そんなこんなで、私ができた。

わたしの製造過程。さて、構成要素は?

映画「ノッティングヒルの恋人」

2006-09-03 19:01:01 | 映画
公開:1999年(アメリカ)
監督:ロジャー・ミッシェル
主演:ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント、リス・アイファンズ、ジーナ・マッキー他

有名なハリウッド女優と、本屋で働く平凡な男の恋の行方の話。
ありえないけれど、それぞれがはまり役だし、テンポもいいコメディなので、最後までドタバタで楽しい。

情けなくて臆病なウィリアム(ヒュー・グラント)も、
脇役スパイクのイッちゃってる強烈な個性によって際立っていて、
悩んだりうじうじしている部分が逆に素敵に見える。
主役の二人もいいけれど、脇役なしでは、ここまで魅力的に見えないんじゃないかな?


で、ハッピーエンドな恋愛映画を観たくなったので、これ。
それにしても、すっかり忘れていたけれど、以前に一度観たことがあったらしい。
見覚えのあるシーンがちらほら(笑)

ハッピーエンドと聞くと、どうしても思ってしまうことがある。
シンデレラだって王子様と結婚したあとは子どもに恵まれなかったかもしれない、
離婚をしてしまったかもしれない、寝たきり生活になったかもしれない。

ハッピーな頂点で終わるからハッピーエンドであって、
彼らの生活にずっとハッピーが続くことはないんだろうなあと思ってしまう。

せっかく良い気分で良い場面で終わっているから、そんなこと思いたくないのにな。
映画に限らず、素直にのめり込んでその時の気分に浸れる人になりたいなあ。
日常生活において、冷静に自分を見つめている自分も存在するのが、さみしい。

さみしいって言ってるんじゃなくて、もうちょっと肯定的に認められたらいいんだけどね。
自分を見失わないで冷静でいられるのもいいよねー、ナド。