失恋したことを誰にも言えなかったヒロインのお話。障り猫のお話であります。


 物語シリーズの特徴の阿良々木 暦と登場人物達の漫才のような掛け合いはアニメになっても健在で小気味良く展開します。
 小説と映像では表現方法が異なるので映像にするとダレてしまうような所は省略が入っていますが、その省略の仕方が変わっていて大胆で面白いですね。
 背景が独特でポップでアートっぽくて心象風景っぽい。登場人物の内面や感情とか状況とかに合わせた背景になっています。でもって主要登場人物に観ている人を集中させる為に不必要なものは描かない。不自然なのだけれども統一感があって違和感がない。不思議な感じ。この表現方法は面白いなぁ。
 そして「ひたぎクラブ」「まよいマイマイ」「するがモンキー」「なでこスネイク」とOPの曲(&EDの曲)が凄く良かったのですが、この「つばさキャット」のOPの曲も凄く良いです。テーマを的確に射抜いた歌詞となっています。切ない。

 面白かったですよ。
 物語シリーズは『化物語』以降もアニメ化されていて続きがあって、私はまだ観ていないので観ていることにいたします。
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我慢にも限界はある。

2015年02月25日 17時51分46秒 | 休日の日記





 本日2月25日は、藤原忠平が延喜式を奏進した日で、ローマ教皇ピウス5世がイングランド女王エリザベス1世を破門した日で、アルブレヒト・フォン・ヴァレンシュタインが皇帝軍の将校により暗殺された日で、日本麦酒醸造会社がヱビスビールを発売開始した日で、グルジア民主共和国の首都トビリシをロシア・ソビエト社会主義共和国軍が占領した日で、アドルフ・ヒトラーがドイツ国籍を取得した日で、ナチス・ドイツ占領下のアムステルダムで市民がユダヤ人政策に抗議するゼネストを行った日で、ニュージーランド・フェザーストン捕虜収容所で日本人捕虜殺傷事件が起こった日で、日本で金融緊急措置令に基づく旧円と新円の交換が開始された日で、ベトナム戦争で南ベトナムクアンナム省フォンニィ・フォンニャット村の民間人を虐殺した韓国海兵隊第2海兵旅団・青龍部隊が同じクアンナム省のハミ村で非戦闘員で民間人の女性・老人・子供・135人を虐殺した日です。

 本日も倉敷は曇りでありましたよ。
 最高気温は十三度。最低気温は四度でありました。
 明日は予報では倉敷は雨となっております。お出かけの際はお気を付け下さいませ。



 本日の私はお仕事がお休みの日でありました。
 まだ病院通いの身なのでお仕事がお休みの日ではあるのですが遊びに行かず部屋の中で体育座りをしてぢっとしていました。
 お薬が効いていて随分と良くなったのですが再発の可能性があるのでまだお医者様から「遊んでもよい」という許可は得てません。
 今週末にレントゲンを撮ってもらって問題がなかったらオールクリアです。
 お医者様には「全快どすえ」と言っていただきたい! と思いながらぢっとしていましたよ。
 お医者様からOKが出たら、私、遊ぶんだ! 夜遊びしちゃうぞ!
 それまでは我慢我慢であります。

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『モロッコ』

2015年02月25日 11時24分03秒 | 映画・ドラマに関する日記




 昨日の夜は、映画『モロッコ』のDVDを観ていました。

 モロッコの酒場の歌手アミー・ジョリーは外人部隊の兵士トム・ブラウンと出会う。
 プレイボーイで女絡みのトラブルが多いことを公言するトムを一度は拒絶するアミーだったが、でも彼女は恋に落ちてしまう。
 2人は恋仲となるのだけれども、トムは外人部隊の副官の夫人の情人でそのことでトラブルとなり営倉入りとなってしまう。
 彼は軍法会議にかけられることはなかったが、前線に送られることになってしまう。
 トムはアミーに「脱走して欧州へ逃げるので一緒に逃げよう」と提案する……。のだけれども……。

 監督は、ジョセフ・フォン・スタンバーグ
 出演者は、マレーネ・ディートリッヒ、ゲイリー・クーパー、アドルフ・マンジュー、ウルリッヒ・ハウプト、イヴ・サザーン、など。
 1930年の製作・公開のアメリカ映画です。






 大人のロマンス映画です。
 ロマンス映画なのに直接的な言葉(「愛している」とか「好きです」とか)がほとんど出てこない。
 そしてラストの場面ではセリフは無い。
 出てくるキャラクター達は上辺だけの言葉なんか信じていないし上辺だけの言葉で相手の心を動かせるとは微塵にも思っていない。
 セリフと感情にギャップがあってそれを観ている人が楽しむ。そんな映画です。

 シリアスなロマンス映画で甘々な感じはなく「おぉ!」と圧倒されるロマンス映画。
 サイレント映画の演技法が少し入っていますが、違和感を覚えるほどではなく、感情を演技で分かるようにしています。

 セリフはあるけどセリフで説明しない。重要なのは「どんな行動をするのか?」。行動で感情を表現して物語を動かしている。
 物語は凄く単純なのだけれども、マレーネ・ディートリッヒの力を存分に引き出すように工夫されつくされているお話です。


 とても面白かったですよ。
 お勧めです。

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木瓜(ボケ)その7。

2015年02月24日 17時36分13秒 | お花に関する日記






 本日2月24日は、源義仲が征夷大将軍に任じられた日で、ナポリ王カルロ3世(ハンガリー王カーロイ2世)が暗殺された日で、教皇グレゴリウス13世による暦法改正の勅が出された日で、二月革命でフランス王ルイ・フィリップが退位した日で、アンドリュー・ジョンソン米大統領に対する弾劾案がアメリカ合衆国下院を通過した日で、明治政府がキリシタン禁制の高札を取り除いた日で、ロシアと清がイリ条約を締結した日で、エストニアがロシア・ソビエト連邦社会主義共和国からの独立を宣言した日で、国家社会主義ドイツ労働者党・ナチスが初の党大会を開催した日で、国際連盟総会で「満州を国際管理下に置くこと」を提案するリットン調査団の報告書が採択されたのを受けて日本全権大使・松岡洋右が連盟脱退を宣言して退場した日で、アメリカと西欧10か国が戦略物資の対共産圏輸出禁止協定に調印した日で、第二次南極観測隊が悪天候のため越冬を断念してタロとジロら樺太犬15頭を置き去りにして撤退した日で、東京地検がロッキード事件の強制捜査を開始した日で、イギリス王室がチャールズ王太子とダイアナ・スペンサーの婚約を発表した日で、昭和天皇の大喪の礼が行われた日で、湾岸戦争で多国籍軍による大規模地上攻勢「砂漠の剣作戦」が発動した日です。

 本日も倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十二度。最低気温は三度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れのち曇りとなっております。



 上の写真に写っているお花は、「木瓜(ボケ)」です。
 木瓜のお花に関してはよろしかったら2014年3月29日の記事2013年2月23日の記事2012年2月3日の記事2011年4月15日の記事2010年3月15日の記事2009年1月30日の記事もご覧くださいませ。
 2014年と2013年と2012年と2011年と2010年と2009年の木瓜のお花の記事です。

 木瓜のお花の花言葉は、「早熟な人」です。

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3月1日から倉敷美観地区の大原家本邸と有隣荘で『倉敷 ダニエル・オストの花と心』が開催されますよ。

2015年02月24日 16時29分47秒 | 案内、告知、宣伝




 お知らせです。

 3月1日から、倉敷美観地区内の大原家本邸と旧別邸の有隣荘と大原美術館の工芸・東洋館中庭で芸術家のダニエル・オストの展示会『倉敷 ダニエル・オストの花と心』が開催されますよ。
 3月4日まで。

 ダニエル・オストはベルギー生まれの芸術家で、ベルギー王室の装飾をてがけたり世界の歴史的建築物を舞台に作品を発表したりしていて花の建築家や花の彫刻家とも呼ばれているそうです。
 花を使って環境全体を作品とするらしいです。

 大原家の旧別邸・有隣荘は年に数回公開されますが、今回の『倉敷 ダニエル・オストの花と心』では大原家本邸も公開されるそうです。
 大原家本邸はあまり公開されないので観る価値はあると思います。

 時間は、10時から17時まで。
 料金は、4000円。

 チケットは、アルスくらしきチケットセンターでお買い求めくださいとのことです。
 興味がおありのお方は是非是非ご覧になってみてください。

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『監禁探偵』

2015年02月24日 12時44分33秒 | 映画・ドラマに関する日記




 昨日の夜は、映画『監禁探偵』のDVDを観ていました。

 主人公の亮太は、マンションの一室で女性が襲われているのを目撃する。
 その部屋に駆け付けた亮太はそこで女性の死体を発見する。
 ちょうどその時に女性の部屋を訪れたアカネは女性の死体に触れている亮太を見て悲鳴を上げる。
 自分のことを犯人と疑うアカネを気絶させて自室に運んでベットに縛り付けた亮太は、このままでは自分が犯人にされてしまうと思い自分で犯人を見つけなければならないと考える。
 しかしどうすればよいのか何も思い浮かばない。
 ベットに縛られた状態で目を覚ましたアカネは、混乱している亮太の様子を見て真犯人探しに協力すると言い出した。
 のだけれども……。


 監督は、及川拓郎。
 出演者は、三浦貴大、夏菜、津田匠子、村杉蝉之介、甲本雅裕、など。

 我孫子武丸が原作を手掛けた同名の漫画を映画化したものだそうです。



 え~っと。

 夏菜様のファンのお方に向けての映画という点はクリアしているので夏菜様のファンのお方はこの映画を観て夏菜様に萌えるがよろしかろうと思います。
 ではそれ以外の点ではどうかと言いますと……。
 まずえっちい映画なのではないかと心配されているお方はそうでもないのでご安心されたし。
 この映画のキモは「監禁されて主導権を握られているはずの女性が口先三寸で主導権を奪い返して逆転するさま」であるはずであります。
 ではそれはどうだったかと言いますと……。

 ここから先はネタバレとなります。
 まだ観ていないお方でネタバレは嫌というお方はここから先はスルーしてください。











 推理モノってわけではないので殺人犯の正体に関しては私はOKです。

 残念なのは、男性は女性を監禁したままでいる理由があまりないし監禁される女性は監禁されたままでいる理由があまりない点です。
 この映画を観ている人は観ている最中は監禁する男性や監禁される女性が持っている情報は映画を観ている人とほとんど変わりがないと思ってしまいがちでスルーしてしまうのだけれども、観終って映画の前半部や中盤部を思い返すときっと「あれ?」と思うはず。
 男性も女性も物語が始まる時点でかなりの事を知っています。その割にはおかしな選択をしています。
 男性はパニックに陥っているとはいえリスクが高い監禁という手を使うかな? 殺人現場の隣のマンションから女性を担いで自分のマンションの部屋に運んで監禁するってリスクが高すぎやしませんか? 女性は気絶しているけど途中で気が付いて騒がれるとアウト。誰かに見られてもアウト。
 さらに殺された女性がやばい筋と関わっていることを男性は知っています。そして男性はそのやばい筋から仕事で雇われています。警察に目を付けられるのは嫌だろうけど、やばい筋のほうは先手を打って事情を説明して(ここは駆け引きがいるかもしれませんが)防御するという手は考えなかったのかな?
 女性のほうもかなりの事を知っていて殺された女性のスマホの情報なんてもう何度も見ているはず。それにバックアップも取ってあるはず。男性に隙があるなら逃げ出したほうが得策のはず。逃げ出した後で実行犯を探せばよい。
 それにかなり早い段階で男性の素性に気が付いているなら、全てをぶっちゃけて男性を保護するから自分を解放しろと交渉を持ちかけるという手もある。

 かなりの事を知っている2人がお互いを化かし合っていることになるのだけれども、そんな描写は無くそれに2人はそんなことをする必要があるとは思えないのです。


 原作のストーリー展開がどうなっているのかは分かりませんが、この映画は「監禁されて主導権を握られているはずの女性が口先三寸で主導権を奪い返して逆転するさま」を表そうとして無理矢理に女性が監禁されている状態を作り出そうとしているように見えます。
 そこはもっとスマートにして欲しかったなぁ。
 観終った後に頭の中に?マークがたくさん浮かぶのは嫌でありますよ。

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常識とは人が18歳になるまでに集めた偏見のコレクションである。

2015年02月23日 17時43分05秒 | その他の日記




 本日2月23日は、藤原道隆の娘である定子が一条天皇に入内した日で、グーテンベルク聖書の印刷が開始された日で、アラモの戦いが始まった日で、キューバがアメリカ合衆国にグァンタナモ米軍基地の永久租借を承認した日で、日韓議定書が締結された日で、グレン・シーボーグらが94番元素のプルトニウムを世界で初めて合成した日で、竹槍事件が起こった日で、硫黄島の戦いで米兵が擂鉢山山頂に星条旗を掲揚した日で、シリアでバアス党左派が軍事クーデターを起こした日です。

 本日の倉敷は晴れたり曇ったりしていましたよ。
 最高気温は十三度。最低気温は九度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。







 今日はブログの記事のネタが無いので、学生の頃にしていた小論文のテストに挑戦してみようと思います。

 お題に従って800字の文章を書く。時間制限は15分。
 お題は昔々に使っていた問題集から適当に選んでみた。テーマは「部屋」。

 ではやってみよう。





 「常識とは人が18歳になるまでに集めた偏見のコレクションである」

 子供の頃から読書好きで小学生の低学年まで食事をしている時も本を手放さなかった書痴だったらしい。
 小学生の高学年に入ると食事をしながら本を読むようなお行儀の悪いことをすると鉄拳制裁を喰らったのでそんなことはしなくなったが、読書好きは今も変わらない。
 そして昔から読んだらすぐにその本の内容を忘れてしまうあんぽんたんだった。それも今と同じ。
 今も昔も私の居住空間には本が床に山積みになっている。その光景は壮観ならしく私以外の人間がそれを見ると必ず絶句する。
 そして彼ら彼女らは必ずこう言う。「これでは何処に何があるのか分からないのではないかね?」「床は抜けないの?」
 一見乱雑に積まれているように見えるのだけれども私には何処に何があるのか分かっているのだよ。そして床はまだ抜けません。
 そう申しても彼ら彼女らは聞き入れてくれない。「片付けなさい!」と必ず言う。
 しかし本棚には本がぎっしりと詰まっていてもう本が入る余地はない。そして本棚を新たに設置するスペースは無い。他に置き場所が無いから本が床に山積みになっているのだよ。片づけようがないのだよ。
 「捨てればよい」と言う人もいる。軽々しく「要らないものがあるでしょう? 処分しなさい!」と言う人もいる。しかし本を捨てるなんて恐ろしいことはしたくないし、今のところ不要な本というものは無い。
 つまり現状の状態が最も片付いている状態なのであって機能的で便利なのです。
 私以外の人が見るとそうは見えないかもしれないけれども、私にとってはベストに近い状態なのです。

 それぞれの場所に住んでいる人にはローカルなルールがあり常識が異なりそれは尊重されなければならないと思うのですが、ついつい自分の常識に囚われて他の場所で暮らす人達を自分の常識で判断してしまうことを私もやってしまうことがあります。
 そんなことをしないよう、私も気を付けたいと思っております。




 あれ?
 少し時間制限をオーバーしちゃった。orz。
 しかも字数も少しオーバーしている。orz。
 この程度の字数オーバーならすぐに削れるけど時間制限をオーバーしているからアウトだ。orz。
 課題なら確実に不可。orz。

 でもって内容も展開が強引で変。でもってオチていないような気がする。小論文で展開するような論ではないし。何か変。
 それに言葉使いも小論文で使うような言葉使いではないかもしんない(このあたりの事は最近、よく分かんなくなってきた)。
 う~む。時間制限と文字制限をクリアしていてもアウトだなぁ、これは。orz。
 駄文だ。






 しかし、私はもうテストを受ける身ではない。私は自由だ! 
 だから出来の悪い小論文を書いたところでやいのやいのと言わることは無い。
 無事に(曲がりなりにもではあるのだけれども、ぽんこつではあるのだけれども)大人になれて良かったとしみじみと思っているところでございます。

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『ボルベール(帰郷)』

2015年02月23日 14時37分46秒 | 映画・ドラマに関する日記




 昨日の夜は、映画『ボルベール(帰郷)』のDVDを観ていました。



 ライムンダとソレの姉妹は3年半前の火事で両親を失っている。
 故郷のラ・マンチャの小さな村の出身でそこに両親の墓がある。
 普段は別々にマドリッドで暮らしているが定期的に両親のお墓を掃除する為にラ・マンチャを訪れている。
 その村には高齢で身寄りのない叔母がいてライムンダはマドリッドで一緒に暮らすよう叔母に提案しているのだが、叔母は聞き入れてくれない。

 両親のお墓を掃除してライムンダがマドリッドの家に帰宅すると、居間で夫のパコが飲んだくれている。
 パコは「仕事をクビになった」と言う……。

 翌日。仕事の帰り道に娘のパウラが立っていて母親のライムンダを待っている。
 ライムンダが家に帰ると、夫のパコはナイフで刺されていて血を流して倒れて死んでいる……。

 ほぼ同時刻に、姉のソレのもとに叔母の訃報が届く。
 ソレはライムンダに電話で叔母の急死を伝え、お葬式へ出席するためラ・マンチャに出発する段取りを決めようとする。
 しかしライムンダは「行けない」と言う。
 仕方なく独りでラ・マンチャに行きお葬式が行われている亡き祖母の家に入るのだが……。
 そこには亡くなったはずの母親が居て、娘であるソレを呼ぶ……。



 監督は、ペドロ・アルモドバル。
 出演者は、ペネロペ・クルス、ロラ・ドゥエニャス、ヨアナ・コボ、カルメン・マウラ、チュス・ランプレアベ、ブランカ・ポルティーヨ、など。

 祖母・母親・娘の三世代の人間ドラマです。


 私、てっきり「夫のパコの遺体をどうにかするお話なのであろう」と最初は思っていたのです。
 すんません。サスペンス莫迦ですんません。
 誰もが人に言えない秘密や不安を抱えているものなのだろうけれども、そんな秘密や不安を話しても信じてもらえて聞いてもらえて味方になってくれる存在が欲しい、という多くの人が持っているであろう願望を突いてくるお話でありますね。

 苦労して今まで生きてきて、ある日突然、嵐のように様々な事が押し寄せる。
 それでも日常は続く。悩んだりパニックに陥ったり不安に思っても日常は否応なしに続く。
 祖母・母親・娘はそれぞれにヘヴィな秘密を抱えていて間違ったこともする。
 でも一生懸命誠実に生きている。それ故、秘密を分かち合える人を欲していて……。と言うお話。

 ヘヴィなお話が複数絡み合っているのだけれども、ゆったりとしていてでもスリリングで時にユーモラスで素敵な映画でありましたよ。
 面白かったです。

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