Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

千手院 観音寺(2018年5月1日参拝)

2018年06月23日 | 四国八十八ヶ所霊場
続いてお遍路十六番札所の観音寺へ。

観音寺の前の道は住宅街で狭く、
対向車に注意とネットでは書かれている。

しかし、438号線や439号線の酷道を走ってきた身とすれば、
鼻歌が出るほど余裕でしたよ。

距離も短いので必要以上に心配する必要はありません。

ただ、無料駐車場が小さく停めれる台数が少ないので、
タイミングが悪いと停められない恐れがあります。

私も何とか停めれた。


所在地:徳島県徳島市国府町観音寺49-2
宗派: 高野山真言宗
御本尊:千手観世音菩薩
創建:天平13年(741)


【縁起】
寺伝では聖武天皇が天平13年(741)、
全国68ヶ所に国分寺・国分尼に寺を創建した際、
行基菩薩に命じて勅願道場として建立した由緒ある古刹とされている。

弘法大師がこの地を訪ねているのは弘仁7年(816)の頃で、
本尊像等を彫造して再興し、現在の寺名を定めたとされている。

その後、他の阿波各地の霊場と同じように栄枯盛衰の運命を歩み、
天正の兵火(1573~1792)にも罹災、蜂須賀家の帰依を受けて、
万治2年(1659)に宥応法師によって再建され、
現在に至っていると伝えられる。


【山門】


小さなお寺には不釣り合いなほど立派な山門です。


【大師堂】


ありがたや ありがたや


【本堂】



【夜泣き地蔵】



【庚申堂】



【八幡総社両神社】


安政2年(1856)に近辺の八幡神社を合祀し再建されたもの。


【御朱印】



【昼食】




いつもなら昼食よりも参拝を優先するのだが、
さすがに疲れが出たのでゆっくりと昼食にすることにした。

うどんが美味しかったです。

阿波國分寺(2018年5月1日参拝)

2018年06月21日 | 四国八十八ヶ所霊場
十四番札所常楽寺から約1キロの近くにあるのが、
十五番札所阿波國分寺です。

これだけ近いと歩きお遍路の方々にとって、
ご褒美みたいな距離ですね。

10数台分の無料駐車場がありました。



所在地:徳島県徳島市国府町矢野718-1
宗派:曹洞宗
御本尊:薬師如来
創建:不明
開基:(伝)行基菩薩
札所:四国八十八ヶ所霊場


【縁起】
阿波國分寺には聖武天皇から釈迦如来の尊像と大般若経が納められ、
本堂には光明皇后のご位牌厨子を奉祀されたと伝えられている。

開基は行基菩薩で自ら薬師如来を彫造し御本尊としている。

創建当初は奈良の法隆寺や薬師寺、興福寺と同じ法相宗であり、
ここに金堂を中心に七重塔も建つ壮大な七堂伽藍が整っていた。

この寺域からは塔の礎石などが発掘されており、
徳島県の史跡に指定されている。

弘法大師が弘仁年間(810-8
24)に四国霊場の開創のため巡教された際に、宗派を真言宗に改めている。

その後、天正の兵火によって灰燼に帰しており、
境内は相当に衰微していた。

寛保元年(1741)に阿波藩郡奉行、速水角五郎によって、
伽藍が再建されて以来、現在の禅宗・曹洞宗寺院となっている。


【山門】


堂々たる山門です。


【境内】


あー、本堂は絶賛工事中かぁ。


【本堂】


仕方ないとはいえ残念。


【七重塔心礎】





【地蔵堂】



【大師堂】


ありがたや ありがたや。


【仮本堂】



【鳥瑟沙摩明王堂】



【秋葉大権現・白山大権現】



【御朱印】


他に本堂裏手に名勝庭園である見事な石庭があったようだけど、
拝観料が必要だし、京都と違って大したことないと思って回避。

しかし、それは間違いであった。

ネットで見るとそれはそれは豪快な石庭。

見ればよかったと後悔したが、
本堂が絶賛工事中だったので、
庭園の良さは半減していたかも知れない。

常楽寺(2018年5月1日参拝)

2018年06月20日 | 四国八十八ヶ所霊場
十三番札所大日寺から十四番札所の常楽寺へ。

大日寺から約3キロ程の近さです。

無料駐車場は分かり難いけど、
庫裏と本堂裏手に10台分程ありました。


所在地:徳島県徳島市国府町延命606
宗派:高野山真言宗
御本尊:弥勒菩薩
創建:(伝)弘仁6年(815)
開基:(伝)弘法大師
札所:四国八十八ヶ所霊場


【縁起】
縁起では弘法大師が42歳の厄年の頃、
この地で真言の秘法を修行していた時に、
多くの菩薩を従えて化身した弥勒さまが来迎されたという。

大師はすぐに感得し側の霊木にその尊像を彫造し、
堂宇を建立して御本尊にした。

後に大師の甥・真然僧正が金堂を建て、
また高野山の再興で知られる祈親上人によって、
講堂や三重塔、仁王門等が建立されて、七堂伽藍がそびえる大寺院となった。

室町時代には阿波守護大名の祈願所にもなっているが、
天正の兵火により焼失し灰燼に帰している。

だが、江戸時代初期には復興。
四国八十八ヶ所霊場の中で唯一、弥勒菩薩を御本尊としている。


【寺号標】


無料駐車場の場所が分からず、
偶然到着したのがここでした。

墓地の横に2台程停めれるスペースがありました。


【石段】


お寺の無料駐車場を利用した場合、
この石段を登る必要はありません。


【境内】


決して広く無い境内ですが、
滅多に無い境内となっています。


【流水岩の庭】


このように境内には奇岩が剥き出しになっているので、
めちゃくちゃ歩き難いです。

どんな山奥にあるお寺や神社であっても、
本堂や本殿前の境内は平地にならされているものです。

それがこのようなゴツゴツした岩場が境内にあるとは、
今まで沢山の寺社を参拝しているが、余り記憶に無いですね。


【本堂】


まずは本堂にお参り。


【如来堂】



【大師堂】


ありがたや ありがたや。


【地蔵堂】



【鐘楼堂】



【修行大師】



【宝篋印塔】





【石仏】



【不動明王】



【庫裏】



【女猫】


玄関で死んだかのように眠っていたので焦った。(^^;


【八幡神社】



【御朱印】



アララギの霊木の枝の間に石仏が祀られているのを見逃し。

また、八幡神社の裏手にある奥の院慈眼寺の地蔵堂には、
生木地蔵が祀られているのを帰宅してから知った。(泣)

あんなに近いのに。

この二つの見逃しは悔いが残るので、
また訪れなければならない。

大日寺~持正院(2018年5月1日参拝)

2018年06月18日 | 四国八十八ヶ所霊場
神山の神宮寺から徳島市入り。

今日帰宅するので段々と家に近づいてきてます。(^^

次はお遍路13番札所の大日寺へ。

大日寺は4番札所もあるのでややこしい。

ただ、13番札所の大日寺は住職が韓国籍の女性で、
ネットでは韓国人に乗っ取られたと非難されている。

個人的には日本人の方が好ましい気もするけど、
仏教はアジアに広がる宗教なので、
韓国人だから避難するのは間違っていると思う。

しかし、この御住職は統一教会のHPに、
集合写真の中に写っているのよね。

これはよろしくないと思います。

さて、実際に大日寺に行ってみてどう感じるか?

楽しみであり怖いような。



所在地:徳島県徳島市一宮町西丁263
宗派:真言宗大覚寺派
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:(伝)弘仁6年(815)
開基:(伝)弘法大師
札所:四国八十八ヶ所霊場、四国三十三観音霊場


【縁起】
縁起によると大師が森というこの地で護摩修法をされていた際に、
空中から大日如来が紫雲とともに舞いおり、
「この地は霊地なり。心あらば一宇を建立すべし」と告げられた。

大師は大日如来像を彫造して御本尊とし、
堂宇を建立し安置したと伝えられている。

戦国時代には天正の兵火により堂塔はすべてが罹災している。
江戸時代の前期に阿波3代目藩主蜂須賀光隆公により本堂が再建され、
諸国に国の総鎮守・一の宮が建立された時には、
その別当寺として同じ境内にあり管理にあたっていた。

一の宮の本地仏は行基菩薩作の十一面観音像とされており、
同じ境内であった為、江戸時代には一の宮神社が札所であり、
納経所として参拝されていたようである。

その後、明治の神仏分離令により神社は独立し、
一宮寺は大日寺ともとの寺名に変えたが、
もともとこの寺にあった大日如来像は脇仏となり、
十一面観音像が本尊として祀られている。



【韓国無形文化財伝授道場】


お寺から少し離れた無料駐車場に道場がありました。

うむ、確かに韓国だな。


【旅館かどや】


お寺の横にある旅館。

その横には大日寺の宿坊もありました。


【境内】


交通量の多い21号線沿いにお寺があります。


【山門】



【本堂】


まずは本堂にお参り。

幸いにも団体さんとバッティングしなかったので、
ストレス無く参拝出来ました。(^^

境内には参拝を終え休憩している方々。

白人の参拝者が結構いましたね。

車で走っている時も白人のお遍路さんが結構居てビックリ。

宗教も価値観も違う白人達は、
弘法大師を尊敬しているとは思えない。

それなのに何故歩きお遍路をしているのだろう?

我々でいうとイスラム教徒のメッカ巡礼を、
歩きでやっているようなもの。

東洋の神秘を感じているのだろうか?

多分、私は生まれ変わっても歩きお遍路はしないと思う。(^^;


【大師堂】


ありがたや ありがたや。


【地蔵堂】



【しあわせ観音】



【鐘楼堂】



【御朱印】


とりあえず境内は韓国チックあ雰囲気は無かったし、
とても落ち着くお寺でしたので、
韓国人がどうのこうのというのは気にする必要はございません。



<持正院>
所在地:徳島県徳島市入田町安都真
宗派:真言宗醍醐派
御本尊:大聖歓喜天
創建:大正13年(1924)
開山:清水栄覚住職





大日寺の駐車場横にあったお寺です。






スゲーでかい提灯が邪魔で内陣が見えません。(^^;

御朱印は恐らく無さそうです。